めっきり寒くなって、肩や腰がツラくなった…と痛感することも増えてきたのではないでしょうか。
寒さそのものが冷えを招き、こりを生む原因となっていることは言うまでもありません。
また、気温が低くなると、寒さをしのぐためにどうしても前かがみの姿勢になりがちであり、これが「冬にこそ全身がこり固まってしまう元凶だ」ともされています。
しかし、腰痛や肩こりは、寒さによるものばかりとは限りません。睡眠時に愛用しているマットレスにこそ、その原因が潜んでいるかも知れません。
寝具は、1日の3分の1以上の時間を過ごす場所。その寝具が適切な姿勢を保てるものでなければ、たちまち全身に不調をきたしてしまうのも無理はありません。
そこで、今回は、腰痛や肩こりに悩まされている人こそ試したい、高反発マットレスをご紹介いたします。
睡眠時間を通して正しい姿勢を維持し続けることにより、腰痛や肩こりの改善に役立つかも知れませんよ。
マットレスが合わないと肩こり・腰痛の原因になる?
睡眠は、忙しく働く日中の疲れを回復させるためのものです。
しかし、「疲れが取れない」や「寝起きがだるい」といった症状や、むしろ「熟睡できない」といった様々な不調が現れると同時に肩や腰にこりや痛みが生じることも多いのではないでしょうか。
その身体に現れるツラい症状の原因は、睡眠時の姿勢によるものと言っても過言ではありません。
私たちは、眠っている間に何度も寝返りを打ちます。それは、一晩に20回程度とも言われており、その度に無意識のうちに全身運動をしていることになるのです。
かと言って同じ姿勢を取り続けることも、体圧が同じところにかかり続けるために、疲労感を生む原因となってしまいます。
寝返りを打つ場合も、そうでない場合でも、重要なのはその身をあずけ続けるマットレスの存在です。
硬すぎても柔らかすぎても、肩こりと腰痛を悪化させてしまう危険性をはらんでいるとあって、慎重に選びたいところです。
マットレスの高反発・低反発の違いは?
どちらも最近よく耳にするけれども、違いがイマイチつかめないという方も多いのではないでしょうか。
その違いはズバリ、「反発力」です!
…ちょっとそのまま過ぎましたね(^^;
高反発とは
高反発は、その名のとおり、高い反発力を持つマットレスです。「反発力が高い」ということは、沈み込むことがありません。圧力がかかっても、元の形状へ戻ろうとする力が強く働くのです。
つまり、寝返りがしやすく身体を長時間支え続けることができるということを意味します。
低反発とは
一方の低反発は、高反発とは真逆の状態を指します。
マットを手で押してみると、いつまでも手型が消えずに残っているという状態のものを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
あの、緩やかに元に戻ろうとする力が働いているのが、低反発の特徴です。
つまり、身体を包み込むような寝心地の良さが味わえるのが低反発マットレスなのです。
相対する特長のある両者ですが、肩こり・腰痛などの悩みがある場合には、高反発マットレスを用いることが推奨されます。
寝返りが打ちやすく、下からしっかりと支えられているような感覚となるため、まるで無重力の空間に居るような心地よさが体感できるはずですよ。
高反発マットレスの選び方!失敗しない基準は?
肩こりや腰痛をしっかりとケアしたいのなら、しっかりとこだわった高反発マットレスを選びたいものですよね。
しかし、どのような点に着目して選べば良いのでしょうか?
その全てをくまなくチェックすることは難しくとも、「ここだけは見逃せない!」というポイントをご紹介いたします。
体への負担が少ない
実は、「身体を包み込んでくれる」はずの低反発マットレスに一番欠けているポイントでもあります。
一見、心地よい眠りが期待出来そうであっても、寝返りを打ちにくい構造となっているため、結果として身体を痛めつける原因となってしまうのです。
その点、高反発であれば、全体的にバネのような構造となっているため、沈み込んでしまうことがありません。
身体を点で支え続け、寝返りの際にも押し返してサポートしてくれるような力強さがあるため、全身への負担が遥かに軽減されるのです。
耐久性
力強い反発力を持っていても、それがすぐにへたってしまうようでは、結局ただのマットレスと同じになってしまいます。
耐久性に優れたものを選びたいところです。
メーカーによっては、販売前に事前に圧縮実験などでその耐久性を検証しているものも見られます。
購入時の反発力がどれぐらいの期間で維持できるのか?ということにも注目して選びたいものですね。
通気性
反発力が高いということは、それだけたくさんの素材がマットレスに組み込まれているもの。
そのままでは当然、通気性が悪くなり、暑くて寝苦しくなってしまうことや、使い続けることでマットレスにカビが生えてしまうということもあります。
マットレスの構造や素材にも気を配り、通気性の良いものか?ということも見極めておきたいところです。
同時に、マットに対して抗菌・防臭加工がされているものであれば、清潔に使い続けるうえではベストだと言えるでしょう。
【必見】高反発マットレスおすすめランキング
ここからは、実際の製品のうち、肩こり・腰痛対策に有効な高反発マットレスをランキングにてお伝えいたします。
「絶対に失敗したくない!」という方にこそ必見です。
雲のやすらぎ
第1位は、雲のやすらぎです!
その名の通り、まるで雲の上で眠っているかのような、身体の軽さと心地よさを備えたマットレスとなっています。
こだわりの詰まった17cmの極厚マットで、体圧を分散して全身を支えます。
睡眠時の負担を大きく減少させるため、長時間寝ても身体が疲れにくい構造となっています。
第三者検査機関による耐久性の実験では、なんと8万回の繰り返し圧縮を受けながらも99.9%の復元率であることが実証されています。
つまり、長きにわたって睡眠のお供とすることが可能となっています。肩こりや腰痛の改善にも大きく役立ちそうですね。
サイズは、シングル・セミダブル・ダブルの3サイズが展開されており、価格は39800円からとなっています。
モットン
第2位は、モットンです!
自然な寝返りをサポートする反発力を持ち、腰への負担が大幅に減らすことを可能にしたマットレスです。
232人のモニター調査では、実に94%もの人が腰の痛みを感じる頻度が減り、満足だと答えたほど。
プロ野球界のレジェンドである山本昌さんも愛用しているとあって、効果が期待できそうな製品となっています。
サイズは、シングル・セミダブル・ダブルの3サイズが展開されており、価格は39800円からとなっています。
また、こちらは返金保証や修理保証が付いているので、万一の際にも安心です。
「ちょっと寝心地だけでも知りたい」といった場合でも、気軽にお試しできるというのは嬉しいですね。
エムリリー
第3位は、エムリリーです。
世界屈指の強豪サッカーチームであるマンチェスターユナイテッドが公式寝具パートナーとしているマットレスです。
他にも、ドイツやアメリカなど世界16か国で多くの人々に質の高い眠りを提供し続けています。
高反発でも低反発でもないオリジナルの構造「優反発」を採用しており、寝返りの打ちやすさと優しい寝心地を兼ね備えた製品となっているのです。
3種類の厚みと、4種類のサイズから選べるとあって、ラインナップも豊富です。
また、購入から3年の品質保証が付いているというのも見逃せませんね。
スリープマジック
第4位は、スリープマジックです。
立っている時と同じ背骨のラインを実現し、理想的な寝姿勢を保ってくれるマットレスです。
開発アドバイザーに就任しているのは、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん。
世界を制した一流アスリートならではの経験や知識が活かされたマットレスは、寝心地も格別です。
ソフトなサポート感も実現したウェーブタイプと、しっかりと点で支えるブロックタイプの2種類のラインナップ。
さらに、厚さも4・8・12cmが用意されているので、好みや用途に応じて使い分けができるというのも特徴的な製品となっています。
マニフレックス モデル246
第5位は、マニフレックス モデル246です。
業界最長とも言える12年間の品質保証がついていることからも、メーカーの自信が窺えるマットレスです。
オリジナルの芯材であるエリオセルの力で、硬すぎず柔らかすぎずちょうど良い寝心地を実現。
まさに「みんなに愛されるマットレス」と言えるでしょう。
16cmの厚みで、しっかりとした体圧分散を可能にしながらも、その重量は12kgと軽量であるのも特長です。
高級感溢れるジャガードキルトで仕上げられているので、インテリアとしても寝室を彩る存在となってくれそうです。
肩こり・腰痛に高反発マットレスはこれ
モットン
欧米人に比べ筋力が弱く、前傾姿勢になりやすいことからも、日本人の肩こりや腰痛はもはや国民病とも言える存在です。
その、日本人特有の体型や骨格などを計算し尽くし、製品へと生かされているのが、モットンです。
こりや痛みの原因となる胸や腰の筋肉への負担を和らげ、歪みの無い理想的な寝姿勢へと導いてくれるのです。
その効果の高さは、数々のメディアで取り上げられると同時に、既に多くの人々によって実証されています。
「起きた時の痛みが無く、快適に眠れるようになった」(50代男性)や、「痛み止めや湿布が必要なくなった!」(40代女性)など、様々な喜びの声があがっています。
体重や好みに応じてマットの硬さが選べるので、まさに、オーダーメイド感覚のマットレスとも言えるモットン。
痛み知らずの毎日がやってくる日も、近いかも知れませんね。
耐久性に優れた高反発マットレスはこれ
雲のやすらぎ
せっかく質の高いマットレスを使うのなら、そのクオリティが1日でも長く続くものが嬉しいですよね。
「雲のやすらぎ」シリーズは、従来よりへたりにくい構造として一定の支持を集めていましたが、その耐久性が更にパワーアップしています。
独自の研究・開発を経て誕生した、体圧分散させるための5層構造と、日本製の高品質で反発力の高いウレタンが採用されているのです。
これら選び抜かれた素材の相乗効果によって、過酷な実証試験でもへたりにくい高い耐久性を実現しているのです。
また、品質への自信から、購入より100日間の返金保証キャンペーンも実施中です。
「本当にへたらないの?」というあなたにこそ試していただきたいマットレスとなっています。
通気性に優れた高反発マットレスはこれ
スリープマジック
高反発マットレスは、特殊なウレタン素材を中心に、何層にも重なってできている製品がほとんどです。
高い体圧分散力を誇り、肩こりや腰痛を改善し得る効果を持ちますが、その分、通気性がどうしても悪くなってしまうことがあります。
その問題を解消できるのが、スリープマジックです。
ウレタンマットに特殊形状の構造と通気孔をプラスすることにより、年中を通して快適な温度を保ち続けることが可能です。
また、カバーにも吸水速乾加工が施されているので、肌触りもサラサラとしていて清潔です。
寝姿勢と睡眠環境の両方の観点から快適を実現した製品だと言えるでしょう。
高反発マットレスの使い方、注意点など
通常の敷布団やマットレスとは機能性では一線を画しそうな高反発マットレス。
では、実際に使い続けるうえで気を付けたいのは、どのようなことなのでしょうか?
シーツや敷布団は必要なの?
メーカーや製品により、若干の違いはあるものの、高反発マットレスの効果をダイレクトに実感するためんびは、シーツや敷布団は無い方が良いとされています。
しかしながら、多くのマットレスは丸洗いができません。
そのため、使い続けるにあたって寝汗や汚れが気になるという場合もあるでしょう。
その場合には、薄手のシーツを敷き、こまめに取り換えるようにすると、快適さと高反発マットレスの効果を実感することができるでしょう。
また、敷布団は、多くの高反発マットレスがそれのみで使用可能なため、必要としていません。
ただ、厚みが足りないなどといった場合には、マットレスの下に敷くようにすると、高反発マットレスの効果は得ることが可能です。
お手入れの仕方、干す周期は?
普段のお手入れは、表面が汚れたら拭くといった程度の簡単なお手入れでOK。
天日干しも特に必要ではありません。むしろ、太陽に長時間当ててしまうとマットレスがへたりやすくなる場合もありますので、気を付けたいところです。
月に1回程度、風通しの良いところで、立てかけるように陰干しにしておくと良いでしょう。
カビ対策は?
多くのマットレスは、防臭・防ダニ加工とともに防カビ加工も施されているため、大きく心配する必要はありません。
心配な場合でも陰干しすることによってある程度はカビを防ぐことが可能です。
湿気などが気になる場合には、毎日上げ下ろしするようにし、万年床にしない工夫が大切と言えるでしょう。
高反発マットレスが合わない人は?
肩こりや腰痛などの改善に大きく役立ちそうなのが、高反発マットレス。
いずれの製品も、これまで多くの人に支持されているものの、やはり、合わない人も一定数存在します。
たとえば、肩こりや腰痛に無縁な人にとっては、表面が硬く感じられ、かえって寝苦しい状況を生むかも知れません。
押し返して来るような反発力がかえって不快に感じる人も居るでしょう。
また、長らく低反発マットレスを使用していて、「包み込まれているような感覚」に慣れている人にとっては、高反発マットレスでは物足りなさを感じることもあるでしょう。
やはり、「使い慣れているものが一番」という思い入れがある場合もあるでしょう。
では、これらを勘案したうえで、高反発マットレスは、どのような人にオススメなのでしょうか?
こんな人におすすめ!
現状の敷布団やマットレスで、首や肩をはじめ身体の至る所に不調が生じているという場合には、今すぐにでも高反発マットレスを試してみる価値がありそうです。
やはり、睡眠は1日8時間、人生の実に3分の1以上を費やすものです。
毎日のツラいこりや痛みから解放されるのには、この、一生を通して長時間を割く環境を最適なものに整えた先にこそ存在すると言っても過言ではありません。
また、痛みのせいで安眠がしにくい状況にあるといった方にも、高反発マットレスは効果的だと言えるでしょう。
「寝具のせい」と思っていなくとも、変えてみることで思わぬ改善の兆しが見いだせるかも知れません。
高反発マットレスこそ、睡眠から健康的な毎日を作り出すのに、大いに役立つ製品となるはずですよ。