ぐっすり眠った後は、気持ち良く起床!…のはずが、身体がとても痛むという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
特に腰の痛みは、せっかく爽やかに目覚めても、体調・気持ちともにどんよりと重苦しくなってしまうもの。
ひどいときには、起き上がるのさえ一苦労というときもあります。
目覚めからとっても憂鬱な気持ちになってしまう腰痛ですが、その痛みを引き起こしにくくする方法はあるのでしょうか?
今回は、「睡眠時の姿勢」を中心としてお伝えいたします。
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睡眠中の腰痛の原因は?
そもそも、腰が痛くなってしまう原因は「無理な姿勢」にありました。無理な姿勢には色々ありますが、大きく3種類に分けることができます。
肩をすぼめていたり、背が丸くなってしまうことによる「円背」、反対に腰やアゴが反り返った「凹背」。
更に、疲労姿勢とも呼ばれる、円背と凹背が複合型で極端なS字カーブを描く「スウェイバック」となっています。
これらの姿勢を長時間取り続けることにより、身体の中心である腰に負荷がかかり、全身に響き渡るようなあの痛みを引き起こすこととなるのです。
腰に負荷がかかると、当然ながら血流も悪化します。これが、疲労感や痛みの大きな原因となっていました。
特に、寝ている間は日中よりも同じ姿勢を取り続ける時間が長くなりやすいことから、一度無理な姿勢をとると痛みに繋がりやすくなってしまうのです。
睡眠時の血流の滞り。これこそが腰痛の元凶であったのです。
寝る前にやりたい腰痛ストレッチ
「じゃあ、血流をスムーズにするには?」との問いには、多くの場合「運動」と答えられることでしょう。
しかし、毎日20分以上ウォーキングしたり、ジムに通ったりということはそこまで重要ではありません。
おやすみ前の3分間のストレッチでできる対策もあります。
例えば、ごろんと横になり、腰を左右にねじってみたり、ひざを抱え込むような動きです。
これらを10回ずつ、ゆっくりとやっていくと、腰回りの血流を活性化することができます。
腰が温まって、筋肉が緩むので、寝入りも心地よくなりますよ。
コツとしては、大きく深呼吸をしながら、ゆっくりと行うことです。「腰のあたりの筋が伸びて痛気持ちいい」と思える程度が最適です。
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寝起き腰が痛くならない睡眠中の理想の寝方
寝姿勢には、主に「仰向け」・「横向き」・「うつ伏せ」の3タイプがあります。
この3タイプ、いずれにもメリット・デメリットが存在します。
例えば、「寝る」と言うと多くの方が思い浮かべるであろう「仰向け」は、歪みを作りにくい姿勢ではあるものの、頭やお尻が沈み込みやすいため、猫背になりやすいのです。
また、昨今良いと言われる「横向き」は、腰に負担がかからない反面、背骨は歪みやすくなってしまいます。
「うつ伏せ」も、布団と一体になる安心感がある反面、腰を反らすこととなり、大きな負担がかかります。
まさに「あちらを立てればこちらが立たず」という状態です(^^;
そこで、長時間同じ姿勢をとり続けないために、睡眠中にできることと言えば、寝返りです。
しかし、寝返りは睡眠中に無意識に行うものであるため、「30分に1回は寝返りしましょう!」と言っても、なかなかそうはいきません。
この寝返りをスムーズにしてくれるのが、「自分に合った寝具」です。
枕やマットレス、敷布団など、長時間身体をあずけるものの、高さや質感、材質などを今一度見直してみましょう。
時として腰痛に悩まされることもある女美健編集部のおすすめは、「高反発素材」のマットレス。
身体全体を包み込んでくれるようでありながらも、フワッと宙に浮かぶような不思議な感覚が、寝返りをサポートしてくれますよ♪
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