就寝中のバスト崩れを予防するナイトブラには、「乳がん」の可能性を指摘する声があります。
乳がんは女性にとって、怖い病気なので、乳がんの可能性があると躊躇してしまいますよね。
そこで今回はナイトブラと乳がんの関係について調べてみました。
ナイトブラを検討している人は、是非購入前にチェックしてみてくださいね。
ナイトブラは乳がんになると言われている理由とは
まず、ナイトブラが乳がんになると言われている理由は、「長時間のブラ使用」や「ワイヤー」に問題があるからと指摘されています。
海外の研究では、「ブラを12時間以上使用すると、乳癌のリスクが21倍になる」とも言われ、ブラの長時間利用はあまり推奨されていません。
更に、ワイヤー入りのブラを長時間身に付けることによって、胸の周りにあるリンパ節を締め付けることが、乳がんを誘発する一因になっているという指摘もあります。
【結論】ナイトブラは乳がんになるリスクを高める?
ナイトブラには、ワイヤーがついていないタイプが多く、長時間胸を締め付けることもないので、ナイトブラが必ずしも乳がんを引き起こす原因とは言い切れないと思います。
胸や肌に優しい作りになっているので、締め付け感が少なく、程よいゆとりがあるのが魅力です。
「長時間のきつい締め付け」が乳がんに影響があると考えられているため、ナイトブラを使用するよりも、サイズの合わないきついブラを身に付けていたり、ワイヤー入りのブラを長時間するほうが問題が大きそうです。
特に胸のサイズは、太ったり痩せたりすることによって変わりやすいなります。そのため、体型が変わったらこまめにサイズを測り、ちゃんとサイズの合ったブラをつけることも重要です。
ナイトブラを使用する際の注意点は?
乳がんを避けるためには、「ナイトブラを日中は付けない」「ワイヤーなし」を選ぶことをおすすめします。
ワイヤーがなくても、胸に過度な締め付けを感じるナイトブラはやめましょう。
バスト崩れを防ぎながらも、胸を締め付けすぎないナイトブラが最適です。
また、ブラを朝と夜で変えるのが面倒だからと、ナイトブラを日中もずっと付け続けるのも注意が必要です。
知っておきたい!乳がん予防方法は?
食事に気を付ける
乳がん予防で大事なポイントは「食事」です。乳がんは体内の活性酸素による影響を受けるため、活性酸素の影響を防ぐ「フィトケミカル」や「イソフラボン」の摂取が有効とされています。
フィトケミカルやイソフラボンは、大豆製品に多く含まれているのが特徴です。
納豆や豆腐など、和食に欠かせない食材が多いため、食事を和食にすることによって、自然と摂取する機会も多くなります。
また、幕内秀夫著「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている」で指摘されているように、油や乳製品を使った食事が多くなる洋食は、がん細胞の栄養になってしまう可能性があるので注意が必要とされています。
飲酒、喫煙をやめる
飲酒や喫煙は、女性ホルモンの働きを抑制したり、免疫力を下げるため、乳がん予防のためには控えた方が安全です。
飲酒をした場合、アルコールが女性ホルモンのエストロゲンに影響を与え、がん細胞と結びついて増殖促進させる作用があるといわれています。
また、タバコには大量の発がん性物質が含まれているため、癌で死んでいる人が多い家系では、特に注意が必要です。
自分がタバコを吸っていなくても、周りにタバコを吸っている人がいれば受動喫煙のリスクがあります。
日頃から運動を行う
女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしい体作りには欠かせない成分ですが、一方で増え過ぎてしまうと乳がんの原因になるともいわれています。
そして、エストロゲン過多になりやすい人は、ズバリ「肥満体型」です。
肥満の人はエストロゲン過多になり、乳がんリスクが高くなると指摘されているため、日頃から定期的に体を動かすことをおすすめします。
逆に過激すぎる運動の場合は、活性酸素が体内に増えてしまい、癌になりやすくなってしまいうので注意が必要です。