朝起きると首や肩に異変が…!
寝る前は何ともなかったはずなのに、「あれ!?首が痛くて回らないぞ!?(゚Д゚;)」という現象に悩まされることもありますね。
寝違えて生じてしまったこの症状は、「我慢できないほどの激痛!(x_x)」ということもあれば、「そこまででもないけど、嫌な感じ(´・ω・`)」と症状は様々。
とにかく気持ちが悪く、1日中不快な「寝違え」の症状について考えてみましょう。
寝違えの原因は?
寝違えは、まさに筋肉が炎症を起こしている状態のことを指します。
どこか、熱く、熱を持ったようなあの不快な症状は炎症によるものだったのですね。
では、その炎症の原因はと言うと、首・肩・背中などに長時間何らかの力が加わり続けてしまったためなのです。
「圧迫されることによる痛み」だと考えると、何だか怖いように思えてしまいますね。
通常、寝ている間は寝返りなどで自然と寝姿勢を修正するため、一箇所に負荷がかかり続けるということは起こりにくいはずなのです。
しかし、体調不良であったり泥酔していたりと眠りが深くなってしまう場合や、そもそも寝返るスペースもないほど狭い所で寝てしまった場合には、どうしても寝違えやすくなってしまいます。
他にも、寝返った時に枕からはみ出してしまい首が無理な体勢になってしまうことや、過度なストレスなどでそもそも身体が緊張状態から抜け出せないことなども寝違えを引き起こす要因の1つです。
寝違えないようにする方法
寝違えは、誰にでも突如として起こる可能性があります。
対策としては、「首や肩などに長時間に及ぶ圧迫が起こらないようにする」ということに尽きます。
考えられる具体策としては、例えば、枕や布団を変えてみることや、部屋の睡眠環境を変えることでしょう。
また、「体調を整えること」や「ストレスをためないこと」は、質の良い睡眠によって解消されることもあります。
快適に眠ることを重視し、環境を整えていけば、寝違えは自ずと防ぐことが出来そうです。
寝違えたときの対処法
枕や布団を変えてみたし、寝返りのスペースもバッチリ!だとしても、寝違えてしまったという場合もあるでしょう。
そのようなときに有効な対策法をご紹介いたします。
明日に痛みを持ち越さないためにも、早めに対処したいところですね♪
ツボ押し
寝違えた首の痛みに有効なのが「落枕」(らくちん)というツボです。
落枕は、手の甲のひとさし指となか指のつけ根の少し内側にあります。
骨と骨の間辺りを、ゆっくり押しては離すというのを1分ほど繰り返しましょう。
時間・場所を問わずすぐにできて、少しずつ首の痛みが和らいでいくことでしょう。
『ゴッドハンド輝』の方法がすごい!
週刊少年マガジンで連載されていた『ゴッドハンド輝』は、若き天才外科医の成長を描いた、人気の医療漫画でした。
その中で紹介された方法が、寝違えに効果的として注目を集めています。行うべき運動は3種類。
1つ目運動は、首が痛む方の腕を段階的に少しずつ後ろに引き上げ、自然に止まったところで20秒キープ。
20秒経ったら静かに腕を下ろす。この一連の動きを2回行います。
2つ目の運動は、痛む側の手を真後ろに回し、真ん中を軽く押さえます。そのまま肘を後ろに引いて20秒キープ。
この一連の動きを2回行います。
最後に3つ目の運動として、痛む側の手を肘の角度を120度でバンザイします。
その角度のまま腕を軽く後ろに引いて20秒キープ。この一連の動きを2回行います。
更に、左右のバランスを取るために反対の腕でも同じ運動を1回ずつ行います。
全体を通してもものの数分で終了します。
大掛かりな道具なども要らないため、手軽に行えて効果的なものとなっています。
是非一度試したい方法です。
首へのマッサージは逆効果!
「首が痛いんだから、首をマッサージすれば良い」とも思いがちですが、これは首には悪影響を及ぼすことばかり。
そもそも、寝違えは筋肉が炎症を起こしている状態であるため、その患部を直接刺激するということは、かえって症状を悪化させることに繋がり、大変危険です。
寝違えの場合は、痛みが出ているその箇所には直接触らず、その周囲から緩やかにほぐしていくのが良いでしょう。