寝る前には何ともなかったはずの背中が、起きたら急に痛くなっていた!ということは誰しも一度は経験のあることでしょう。
例えば、「お酒に酔ってそのまま玄関先で寝てしまった」や、「電車や車に揺られてウトウト…」などで、図らずも眠ってしまい、目覚めた時に後悔してしまうこともあるのではないでしょうか。
このように、身体にとって負担のかかる姿勢をとり続けていた場合、背中にも大きな負担がかかってしまうこととなるのです。
しかし、きちんとベッドや布団に入って眠ったにもかかわらず、痛みが生じてしまうこともあるでしょう。
その原因は一体何なのでしょうか?また、そもそも痛みを発生させない方法はあるのでしょうか?
朝からツライ気持ちになってしまう背中の痛みのもとと撃退方法に迫ります!
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朝起きたら背中が痛い原因は?
そもそも、「背中が痛い」と感じる大きな原因は、背中全体を大きく覆っている1つの筋肉にありました。
僧帽筋と呼ばれるこの筋肉は、頭の付け根から肩甲骨までの動きをカバーしており、上半身を動かすのには欠かせない役割を果たしています。
ひとたびこの僧帽筋が凝り固まってしまったり、傷つくなどして、血行が悪くなると、たちまち痛みを引き起こすこととなってしまいます。
では、寝ている間に僧帽筋の血流が悪化するのは、どのような要因からなのでしょうか?
筋肉疲労
日々のデスクワークやパソコン・スマートフォンなどを使っての作業などは、どうしても人を猫背にしてしまう傾向にあります。
集中して作業しているのなら、なおのこと。
猫背が1日中続くと、僧帽筋が疲弊し、筋肉疲労がたまってしまいます。
この、たまった疲労感が寝てもなかなか解消されず、痛みとなって現れることもあるのです。
内臓の痛み
暴飲暴食や過度のストレスといった日常生活での出来事が、内臓を傷めてしまっていることも考えられます。
心臓や肝臓といった内臓には神経が及んでおらず、直接痛みを感じることができません。
それらの内臓に異変が生じると、近くの筋肉を伝って、初めて「痛い」と認識できるようになります。
広く背中をカバーしている僧帽筋は、そのような異変を察知しやすいため、背中が痛いと感じることとなるのです。
寝具が合わない
身体に合わない寝具を使っていれば、背中が痛くなってしまうことも考えられます。
極端に身体が沈み込んでしまったり、硬すぎるものの上に横たわったのでは背中や腰に大きな負担がかかってしまうこととなります。
まして、寝具には長時間身体をあずけることになるわけですから、負担がかかり続けた背中には当然痛みが生じます。
同時に、身体に合わない寝具で寝ていると、背中だけでなく内臓自体にも負担がかかり、不調となって現れる場合もあります。
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寝起きの背中の痛みをなくす方法
これらの原因を踏まえて、あの辛い痛みを解消するには、どうすれば良いのでしょうか?
ストレッチやマッサージをする
疲れをためないことが出来れば良いのですが、なかなかそうはいきませんよね。
ならば、凝り固まった背中の筋肉を適宜ゆるめることが必要です。
大きくのびをするだけでも、たまってしまった疲労感を和らげることができます。
また、マッサージを受けるのも有効です。
しかし、下手に揉んだり叩いたりしえは、余計に筋肉を痛めてしまうこともあるため、柔道整復師などの専門家のもとでマッサージを受けるのが良いでしょう。
寝具を変える
やはり、1日の大半を過ごす寝具を変えることが効果的です。
身体に合った寝具に変えることで、安眠できるようになり、やがて背中の痛みも改善されていくのに役立ちます。
疲労回復のためにも、質の良い睡眠をとることが非常に重要です。
寝具にも様々な種類がありますが、昨今では、高反発マットレスなどの方が背中や腰に痛みが生じにくいとされています。
既に多くの高反発マットレスが販売されていますが、いずれも程良いホールド感でありながら、柔らかな寝心地が特長となっています。
一度、家具店やホームセンターなどへ出向き、実際に寝転がって検討されるのが良いでしょう。
内科・整形外科を受診する
筋肉痛のような症状であれば通常1週間ほどで回復するので、看過されることが多いです。
しかし、痛みがなかなか取れない・むしろ以前よりひどくなるというような場合は、すぐに専門医を受診しましょう。
筋肉の痛みであれば整形外科が専門になりますが、もしそこで原因が特定できないようであれば内臓の疾患を疑い、内科を受診しましょう。
早いうちからのケアが大切です。
こんな背中の痛みは病気の可能性が…
背中が痛む原因は、主に筋肉疲労であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
しかし、病気である可能性も少なからず存在します。特に、このような症状のときは、病気を疑った方が良さそうです。
右側が痛むとき
全体的に右側に寄っている内臓に疾患が隠れている場合があります。
例えば、すい臓や腎臓といった器官が異常をきたし、すい炎・腎炎にかかっていることが考えられます。
また、腎結石や尿管結石を発症させている場合もありますが、これらは同時に「お産のようだ」と形容されるほど激しい腹痛と、発熱を伴います。
左側が痛むとき
身体の左側にある大きな器官と言えば、心臓です。
心筋梗塞や狭心症といった病を発症させていると、その痛みが背中に現れる場合もあります。
背中が痛むと同時に、胸がギューっと絞めつけられているような感覚が、数分~数十分続くようなことがあれば、要注意です。
中央が痛むとき
主に背骨に支障をきたしている場合があります。
椎間板ヘルニアのような神経の痛みや、はたまた「いつの間にか骨折」とも呼ばれる、知らない間に骨が折れているということも考えられます。
このような場合は、整形外科や外科を受診し、治療を進めていくこととなります。
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