サージカルテープは、包帯やガーゼなどを固定するために使用される医療法のテープのこと。
最近、サージカルテープを健康や美容目的で使用する方法が話題になっています。
いびきやしわ取りなど、やわらかな素材だからこそ活用できるサージカルテープの効果、使い方、巻き方、注意点などを紹介します。
サージカルテープとは
サージカルテープは、そもそも包帯やガーゼなどを患部に巻いたり当てたりしたときに、固定するためのテープとして活用する衛生用品です。
裏に粘着シールが付いており、簡単に包帯などを固定することができます。
素材は様々ですが、多いタイプは不織布。
直接、肌に触れるわけではないものの、やさしい素材が好まれています。
サージカルテープには、素材もサイズも様々なタイプが出ています。
今話題の使い方が、健康や美容目的として活用する方法。
ドラッグストアなどでも気軽に購入できることから、試してみる人が増えています。
サージカルテープの効果@いびきもしわ取りも!?
サージカルテープのしわ取り効果
細めの幅のサージカルテープを使って、寝ている間などにしわ取りができると話題になっています。
なぜ寝ている間にサージカルテープを貼るのかというと、睡眠中は無意識に顔をしかめたりして、しわの原因を作りやすいからです。
横向きに寝ることも、ほうれい線や目元にできるシワの原因。
サージカルテープを貼って眠れば、シワを改善するだけでなく、たるみ対策にもなります。
サージカルテープでいびき対策
さらに、いびき対策として、サージカルテープを貼る方法もあります。
いびきの原因として考えられているのが、口呼吸。
これを防ぐために、寝ている間にサージカルテープで口を軽くふさぐことで、鼻呼吸を促すのです。
サージカルテープの使い方
サージカルテープは、いびき対策の場合は2種類の貼り方に分かれます。
いびき対策の場合
1つは口の中央に縦に貼る方法、もう1つは口の幅に沿って横向きに貼る方法です。
どちらも唇を口のまわりを傷めるという心配はなく、いびき防止に効果的。
どちらかといえば、口の幅に沿って横向きに貼るほうが、口から息が漏れることなくhな呼吸を上手くできるようになるといいます。
どちらも試してみて、向いているほうを選ぶとよいでしょう。
しわ取りの場合
しわ取りのために貼る方法は、サージカルテープを顔の下から上に向かって貼るのが基本。
しわの上で、引っ張らずに貼ることが重要で、しわを引っ張ってしまうと逆効果になる恐れがあります。
効果別サージカルテープの巻き方
サージカルテープや包帯には、目的別・部位別にふさわしい巻き方があります。
例えば、ダイエットに効果的なサージカルテープの巻き方は、手の指の内側から外側に向かって巻くのが基本。
顔やせでも、ボディの部分やせでも、手の指にサージカルテープを巻くのです。
腰の筋肉をサポートするためにサージカルテープを貼るときには、腰から背中にかけてVの字に貼るのが効果的。
関節を保護したり固定する目的のときと、筋肉をサポートしたいときとは、貼り方が異なるため、注意しましょう。
サージカルテープの注意点は?敏感肌・アレルギー
サージカルテープは、肌荒れしないような素材で作られているのが特徴です。
ただし、テープの貼り方によっては、皮膚に刺激が強い場合もあります。
特に、敏感肌やアレルギー体質の方は、注意する必要があります。
テープを皮膚の上でゴシゴシこすったり、強く引っ張って貼ったりするのは禁物。
ピッタリ粘着させたいという気持ちはわかりますが、皮膚に刺激を与えすぎないように、軽く押さえるようなつもりで貼ったほうがよいでしょう。
違和感を感じるようなことがあったり、湿疹が出るなどの症状を発した場合は、すぐにテープを取り外すことをおすすめします。