肌の乾燥やシミ、シワなどの対策に、シートパックが人気です。
朝晩使っている人もいるほどで、手軽に化粧水や美容液成分を肌に浸透させられるのも人気の秘密です。
ただ化粧水を肌に塗るより浸透力に期待できるシートパックについて、正しい使い方や裏技、注意したいポイントなどを紹介しましょう。
シートパックの正しい使い方
シートパックを正しく使うには、商品ごとに記載されている方法に従うのが一番です。
シートパックなんてどれも同じと思われがちですが、商品ごとにこだわりがあるはずですから念のため使用法をチェックしてから使うようにしましょう。
効果を高める裏技をはコレ!
シートパックの効果を高める裏技としておすすめしたいのは、シートパックを貼った後にラップで保温することです。
また、シートパックを貼る前に洗顔するのは必須です。
肌に余分な皮脂や汚れがついたままでシートパックをしても意味がありません。
洗顔後にローションで肌を整えてからシートパックをつけるのも、よいでしょう。
シートパックがローション代わりになることもありますが、中には化粧水成分より美容液成分が高配合されているシートパックもあります。
その場合は、ローションで肌のキメを整えておいてからのほうが効果があがる場合があります。
シートパックを使用する時の注意点
シートパックを使用するときには、絶対に守りたいことがあります。
まずは、乾燥するまでつけておかないことです。
長く貼っておいたほうが効果があがるような気もしますが、実は水分が蒸発してしまう恐れがあり、長時間貼ったままにするのは危険です。
逆効果になりかねませんので、せいぜい15分程度を目安にはがすようにしましょう。
また、シートパックをした後は肌に十分なうるおいが出てその後のケアをしなくてもよいような気もしてきますが、それもおすすめできません。
シートパックの効果を維持するためには、乳液やクリームなどでうるおいをガッチリ閉じ込めるようにしましょう。
美容液をつける場合も、シートパックの後につけて乳液やクリームでフタをしてください。
シートパックを行うペースは?
シートパックをおこなうペースは比較的自由でよいのですが、より効果的なのは週に1~2回のペースです。
毎日シートパックをすると効果を実感しにくいこともあるため、スペシャルケアとして週末などの肌疲れが出やすいときなどにすることをおすすめします。
ただ、毎日のケアに使用するようなタイプのシートパックも出ています。
化粧水代わりに使うなど、商品ごとの用途をしっかり確認してから使用するようにしましょう。
この使い方はNG!効果が半減する使い方
毎日シートパックを使用するのは効果を実感しにくいこともありますが、他にもおすすめできない使い方があります。
代表的なところでは、入浴中のシートパックがあげられます。
シートパックをすると美容成分がたれてきたり衣服につくなどして不自由ですから、入浴中にできれば便利で癒されるのは事実です。
しかし、入浴中には肌が乾燥するリスクが高く、せっかくシートパックをしても十分な効果を得られないことがあります。
また、長湯の人などは、ついついシートパックを何十分も貼ったままにしてしまうかもしれません。
こうなると、シートパックの効果を得るどころか、シートパックをすることで逆効果になってしまう恐れがあります。
また、せっかくしたシートパックの効果を維持するために、シートパックをはがした後にはすかさず保湿ケアをするようにしましょう。
これにより、さらなるシートパックの効果を得られることでしょう。
最大限にシートパックの効果を得るために、効果が半減する使い方は避けるようにしてください。