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エンタメ

性別適合手術を告白したGENKINGさんのこれまでの芸能活動について

インスタグラマーとして注目を集め、多くのメディア出演をしている人気タレントのGENKINGさんが、2017年5月にタイで性別適合手術をしていたと報道されました。

若者に大人気のGENKINGさんが性別適合手術に至るまでそのような道を辿ったのか、ご本人のプロフィールと併せてご紹介します。

 

GENKINGさんのプロフィール

GENKINGさんは1985年11月18日、愛知県で産まれました。

その存在が注目され始めるようになったのが2013年頃で、当時男性パートナーと同居している時に始めたインスタグラムからです。

当初は自分の店を持つという夢を持っていたので、大人気インスタグラマーとして注目を集めながらも、メディア露出はほとんどありませんでした

テレビに登場し、その名前が全国的に知れ渡るようになったのが、2015年3月1日放送の「行列のできる法律相談所」です。

元々インスタグラマーとしてネット内では知名度の高いGENKINGさんだったので、その後のメディア露出も順調にこなしていきます。

人気を維持するための裏事情

順調に見えていたGENKINGさんの芸能活動ですが、元々人見知りの性格とトーク力の無さで結果を残せていないと苦悩するようになります。

また、視聴者からの批判に対し、GENKINGさんはストレスを感じるようになります。芸能活動をしていく上で批判はどうしても出てくるものですが、GENKINGさんの性格では受け流すことは難しかったようです。

更に、休みなしのメディア出演で疲労も重なり、突発性難聴を患ってしまいます。その他にも、身体中に蕁麻疹が出たり皮膚がただれてしまうなど、苦悩を抱えていた様子です。

インスタグラムは写真とコメントを投稿するSNSサービスですが、GENKINGさんは華やかな私生活を演じるために1000万の借金をしてまで高価なものを購入する、といった問題も抱えていました。

これはGENKINGさんだけに言えることではありませんが、いわゆる「インスタ映え」を意識するあまり無理をしてしまった結果、借金にまで手を伸ばしてしまいます。

経済的な問題、自身の性格やトーク力の無さ、視聴者からの批判に対するストレスなど、様々な要因が重なり、GENKINGさんのテレビ出演が激減してしまいます。

タレントとして限界を感じたGENKINGさんは、以前から興味が合った美容分野に目を向け、借金を返済しながら勉強をし、現在は美容家として活動しています

 

性同一性障害を告白

GENKINGさんが同性愛者であることを告白したのは、初めてテレビ出演をした「行列のできる法律相談所」の放送内でした。

全国ネットで人気番組内でのカミングアウトは、GENKINGさん曰く「人生で一番勇気が必要だった日」と述べています。

性同一性障害の問題は社会的に根深いもので、当初は性同一性障害ではないと主張していたGENKINGさんに対し、批判が殺到します。

デビュー当初は「ユニセックス」と自称してきましたが、GENKINGさんの在り方は視聴者からの誹謗中傷の的となり、芸能界のオネエタレントからも苦言を呈されます。

そして2017年1月23日、GENKINGさんは性同一性障害の診断を正式に受け、自身のインスタグラムに診断書を掲載しました。

インスタグラムに診断書を掲載したのは「今の自分には病気と言われた方が楽」「診断書を掲載する勇気を出すことで変われる気がする」という理由からだったそうです。

その言葉通り、今では美容家として活躍をしており、ファスティングカウンセラーの資格を取得、韓国ソウル市で開催された美容外科学会で論文を発表するなど、功績を残しています

性別適合週中を受け、戸籍を女性へ

性別適合手術を受けたと報道されたのは2018年1月「僕は私を生みました。」の中でした。

手術を行い、体が女性となったことで戸籍も女性に変更します。

性別適合手術を行う前にホルモン治療を行っていましたが、上記のように芸能界で上手く活動できないと感じたため事務所を止め、しばらく芸能活動を休止すると同時に手術を行います。

こうして、2017年7月に戸籍を女性に変更、本名も「元輝」から「沙奈」になり、新しい自分として生活を始めます。

今後、再び芸能活動を始めると公言したGENKINGさんは「本来あるべき姿に戻っているので『GENKING第2章』として、一から頑張れたらいいなと思います」とコメントしています。

今後のGENKINGさんの活動に、注目が集まります。

 

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