テレビを付けると必ずと言っていいほどその姿を見かけていたかつての名司会者、みのもんたさんですが、現在ではその姿をほとんど見かけることはありません。
みのもんたさんは現在、どのような生活をされているのでしょうか。
みのもんたさんのプロフィール
みのもんたさんは1944年8月22日、東京都で産まれました。
大学で放送研究会に所属し、ラジオドラマをやっていました。その当時、4年先輩である徳光和夫さんからアナウンサー業を薦められ、スタジオ見学を経験します。
大学卒業後の1967年、文化放送に入社します。入社後はアナウンサーとして活動し、活動期間中にレギュラー番組を着々と増やしていきます。
また、文化放送のチャンネルだけでなく、他局の番組やラジオ司会者、プロ野球中継のベンチリポーターなど、司会者として幅広い活躍を見せていきます。
文化放送退社後は父親が経営する日国工業に入社し、10年間の営業活動を行います。その間に、フジテレビから誘いを受け、アナウンサーとして再び活動を始めます。
文化放送時代では薄かったバラエティ色を徐々に濃くしていき、コミカルな司会者として世間に印象付けられます。
ギネス記録保持者としての活躍
テレビ全盛期、みのもんたさんの姿をテレビで見ない日はほとんど無い、といっても過言ではありませんでした。
その活躍ぶりはギネスにも認定され、「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」として、ギネス世界記録に認定証を授与されました。
コミカルで親しみやすいキャラクターと、歯に衣着せぬ物言いが視聴者の同意を集め、司会者と言えばみのもんたさん、というイメージが定着していきます。
冠番組も数多く、テレビを付ければみものんたさんが見れる、という時代が長く続きました。
転落の原因となった不祥事
司会者として順調な活動を見せていみのもんたさんですが、その活躍に陰りが見え始めます。
最初の転落は、みのもんたさんの生番組「みのもんたの朝ズバッ!」内でのセクハラ疑惑です。当時は疑惑止まりで終わりましたが、1ヶ月もしないうちに、次男が窃盗容疑で逮捕されます。
この次男はみのもんたさんのコネで日本テレビに入社したと噂されており、昨日のセクハラ疑惑もあり世間の心証は良くありませんでした。
更に、みのもんたさんは次男に対して「家族とは言え、30を過ぎた男の別の人格」という無責任とも思える発言をしたことでバッシングが高まり、冠番組の降板が続き、メディア露出が一気に減ってしまいます。
みのもんたさんの現在
不祥事が続きメディア露出が無くなったみのもんたさんは、所有しているギネス記録と反して一気にテレビで見かけることが無くなってしまいます。
表舞台での仕事がほとんどなくなり、現在はテレビ番組が一つ、インターネット番組が一つという状態になっています。
過去にはテレビ局の垣根を越えて多くの番組に出演していた名司会者の面影はほとんど無くなってしまい、担当していた番組自体も打ち切りが連続します。
表舞台からはほとんどその姿を消してしまったみのもんたさんですが、現在でも細々と司会業を続けています。かつての勢いは無くなってしまいましたが、長年の司会業で培ってきた経験はいまだに衰えていません。
しかし一方で、現在唯一のテレビ番組出演の降板や芸能界引退が噂されるなど、先行きはあまり良くないと言えます。
長い間、日本のお茶の間をそのトークで賑やかにしてくれた名司会者とあって、芸能界引退や降板が事実となれば惜しまれることです。
不祥事の件から暫く経った現在、再び過去のような活躍が見られるのか、それとも芸能界引退となってしまうのか、今後のみのもんたさんの動きが気になるところです。