ハンドケアにはハンドクリームが古くから使われてきましたが、最近では手に化粧水をつけるという美容法が注目されています。
名付けて、手の化粧水。
各社からも手の化粧水が発売されるようになり、使用する人が増えてきています。
手の化粧水のメリットは、ハンドクリームよりも吸水性が高いという点です。
ハンドクリームは乾燥などの外敵から肌を保護するのが主な目的でしたが、手の化粧水の場合は保水が第一の目的です。
このため、手がふっくらときめ細かい肌になってくれるのです。
手の化粧水で基本のお手入れ方法
手の化粧水を使用して基本のハンドケアをするには、流れが大切です。
- まずは化粧水を手に浸透させてから、乾いたらハンドクリームを塗って、さらにマッサージをすると効果的です。
- 顔と同じつもりで肌をケアするのも、さらなる効果を生み出してくれます。
- 化粧水を塗ってから、美容液を付けて、仕上げに乳液を付けるという具合です。
手の皮膚も、顔の皮膚とつながっていますから、顔も手も同じようにケアするのがよいのです。
コツとしては、指の間や爪の際までくまなく化粧水を付けるとよいでしょう。
といっても、化粧水は浸透性が高いため、無理なく細かい部分にまで浸透してくれます。
手の化粧水とティッシュでハンドパック!
手の化粧水を使用して、ハンドパックをするのもおすすめです。
片手の甲にティッシュを乗せたら、化粧水をたっぷり浸透させてください。
次に、使い捨てのビニール手袋やビニール袋、ラップなどを手の甲にかぶせて、輪ゴムで手首を止めましょう。
3分待ったら、カバーとティッシュをはずして、すぐにハンドクリームなどを塗って保湿を心がけましょう。
見違えるほどのすべすべした手の肌になって、手が自慢になりますよ。
手の化粧水で乾燥を防ぐハンドケアのコツ!
手の化粧水では、乾燥を防ぐ効果も高いです。
乾燥を防ぐためのハンドケアをしておくと、外出時に風を通さない効果を得られます。
つまり、手先が必要以上に冷えにくくなるということです。
手の化粧水をつけたときには、シルクやカシミアなど低刺激素材の手袋をはめておくと、効果を保護することができます。
手をきれいに保つためには、日焼け止めをこまめに塗ることも大切です。
手から吸収された紫外線が、他の部分に影響することもありますから、注意しておきましょう。
せっかくハンドケアをしているのですから、水仕事の時はゴム手袋をしておくのも手荒れ防止につながります。
寝る時には、シルクやコットンや麻などの天然素材を使用した手袋をはめて寝ると、翌朝の手肌の感触がすべすべになります。
手の化粧水のスプレーボトル持ち歩いて可愛く保湿!
手の化粧水は、ミニスプレーボトルに入れて、いつでも使えるように持ち歩いてみると、気付いたベースでこまめに肌ケアができます。
化粧水をそのまま使用するのがもったいないときは、ミニスプレーボトルに1:1の割合で精製水と化粧水を入れてみるのもおすすめです。
精製水は薬局に売っていて、手作りの化粧水などにも役立つ安全な製品です。
精製水を混ぜても、十分に化粧水の効果は浸透していきますから、薄めると効果がなくなるのではないかという心配も無用です。
また、好みによって、化粧水を多めにしても良いでしょう。
携帯用に使用するだけでなく、スプレーボトルに入れた手の化粧水を基本のハンドケアに使用するのもありです。
ハンドパックをするときにも、スプレー式だと片手を自由に使えて使い勝手がよくなります。
スプレーボトルは100均ショップなどでもサイズが豊富に揃っていますから、自宅用、携帯用などと分けて手の化粧水を作っておくのもいいですね。