長いようで短かった小学校生活が終わると、義務教育の集大成ともいえる中学校生活に突入します。
学習内容のレベルが一気に上がることや、部活動も始まるなど、これまでの生活環境とは大きく変わって来る時期でもあります。
この、学校生活の一区切りを迎えるにあたっては、是非お祝いを贈りたいものですよね。
とはいえ、中学校入学を迎える時期は、思春期に突入する頃でもあります。
的外れなものを贈ってしまえば露骨に嫌な顔をされたり、今後の関係にも響いてしまいそうなもの。
プレゼント選びも慎重を期す必要があるでしょう。
そこで、今回は、中学校の入学祝いに最適なプレゼントをご紹介いたします!
複雑なお年頃の子どもにも、きっと喜んでもらえるはずですよ♪
中学校に入学する子どもが喜ぶものは?
慣れ親しんだ小学校を離れ、中学生としての新生活を迎える子どもには、どのようなものが喜ばれるのでしょうか?
中学校に入学する子どもが欲しいと思っているものについて考えてみましょう。
スマートフォン
出典:いらすとや
今や必需品ともなっているスマートフォン。
その利用率は8割にも達すると言われるほど、身近な存在となっています。
中学生ともなると、友達付き合いも増え、スマートフォンが必要になるという子どもが多くなるようです。
また、外出も増えるため、連絡手段として持っておいて欲しいと考える保護者もいます。
小学生の時点で既に持っている子どももいるかも知れませんが、中学生にとっては必需品とも言えます。
この機会に「お祝い」という形で買い与えるのも良いかも知れませんね。
スニーカー
出典:いらすとや
中学校に入学する多くの子どもが、小学校よりも遠方の学校に通わなければならなくなるでしょう。
歩いたり走ったり、自転車に乗ったりと、これまで以上に足をハードに使うことが増えるのではないでしょうか。
そのため、靴選びが非常に重要となってきます。
毎日使うものだからこそ、これまでよりもちょっと良いものを選んでおきたいところですよね。
学校指定の靴を使用するところもあるため、すべての自由とはいかないところはありますが、これまでの靴よりも少し質の良いものが欲しいと考える新中学生が多いようです。
バッグ
出典:Amazon
友達付き合いをはじめ、塾や習い事へ行くにもカバンが必需品となります。
小学生の頃は、特に疑問を感じることなく保護者から買い与えられたものを持っていた子どもも、中学生ともなるとそうもいかなくなってくるもの。
「自分の好みに合ったものが欲しい!」と思うようになることでしょう。
また、見た目の好みのみならず、機能性も重視する必要があります。
軽くて丈夫であることや、ポケットなどの小分け収納が多いことなど、使いやすさ全般を見極め、長く使えるものを選びたいものですね。
これで心配無用!中学校の入学祝いの相場は?
中学校に入学ともなると、保護者の手もだいぶ離れるようになるもの。
子ども自身も、徐々に自立したいと考えるようになります。
しかし、お財布事情となると話は別。
まだまだ保護者の手の内にあるのです。
お祝いの対象である新中学生はもちろん、その保護者のことにも目を向けて、最適なお祝いについて考えてみましょう。
【親目線】中学校の入学祝いには何が欲しい?
中学生自身が欲しいと思っているものと、その保護者が欲しいと思っているものは、少し異なって来るようです。
通う中学校や家庭環境などによって違いはありますが、中学校に入学することにより出費が多くなることは言うまでもありません。
そのため、現金・商品券など、生活に直結できるものが好まれる傾向にあります。
「お祝いの気持ちをないがしろにしている」とも取られそうなところですが、やはりこれが正直なところなのでしょう。
また、中学生になると、3年後には高校受験が待ち構えています。
学校の勉強だけではどうしても不十分となることが予想されるため、参考書などを購入する機会も増えます。
そのため、図書券などももらって嬉しい贈り物だと考えている保護者が多いようです。
中学校の入学祝いにはいくら必要?
では、お祝いとして渡す額面はどれぐらいが良いのでしょうか?
ネットバンクを展開する住信SBIネット生命が実施したアンケート調査によると、中学校の入学祝いとして実際に受け取った金額の平均は18,685円になるとのことでした。
これは、平均値であるため一概には言えないものの、やはり、子どものお小遣いよりは少し多めの額面が必要であると言えそうです。
また、子どもとの関係性に注目してみると、一番大きな額面を贈っているのは、祖父母世代であるようです。
老後に向けた蓄えを、未来のある子どもに投資したいと考えてか、1人あたり2万円以上のお祝いを用意している人が半数を超えるとのデータも得られています。
たくさん渡せば良いというものではないものの、お祝いを渡すにあたって平均値を参考にすると良いでしょう。
中学校の入学祝いはいつ渡すのがベスト?
小学校を卒業し、中学校の入学までの間となる3月下旬から4月上旬がベストだとされています。
また、中学受験などをした際には、合格発表があったらすぐに渡すと良いでしょう。
この場合、合格祝いと入学祝いを兼ねて渡すことも可能です。
実際に中学校に入学してから、必要なものを聞いて渡すのも良いとされていますが、中学校生活は3年間と意外と短いものでもあります。
遅くとも1年生の夏休みが終わるまでには、お祝いの気持ちを渡しておきたいものですね。