今や、スマホが普及し、誰でもすぐに写真を撮って楽しめる機会が増えてきました。
InstagramやTwitterといった、SNSに写真を投稿して共有するという楽しみも増え、まさに、「世の中みんなが写真家!」と言っても過言ではありません。
そんな中で、敢えて写真をプリントして手元に残しておきたいとの動きも高まっています。
大切な瞬間を収めた1枚を、身近に感じていたいとの思いがあるからなのだとか。
しかし、写真をプリントするにしても、プリンターを準備したり、はたまた写真店でプリントしたりと、ひと手間かかる場合が多いもの。
この手間が案外ネックとなり、気づけば写真データだけが山のように蓄積されてしまうということもあるでしょう。
写真プリントにまつわる「面倒な場面」を、一気に解消してくれる、夢のような製品がこの度誕生しました!
それが、プリントスです。
何でも、電源・電池も一切不要で、コンパクトに折りたためるのにしっかりと写真プリントできるのだとか…!
新しいもの好きの女美健編集部スタッフが見逃すはずもありません。
プリントス、早速購入して使ってみましたよ(*^▽^*)
使った者にしかわからない、その魅力を、たっぷりとお伝えいたします♪
話題の写真プリンター!プリントスとは?
日本が誇る大手おもちゃメーカーであるタカラトミーは、これまでもたくさんの製品で、子どもはもちろん大人まで、多くの人々を魅了して来ました。
その、同社がお送りする渾身の写真プリンターが、プリントスです。
スマホで撮った写真を、プリントスにかざすだけで、簡単に写真プリントができるというスグレモノ。
本来プリンターに必要なはずの電池や、専用のアプリは一切ありません。
そればかりか、プリントしないときにはコンパクトに折りたたんで片付けることができるのです。重量は約350gと軽量なので、お出かけのおともにも最適ですね。
これまで、チェキやポラロイドなど、即座に写真が楽しめるインスタントカメラは、数多く存在していました。
ただ、問題となるのが写真の出来具合。実際に出来上がってみるまでわからず、良い写真が撮れるまで何度も撮り直さなければならないなど、フィルムと時間が無駄になってしまうことが難点となっていました。
しかし、プリントスが作り上げるのは、スマホで撮った「既に出来上がった写真」です。
キレイに撮影したものを選んでプリントすることができるので、少なくとも、写り方で失敗することはありませんね。
簡単・キレイが一体となった、有りそうでなかった革新的な写真プリンターなのです!
プリントスの使い方は?
何だか、ただならぬ予感のするプリントス。
「折りたたんで、現状復帰できないとか、そんなこと無いよね?」
「電源要らないなら、どうやってプリントするの?…念写か?( ゚Д゚)」
なんて言い出すスタッフも居る始末。
気になることが多すぎます。
その疑問を1つずつ解消しながら、実際にプリントスを使ってみましょう!
どんなものが入っている?
早速開封です!
え?こんな小さいの!?( ゚Д゚)
外装からしてもコンパクトだとは思っていたものの、こんなに小さく折り畳まれているものだとは思わず。
果たして、ちゃんと組み立てることができるのか?と心配になるほどの大きさでした。
箱から出してみると、こんな感じ。
本体・取扱説明書・「ご使用の前に…」という注意書きのみです。
もっと、パーツがいっぱいあって、色んな所に取ってつけて…としなければならないものだと思っていたばっかりに、このシンプルさはちょっとビックリですね。
箱の中身を1つずつ確認してみましょう。
まずは本体。これが「プリントス」です。
重さ約350gとのことですが、感覚としては単行本の小説1冊分くらいの大きさ・重さでしょうか。
いつでも・どこにでも持って出ていける、むしろ持って出たくなる手軽さは、ここにあるのかも知れません。
続いて説明書です。
両面に詳しい写真付きできっちりと説明が載っています。
フィルムを入れるところから、プリントした写真が出るまでが詳しく書かれているので、操作に大きく手間取ることもなさそうですね。
次が、最後の1枚です。
使用に際しての注意事項が簡単に書かれています。
キレイな写真をプリントするためには、スマホの自動で画面が暗くなるモードを解除することと、フィルムパックをきちんと格納することなどが書かれています。
また、右端のQRコードでメーカーの公式サイトにて確認できるとの案内もあります。
写真プリントの方法は?
「たったこれだけ!?本当に大丈夫?」と心配になるほどの簡単構造で、美しい写真はプリントできたのでしょうか?
早速検証です!
本体を組み立て…の前に、フィルムパックをセットします。
使用するフィルムパックは、富士フィルムのインスタックスミニフィルムが必要です。
インスタントカメラ「チェキ」に入れるものと同じですね。
裏面の蓋を開けて、ポンと入れるだけです。
この状態で蓋を閉めたら、本体から出ている謎のツマミを矢印の方向へ回します。
感覚にして大体7~8回転くらいでしょうか。フィルム出口から黒いフィルムのようなものが出てきますので、取り出しましょう。
これでプリントの準備が整い、本体を組み立てることができます。
覆いかぶさっていたカバーのようなものを両側に開くと、中から白いプラスチックのパーツと、カメラレンズが現れます。
この白いパーツが、スマホを支える台になりますので、絶対に無くさないようにしましょう。
カメラレンズも、思いのほか勢いよく飛び出して来るので、驚かれるかも知れませんね(^^;
プリンターの完成です!
手持ちのスマホを置いてみると、こんな感じに。
プリントしたい写真を選んで、白い枠に合うようにスマホを置きます。
あとは、本体の下にあるボタンを、下に押すだけ!
ちょっと固いですが、スマホの位置がずれないように留意しながら、勢いよく押してみましょう。
一瞬、フラッシュがたかれたような眩しさを感じたら、これで撮影は完了です!
この光によって、画像をフィルムに焼き付けていたのですね。
また、ツマミを回してフィルムを取り出します。
仕上がりが確認できるまでは、およそ30秒程度。
この間、曲げたり折ったりすることはもちろんですが、振ってしまってもいけないのだそうですよ。
やってしまっていた方、多いのではないでしょうか。
はやる気持ちを抑えて、静かに待つのみです(*´ω`)
仕上がりはどんなの?
おぉー!!鮮やか!!Σ(゚Д゚)♪
これは、女美健編集部スタッフが京都に旅行に行った際に、インスタスポットとしても有名な八坂庚申堂のくくり猿を収めた1枚。
彩豊かなくくり猿の1つ1つが、鮮明に映っています。
これは予想以上の仕上がり!(*^▽^*)
元の画像とも比較してみましょう。
やはり、ハッキリとした明るさは元の画像ほどではないものの、ブレやズレも目立つところはありません。
チェキフィルムならではのどこかレトロな仕上がりと相まって、とても味のある1枚となりました。
手軽に写真プリント出来てこの仕上がりなら、どんどん使いたくなってしまうかも知れませんね♪
プリントスを使った感想は?
女美健編集部的、プリントスの総評です(*´ω`)
どのような感想を持ったのでしょうか?
包み隠さずお伝えいたします。
組み立て・操作が簡単!
外箱のサイズ感から、本体のサイズや使用方法も大方予想していたものの、思いのほか簡単設計だったのには驚きました!
組み立てからプリント完了まで、トータル5分もかかっていないのでは?というくらいです。
プリントスは、対象年齢15才以上とのことですが、小さな子どもでも難なく使いこなせてしまいそうだと感じるほど。
懇切丁寧な説明書が付いていますが、慣れてくれば見る必要が無くなってしまうかも知れませんね。
フィルムが高価…
実は、ここが一番のネックだと感じるポイント(^^;
プリントス本体を購入しても、フィルムは付いて来ないため、最初から別途購入が必要となります。
チェキと同様のフィルムを購入するのですが、これが10枚分が1セットとなって800円程度。
1枚に換算すると80円。決して安価だとは言い難い状況です。
そのため、プリントミスしてしまうと、なかなかの痛手に…(´;ω;`)
消耗品が高価ということを考えると、厳選した写真をプリントすると考えた方が良さそうですね。
クリスマスプレゼントに最適!
フィルムは多少割高ではあるものの、プリントス本体は、メーカー希望小売価格3700円となっています。
写真用のプリンターでこの価格は、まず有り得ませんよね!((((o゚▽゚)o)))
2017年12月13日の販売開始前から、大きな話題を呼んでいたこともあり、「欲しい…!」との声も高まっている様子。
お手頃価格で実用的、メンテナンスも簡単とあっては、プレゼント選びにお困りの多くのサンタさんの力になってくれるかも知れません。
コンパクトで場所も選ばないので、邪魔になることもありませんね。
本体のカラーバリエーションも、女美健編集部が入手したペールブルー色のSORAの他、ピンク色のSAKURAとシックな黒色SUMIの3種類と充実しています。
プレゼントの際は、フィルムをセットでお渡しになることもお忘れなく(*^-゚)/