胡粉ネイルでも話題になっている胡粉とは、貝殻を原料に作った顔料の一種です。
日本画の画材などに使われてきましたが、天然の原料であることから最近では化粧品の成分としても注目されています。
そんな胡粉を使った化粧パウダーが、胡粉パウダーです。
胡粉パウダーの特徴や効果、使い方、仕上げ以外に役立てる方法などについて紹介します。
胡粉パウダーとは
胡粉パウダーは、貝殻を砕いて作った胡粉を使った化粧パウダーです。
主にホタテの貝殻を細かく砕いた胡粉は、天然のミネラル成分がたっぷり含まれています。
人形の顔や体を塗るときの白色顔料にも使われているため、おしろい効果は抜群。
素肌でも、メイクした後でもポンポンとはたくだけで、さらさらのきれいなお肌になれます。
まるですっぴんのような仕上がりも、人気の理由。
石けんで洗い流せるので、肌に強烈な刺激を与える心配もありません。
むしろ、洗い流した後に、肌がつやつやしてくる効果にも期待できます。
デートでお泊りのときなども、メイクを落として胡粉パウダーをつけておけば、毛穴を隠してくれてすっぴん肌のような美しさにしてくれるのです。
ちょっとそこまでおつかいにというときも、わざわざメイクをする必要がありませんから、一個持っておくと便利です。
仕上げに胡粉パウダーをする効果
胡粉パウダーをメイクの仕上げに使うと、メイクがしっとり定着してくれるのがメリットです。
BBクリームやCCクリームだけでファンデーションをつけたくないときでも、仕上げに胡粉パウダーをはたけば、さらさらとしたすっぴんのような肌に見せることができます。
重ねづけしているという感じにならない割には、カバー力がしっかりしているのも見逃せないポイントです。
しかも、石けんで落とせる天然100%の成分ですから、安心して毎日でも使うことができます。
胡粉パウダーの使い方
胡粉パウダーは、素肌のスキンケアをした後にそのままつけたり、下地の上にはたいてもOKです。
日焼け止めだけ塗って、仕上げに胡粉パウダーをはたくというのもありです。
真っ白なパウダーですから、むしろつけすぎると舞妓さんのようになってしまうことがあります。
軽くはたくだけでもいいので、自分なりにちょうどいい付け方を見つけてみてください。
最初は少量からつけてみると、つけすぎを防いでちょうどいいつけ方を早めに見つけられるでしょう。
素肌に何もつけないで外出するよりは、肌を守るためにカバーするものをつけていったほうがいいのです。
その意味でも、肌に負担の少ない胡粉パウダーは、簡単につけることができてすっぴん肌風でいられる便利なパウダーです。
仕上げ以外にも!胡粉パウダーの使用例
胡粉パウダーは、メイクの仕上げ以外にも便利に使えます。
例えば、メイク前のミネラル下地として使用するのもありです。
メイク前だと、素肌に乗りにくいのでは?と思うかもしれませんが、完璧にパウダーが乗らなくてもいいのです。
目的は、肌をメイク用品などの刺激から守ること。
メイク用品や日焼け止めには強い刺激を持つ成分もありますから、こうした成分を含むものを使うときに、素肌に直接塗らずに下地として胡粉パウダーを使う方法があります。
こうすることによって、化粧品などの成分が肌に与える影響を防ぐことができるのです。
休日の軽いメイクやちょっとそこまで出かけるときのカバー用に使うのも、おすすめします。
肌への負担が軽いうえに、何もつけずに外出することで外敵から肌を守ることもできるので一石二鳥です。
彼氏とデートでお泊りというときなども、すっぴんを見せたくないときに胡粉パウダーをはたいておけば、翌朝もしっとりすっぴん風の肌でいられます。
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