卵の殻に付いている薄い膜、そのまま捨てていませんか?
実はその膜は卵殻膜と言い、美肌作りに高い効果が期待できるのです。
そんな卵殻膜のパックが今、注目を集めていることはご存知でしょうか。
今回は、そんな卵殻膜パックについてお話していきたいと思います。
卵殻膜パックにはどんな効果が期待できる?
肌がつるつる、潤いアップ
卵殻膜には豊富なコラーゲン、ヒアルロン酸が含まれています。
これらの成分は肌のハリの元となる成分で、パックで肌に浸透させることで潤いのあるつるつる肌を手に入れることができます。
特に、目元など皮膚が薄くしわができやすい部分に対して、高い効果が期待できます
毛穴への効果
卵殻膜は毛穴汚れや角質が気になる部分にも効果があります。
卵の殻から剥がした卵殻膜を、毛穴や角質が気になる部分に貼り、乾燥するまで置いておきます。
すると、毛穴の奥の汚れや古い角質が卵殻膜に張り付き、一緒に剥がすことができます。
剥がした後は肌が敏感な状態になっているので、保水と保湿ケアをしっかり行いましょう。
シミ、そばかすへの効果
シミやそばかすはメラニン色素が原因でできます。
メラニン色素は肌細胞を守る重要な働きを担っていますが、排出されず肌に溜まるとシミやそばかすとなって肌の表側に現れてしまうのです。
卵殻膜はシスチンという成分を多く含んでいます。
この成分は活性酸素を除去し、肌の代謝能力を促す効果があります。
この効果は美白作りに繋がるもので、気になる部分に卵殻膜パックをすることでその効果を得ることができます。
卵殻膜パックの正しい使用方法は?
- まず、生卵を割った殻を用意し、少しおいて乾燥させたら卵殻膜を剥がします。
- 次に、剥がした卵殻膜の、卵白側を肌の気になる部分に貼り付けます。
- 5分から10ほどおいたら、ゆっくりと肌から剥がしましょう。
- 毛穴や角質などの汚れを取る場合は、30分を目安に置くとしっかりと汚れを取り除くことができます。
卵殻膜が肌にくっ付いてうまく剥がせないときは、卵殻膜の上から水で濡らせば簡単に取れます。
乾燥させすぎると肌に密着して、下手に剥がすと肌にダメージを与えてしまうので、無理やり剥がさないように気を付けましょう。
卵殻膜パックの注意点
使用頻度を守る
卵殻膜パックはやりすぎると肌へ逆効果となります。
目安としては週に1回から2回がおすすめです。
肌の調子が悪いときや傷ができてしまったときはパックの使用は避けましょう。
また、肌質によっては卵殻膜が肌に大きな刺激となり、肌トラブルを引き起こす場合があります。
使用する前に必ずパッチテストを行い、肌に異常が出ないかどうかをチェックしましょう。
卵アレルギーは使用禁止
卵殻膜パックをするうえで一番気を付けたいのが、卵アレルギーの方です。
食べてアレルギーが出る方は、パックをしてもアレルギー症状が起こる可能性が高いです。
無理やり使うと、肌に赤みが出るなど、肌トラブルを引き起こしてしまいます
卵アレルギーの方は使用しないでください。
手作り卵殻膜パックはコスパが最強!
卵殻膜パックは市販のものもありますが、一番お手軽なのが手作りの卵殻膜パックです。
作り方は簡単で、いつも食べている卵の殻を捨てずに利用するだけです。
殻を少しだけ乾燥させて卵殻膜を剥がし、肌の気になる部分に貼り付けるだけの簡単な方法です。
手作り卵殻膜パックは、簡単でコスパも良いですが、いつでも使えるという気軽さもメリットです。
肌が気になるなというタイミングで、卵があればいつでも効果の高いケアができます。
普段何気なく使って捨ててしまう卵の殻ですが、美肌作りに高い効果が期待できる身近なグッズでもあります。
いつでも気軽に始められる美容方法、今日から是非試してみてはいかがでしょうか。