ヘアーチョークは、絵を描くときに使うパステル画材で髪に色をつけること。
ワンデー使用できるので、イベントのときなどに便利だと注目されています。
しかも、カラーの種類が豊富。
グラデーションや複数の色をミックスするなどのアレンジも、自由自在です。
ここでは、ヘアーチョークの特徴やカラーの種類、使い方、落とし方、髪への影響などについて紹介します。
ヘアーチョークとは
ヘアーチョークは、パステル画材を使って髪に色をつける方法です。
最近では専用のヘアーチョークが100均ショップにも販売されているほどで、高級なパステル画材を購入しなくてもヘアーチョークを試すことができます。
ヘアーチョークは、スポンジでひと塗りするだけできれいに発色させられるのも魅力。
棒状になったパステルだから、髪の束ごとに色をつけるのも簡単です。
落とすときには、シャンプーで落とせるので気楽にトライできます。
一度にいろいろなカラーをつけられるのも、パステルだからこそ。
床や洋服などを汚す心配がないのも、安心です。
ヘアーチョークのカラー
ヘアーチョークのカラーは、本物のパステル画材を使用すれば何色もの中から選べます。
髪を染める専用に市販されているタイプは色のバリエーションが限られているかもしれませんが、その場合は本物のパステル画材を使ってみるのもよいでしょう。
完全に色を混ぜ合わせることは難しくても、いろいろな色を組み合わせるのは簡単です。
何色も使って、虹色ヘアを楽しむのもおすすめです。
ヘアーチョークの使い方
ヘアーチョークは、髪を染めたい部分にパステルを塗りつけるだけ。
毛の根元から塗ってもいいし、先端だけ塗るというのもありです。
もっと変化をつけた部分塗りをしてもいいですし、どんな塗り方でも簡単にできるのがヘアーチョークのいいところ。
ヘアーチョークを髪に塗る前には、霧吹きで髪を濡らしておくと色付けしやすくなります。
色をつけるときには、髪の上から下へとすべらせるようにするのがポイント。
色をつけ終えたら、ドライヤーで乾かします。
ただ、色を落としやすいこともあって、髪の先端につけると洋服に色移りしてしまう可能性もあるため、気を付けましょう。
湿気の多い日などは、特に要注意です。
また、色を長持ちさせたい場合は、ヘアスプレーで髪をコーティングするのがおすすめ。
ヘアアイロンで熱を加えるのも、効果的です。
ヘアーチョークは簡単に落ちる?
ヘアーチョークは、普通にシャンプーをするだけでも簡単に色を落とせます。
何度も繰り返して色付けしていると髪が染まってくるのではないかと思うかもしれませんが、特に髪色が染まって定着するような心配はありません。
ただ、ヘアカラーと同じで、頻繁に繰り返していると髪に多少のダメージがおよぶ心配はあります。
髪を大切にしながら、ほどほどにヘアーチョークを楽しむようにしてください。
ヘアーチョークの髪への影響
ヘアーチョークは、一般的なヘアカラーに比べると、髪へのダメージが少ないとアピールしている商品も少なくありません。
髪を内部から化学変化させるさけでもなく、1日で落とすのが前提なこともあって、それほどのダメージはないという解釈でよいでしょう。
ただし、全くダメージがないということでもなく、ヘアーチョーク製品によっても髪への影響が違うはずです。
パステルタイプのヘアーチョークもあれば、アイカラーのような成分で髪に色をつけるタイプもあり、ヘアーチョークの幅は広がっています。
個別にも髪にどのくらいの影響が出るかが違うはずですから、心配な場合はパッチテストをしたり、髪の先端に少しだけつけてみるというテストをするとよいでしょう。
また、髪が傷んできたと感じたら、シャンプーのときなどにトリートメントをしっかり行うこともおすすめします。