食パンの端っこを取り囲んでいる、パンの耳。
残さず食べる人もいれば、硬いから残してしまうという人もいます。
パンの耳を残す人も多いというのは、食に恵まれた日本ならではの風習かもしれません。
普段は残さず食べている人でも、食欲があまりないときなどは残したい気分になることもあるパンの耳。
クラストカッターがあると、おいしくパンの耳を食べられることをご存じですか?
クラストカッターの使い方やパンの焼き上がりなど、特徴について紹介します。
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クラストカッターとは
クラストカッターは、硬くて残したくなるパンの耳でもおいしく食べられるカッターです。
食パンの耳は、そのまま焼くとパン生地に含まれる水分が水蒸気になって外に逃げるのを邪魔します。
これにより、パンの芯まで熱が通らないうえに、パンの耳は硬くなってしまうのです。
そこでクラストカッターを使ってパンの耳に切れ目を入れてみると、耳が硬くならずに済むだけでなくパンの芯まで上手に熱が通ります。
食パン全体がおいしくなって、パンの耳も残さず食べられるようになるから不思議。
このアイディアグッズは、東大阪市異業種交流グループが開発し、食育関連商品として販売しているのです。
クラストカッターで切った時のパンの焼き上がり
クラストカッターで切れ目を入れたパンの焼き上がりは、一見切れ目を入れなかったパンと同じような焼き上がりに見えます。
ところが、一口かじった途端にわかるのは、食感がサクッとしていること。
そのサクサク感は、クラストカッターを使って切れ目を入れているのといないのとでは、段違いです。
パンの耳がおいしく食べられるうえに、白い部分までおいしくなるのにはビックリ。
クラストカッターを使ったトーストを一度でも食べたら、切れ目を入れていないトーストはもう食べられなくなるかもしれません。
周囲はサクサクして、まんなかはふんわりもっちりしたトーストは、食感最高。
朝から、トースト2枚食べたくなってしまいそうです。
クラストカッターの使い方
クラストカッターの使い方は、簡単です。
食パンを焼く前に、耳の部分に切れ目を入れてからトースターに入れて焼けばいいだけ。
パンの周辺に、ぐるりと切れ目を入れていくのです。
トングのような形をしたクラストカッターは、片手で持ってパンの耳の部分に当てて軽く押していきます。
四方に切れ目を入れたら、トースターで焼けば完成です。
わざわざクラストカッターを使わなくても、ナイフやキッチンばさみができそうなことでもありますが、ナイフでは意外に切れ目を入れるのが面倒です。
包丁使いに慣れていない人がパンの耳に切れ目を細かく入れていくのも、危なっかしいこと。
キッチンばさみで切れ目を入れていくのも、圧力がかかりすぎてパンのふんわり感をつぶしてしまう可能性があります。
キッチンばさみやナイフなど、他の食材を切ることもある道具よりも、パン専用に使用できるクラストカッターのほうが、衛生的というメリットもあるのです。
クラストカッターは子供でも切れる?
クラストカッターは、トングのような形をしていて、子供でもちょうど手のひらで扱えるくらいのサイズです。
片手で持って切れ目をチョイチョイと入れやすいだけでなく、手を切る心配もないほど安全な仕様になっているのがポイント。
3歳くらいの子供でも、おもちゃで遊ぶような感覚で使いこなせます。
食パンにはしっかり切れ目を入れられるのに、指を切る心配がないのは安心です。
子供にお手伝いしてもらえて、さらに今までは残していたパンの耳を食べてもらえるのは感激です。
パン生地に練り込まれているバターの風味まで感じやすくなるので、バターを塗らなくてもおいしく感じるクラストカッター効果。
子供に、余分な脂肪をとらせる心配もなくなって、いいことだらけです。