お米をスーパーで買っている人が多い昨今は存在を知らない人もいますが、お米を育てている地域や大量にお米を買うお宅では、お米を入れる袋は紙製の米袋がおなじみ。
耐久性があり、撥水性もある米袋は、実は最強の紙袋なのです。
ここでは、米袋を利用した米袋バッグの特徴やアイディア使用法、米袋バッグの作り方などについて紹介します。
米袋バッグとはどんなかばん?
米袋バッグは、お米が入った紙袋のこと。
スーパーなどで売られているお米は小売り用のポリ袋に入っていますが、数十キロまとめて売られているお米は紙製の米袋バッグに詰められています。
実はこの米袋、ポリ袋などよりも耐久性があり、しっかり水も弾くようにできている頼もしい存在なのです。
そんな丈夫な米袋を使ってアレンジした米袋バッグが、話題になっています。
丈夫でデザインも豊富な米袋バッグは、世界でただ一つのオリジナルバッグになるのです。
米袋バッグの特徴@強度や見た目サイズなど
米袋は、数十キロものお米を詰め込んで運んでも、破れも濡れもしない優れもの。
強度が高いうえに、お米のブランドごとに表面のデザインにも個性が出ています。
十キロタイプの米袋から数十キロタイプの米袋まで、大きさも複数種類。
米袋バッグにアレンジしてからも、小型・中型・大型のバッグになってくれて重宝します。
そもそも、米袋は紙が3重になっていることから、頑丈この上ない紙袋。
ポイントは、持ち手にも米袋を使うこと。
本体と同様の強度がある持ち手にしておけば、重い荷物を入れても安心です。
米袋を使ったアイテム他にも!
米袋は、バッグだけでなくノートやバインダーといった文房具にも変身しています。
リクエストされるようなグッズも多く、作っている人は嬉しい悲鳴。
1つ1つが手作りだけに、丹念な仕上げになっていて、見れば見るほど愛おしくなってしまいます。
お米が入った米袋のミニチュア版のようなストラップも捨てがたいものの、これをピアスにしたアクセサリーも斬新。
製造しているメーカーによって、商品名も独特で、お袋さんなんてネーミングも気が利いています。
自作でも!米袋バッグの作り方
米袋バッグは、キットも販売されているのをご存じでしょうか。
気に入った市販の米袋バッグが品切れなんていうときには、手作りするのもおすすめです。
何といっても、手作りの米袋バッグは、自分の好みの米袋を選んでバッグに仕立てられるのがポイント。
キットの場合は米袋も付属してきますが、完全な自作の場合は米袋の調達からが楽しみです。
製造しているメーカーも、農家から米袋を募集。
意外に集まるもので、全国各地の米袋を収集して、米袋バッグを作るのも面白そうです。
実際の作り方は、トートバッグなら、米袋の上部を切り離してマチの部分や開閉口の部分をミシンで縫います。
ミシン目は5mmほどで、ごく普通のミシン針と糸を使用すればOKです。
持ち手は、軽いものだけ入れる米袋バッグなら、上部に取り付けるだけでもよし。
少し重めのものを入れるのであれば、袋の全体をぐるりと渡すように取り付けると強度が増します。
ミシンがない場合、上手く使えない場合など、ホッチキスを使用しても大丈夫。
強度も出るため、ホッチキスは用意しておくと便利です。
こんな時に役立つ米袋バッグ活用方法
米袋バッグは、実際に荷物を入れて運ぶ他、インテリアとして用いるのもオシャレです。
中には、米袋の表面をペイントして、さらにオリジナリティ豊かな米袋バッグに仕上げてしまう人もいるほど。
子供のおもちゃ箱ならぬおもちゃ袋にしてみたり、なかなか片づけにくい雑貨類をごちゃまぜにして入れてみるのもありです。
無造作に置いておいてもオシャレなので、着用済みの衣類を入れておくランドリーバッグとして置くなどもおすすめします。