体調を崩したり、「ちょっと疲れたな…」と思うと同時に、瞬く間に口の周りに広がってしまう口唇ヘルペス。
赤い発疹や水ぶくれができ、痛いようなかゆいような、何とも言えない不快感で、体調不良と相まってまさに二重苦(x_x)
こうなる前に対策しておきたいけども、ヘルペスはいつも予告なくやってきて、手の施しようがないと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな憎き口唇ヘルペスの現れそうなサインや初期症状についてお伝えいたします。
口唇ヘルペスの初期症状は?
唇のあたりにピリピリとした違和感が出てきたら、そろそろヘルペスが発現するとの合図です。
しかし、人によっては、「蚊に刺された後のような感じ」や「タンスの角に小指をぶつけた感じ」など様々。
少し熱を持ったような、とにかく「嫌な感じ」がしたら、早くて数時間後、遅くとも数日以内には発疹や水ぶくれができてしまいます。
何度も発症させた経験のある、ベテランのヘルペス持ちさんだと、これといって何も感じずとも「あ、そろそろ出るわ」とわかるようになるのだそうです。
第六感というやつでしょうか?あまり羨ましいとは思えないものの、確かにすごい能力であることには違いありません(^^;
口唇ヘルペスは自然治癒するの?
結論から言うと、赤みや水ぶくれを自然治癒させることはできます。
吹き出物だと思い込み、気づかずにそのままやり過ごしてしまっているという場合も往々にしてあるのです。
ただ、ケガや吹き出物とは異なり、完全に引くまでに最短でも2~3週間と時間がかかってしまうことや、その間ずっと痛痒い不快感が付いて回ります。
しかし、ヘルペスはウイルスに起因するものであることから、症状が完全に引ききるとは限りません。
疲れていたり、体調が良くないといった免疫力が低くなっている場合であれば、症状は長期化します。
長い時間をかけてようやく治ったとしても、色素沈着などで皮膚に痕が残ってしまったり、えぐれたような痕になってしまうこともあります。
また、知らず知らずの間に自分自身で口から他の部位へ移してしまったり、間接的な接触で家族や大切な人に感染させてしまうということも考えられます。
そもそも、こうして目に見える症状は自然治癒させることができても、ヘルペスウイルスは完全に消滅させてしまうことはできません。
一度発症させてしまったら、一生のお付き合いを余儀なくされるのです。
そういった点では、「完全に自然治癒させることは不可能」と言えるでしょう。
口唇ヘルペスの対処法は?
「一生の付き合いか…」と聞くと絶望にも似た感覚に陥った方もいらっしゃることでしょう。
しかし、「ヘルペスを発現させなければ良い」と考えると少し気が楽になるのではないでしょうか。
体内に居座り続けるヘルペスウイルスと、上手にお付き合いする方法を考えていきましょう。
薬の使用
やはり、ウイルスを制御するためにはそれ相応の薬剤が必要となってきます。
皮膚科などの専門医を受診して内服薬や塗り薬を処方してもらって治療するのが一番ではありますが、市販薬を用いることもできます。
例えば、グラクソ・スミスクラインのアクチビアという塗り薬。
処方薬にも含まれているアシクロビルという抗ウイルス成分が、ヘルペスウイルスに直接作用して症状を改善してくれます。
「ヘルペスを治したいけども、病院に行く時間がない!」という忙しい人の強い味方となることでしょう。
予防にサプリ
「そもそも発現させないようにしたい!」という方には、サプリメントによるケアがオススメです。
ヘルペスを予防するための栄養素や、免疫力アップに役立つ成分が含まれているものがあります。
ヘルペスウイルスが増殖する原因となるアルギニンを抑えるリジンや、相乗効果で免疫力を高めてくれるビタミンBが含まれています。
更には皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンCやビオチンも含まれているため、美肌効果も期待できます。
飲むだけでヘルペスへの対策を講じながら、お肌がキレイになれるかも…なんて考えただけでちょっとウキウキしてしまいますね♪
「手軽に始めながらもしっかり予防!」というのがサプリメントを用いるうえでの大きなメリットであると言えそうです。