肌がきれいな人は、顔の造作などおかまいなしに美しく見えるものです。
トラブルが一か所でもあると見た目の印象が悪くなりがちですが、トラブルレスの肌はそれだけで輝いて見えます。
目指したいのは、つるつるの卵肌です。
ただし、年齢を重ねてくると、子供の頃のような健康な素肌は保ちにくいもの。
そこでここでは、つるつる卵肌を実現するための方法やメイクでのカバー方法などについて紹介します。
つるつる卵肌とは?
つるつる卵肌とは、文字通り、ゆで卵の殻をむいた状態のような肌を指します。
肌トラブルがないどころか、つやつやと輝くようなうるおいのヴェールをまとっていて、見とれてしまうような肌状態です。
赤ちゃんの頃には、誰もがつるつる卵肌に近い肌状態です。
ところが年齢を重ねて食習慣や生活習慣の影響を受けることによって、多くの人が肌のカサつきやごわつき、シミやしわ、ニキビなどのトラブルを抱えるようになります。
いったん肌トラブルを抱えてしまうと、なかなか回復しないこともありますが、肌は周期的に新しい状態に生まれ変わろうとしていますのであきらめる必要はありません。
つるつる卵肌になると、見た目がよくなることはもちろん、メイクののりなどもよくなってきます。
化粧映えする肌になり、少しでもトラブルをカバーしてくれるメイク用品を求めてさまようこともなくなってくるはずです。
お肌をツルツルにする方法!
つるつる卵肌を目指すためには、スキンケアはもとより体の内側からケアすることも不可欠です。
具体的な方法について、見ていきましょう。
腸内環境から整える
体の中から肌状態をよくするためには、腸内環境を整えるのが一番です。
日頃から栄養バランスの整った食生活を心がけることが大切で、腸内フローラを整えるために食物繊維を多めにとったり乳酸菌やビフィズス菌などを摂取するのもよいでしょう。
食物繊維には水溶性と不溶性があり、これらをバランスよくとることが効果的です。
食物繊維が不足すると便秘になりやすくなり、腸内に毒素がたまり始めます。
これも肌トラブルの原因となりますので、食事ではなるべく積極的に食物繊維をとるように心がけましょう。
水溶性食物繊維では野菜や果物の他に、納豆や海藻類なども含まれます。
不溶性食物繊維では、穀類やごぼう、イモ類、キノコ類、ダイズ、切り干し大根などがあげられます。
ビタミンやミネラルをしっかりとることも、大切です。
ビタミン類は脂質や糖質の代謝に関係しており、体内では生成することができません。
脂溶性と水溶性があり、こちらもバランスよく摂取するようにしたいものです。
特に、抗酸化作用を持つビタミンCが不足すると、肌がごわごわしてきたり乾燥につながります。
シミやしわの原因ともなるため、意識して多めに摂取することをおすすめします。
水溶性のビタミンは体内にためておくことができず、必要な分だけ使ったら後は数時間以内に体外に排出されてしまいます。
このため、数時間おきにこまめに摂取するようにしたいビタミンでもあります。
ビタミンCやビタミンBは、水溶性です。
ビタミンCが多く含まれている食品としては、レモンやパプリカ、ピーマン、トマト、じゃがいも、カリフラワー、ゴーヤ、ブロッコリーなどが代表的です。
ビタミンBでは、発芽米や納豆、豚肉、たらこ、マグロ、レバー、海苔、干ししいたけ、ピーナッツなどが代表的です。
油溶性のビタミンはビタミンAやビタミンEがありますが、これらは体内に蓄積されるため、過剰に摂取すると逆効果となることもあります。
ただし、不足すると肌トラブルの原因となるため、適度に摂取することが大切です。
洗顔
スキンケアの中でも重要な位置を占めているのが、洗顔です。
古い角質をとって新しい角質が正常に表面に出てくるようにするためには、洗顔でしっかり汚れを落としつつも、角質を落としすぎてはいけません。
ときにはピーリングのように古い角質を人工的に落とすのが効果的なこともありますが、やりすぎは禁物です。
メイク落としでは、マイルドクレンジングなどの肌に刺激が強すぎないものを選ぶことが大切です。
また、ぬるま湯を使って皮脂を落としすぎないように気を付けたり、しっかり泡立てた洗顔料で肌をふんわり包むようにして汚れを浮き上がらせるようにしたほうがよいともいわれています。
とにかく、肌に負担をかけないように洗顔するようにしましょう。
保湿
洗顔を終えたら、すかさず化粧水などで保湿することが大切です。
肌にたっぷり水分を浸透させるために、化粧水をつけたら手で顔を覆ってしばらく包み込むのも効果的です。
また、化粧水で水分を届けた後には、乳液やクリームで水分を閉じ込めるようにフタをすることも大切です。
シートパック
シートパックで、肌を保湿するのもおすすめです。
最近では、夜のお手入れに限らず、朝用のシートパックも出ているほど保湿するのに便利なアイテムです。
洗顔後にすぐ化粧水代わりに貼っておくのも、効果的です。
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身体もつるつる肌にするにはボディークリーム!
顔だけでなく、ボディの保湿にもこだわりましょう。
ボディもつるつる素肌にしておくと、顔の肌にも影響が出てきます。
というのも、皮膚は全身一枚でできているため、どこかが乾燥していると全体に影響がおよびやすいのです。
入浴後には、ボディクリームやボディバター、ボディオイルなどを使ってお手入れすることをおすすめします。
化粧品でツルツル肌を演出しよう!
メイクでも、つるつる卵肌を演出することができます。
もともとの素肌にトラブルがあるとメイクもうまく乗ってくれないことがありますが、上手にカバーしたり、より素肌をきれいに見せることは可能です。
メイク下地、ベース
メイクのりをよくするには、スキンケアをしっかりおこなっておくことが大切です。
きめが整った肌は、メイクが無理なく乗ってくれるうえに、よれたりすることがありません。
肌トラブルがあるときには、下地を利用して肌のベースを整えておくと、ファンデーションなどを重ねたときにうまくいきやすいです。
ハイライトを使う
ポイントメイクとして、ハイライトを活用すると肌のメリハリがついてオーラ肌に見えます。
Tゾーンや目元付近などに入れてみると、効果的にきれい肌を演出できるでしょう。