年を重ねると、若い頃には思いもしなかった肌の老化に出合います。
中でも、たるみの問題は、多くの人が悩むところでしょう。
美容成分入りの化粧品でケアしている人もいますが、最近注目されているのがフェイスリフトフィルムです。
たるみが気になる箇所に貼るだけで、しわやたるみを引き上げることができるという魅力的なアイテム。
ここでは、フェイスリフトフィルムについて、効果や上手な貼り方、剥がし方などを紹介します。
フェイスリフトフィルムとは
フェイスリフトフィルムは、しわやたるみが気になる箇所に貼ることで、肌を引き上げることができる超極薄のフィルムです。
たるみを引き上げるテープは昔からありましたが、従来の商品はテープが見えてしまったり、引き上げた部分が引きつれて不自然になってしまったりと問題含みでした。
そこへ登場したのが、今話題の超極薄フェイスリフトフィルムです。
どのくらい極薄かというと、0.007ミリの薄さです。
何か貼っているとはほとんど見えない薄さですから、メイクで上手に隠すことも可能。
貼る場所も耳の前後ですから、周囲に注目されにくく引き上げ効果を得られます。
目元や口元に使用することもできて、活用価値大の美容グッズです。
フェイスリフトフィルムの効果
フェイスリフトフィルムを使用すると、たるみやしわを引き上げることによってフェイスラインがスッキリ見える効果を得られます。
人の顔は、フェイスラインがスッキリしているというだけで10歳は若く見えるものです。
肌のキメを整えたりシミを消すなどの美容効果は実感するまでに時間がかかりますが、フェイスリフトフィルムなら一瞬でたるみやしわを引き上げて若返り効果に期待できるのが魅力です。
フェイスリフトフィルムの効果は、特に下を向いたときに目立ちます。
通常、顔を下に向けるとたるみが目立ってしまいます。
ところが、頬や顎のラインが引き締まっていると、下を向いてもたるみが発生しません。
フェイスリフトフィルムを貼っていると、こうした効果を得られるのがメリットです。
目元のシワも頬のたるみも、ほうれい線や顎のたるみも、フェイスリフトフィルムさえあれば一気に悩みを解消できそうです。
フェイスリフトフィルムの貼り方
フェイスリフトフィルムは、最初のうちは上手に貼ることができない人もいるようです。
コツをつかむと上手に貼って最大限の効果を得られるようになります。
まずは、前準備をするところから始めましょう。
洗顔するか、ウェットティッシュなどで、フェイスリフトフィルムを貼る部分の肌の油脂を拭き取っておきます。
メイクやスキンケア用品だけでなく、皮脂も油脂分ですから拭き取るようにしてください。
髪の毛が付着しないように、ピンやクリップなどで上げておくようにすることをおすすめします。
シートの左右から、フェイスリフトフィルムを白い剥離紙と一緒に剥がします。
剥がした方向と反対のシートは、剥離紙に残ることになります。
シートは、顔に貼る場所によって左右どちらから剥がすかが決まっています。
右耳前と左耳後ろに貼るのであれば左から、右耳後ろと左耳前に貼るのであれば右側から剥がしてください。
フィルムを貼る向きは、耳を囲むように。
例えば、左耳前に貼る場合は、フィルムを剥がしたらフィルムの透明部分を貼る部位の下側に10秒くらい押し当てて肌に密着させましょう。
密着させた部分を押しながらフィルムを上に向けて引き上げたら、裏目の白い剥離紙を剥がしてしわを挟むように上側を貼り付けて10秒ほど押しあてます。
表面の透明な剥離紙を上から1枚外したら、中央からも1枚外してください。
シートから剥がすときに、白い剥離紙を5mmほど折ってから肌に貼るようにすると上手に貼れます。
貼る前には、指で肌を引き上げて、どのくらいたるみが持ち上がるかを確認しておきましょう。引っ張り過ぎには、注意してください。
フェイスリフトフィルムはいつ貼る?時間は?
フェイスリフトフィルムは、フィルムを貼っている間に物理的にたるみを引き上げるグッズですから、フィルムを剥がしたら肌は元に戻ります。
外出や人に会うときなどに貼るのが、おすすめです。
あまり長時間貼り続けていると、肌が引きつれてつらいことがあるかもしれません。
数時間程度にとどめて貼るようにし、フィルムを貼りっぱなしで1日経過するようなことは避けておいたほうがよいでしょう。
かぶれなどが発生した場合は、すぐに使用を中止することをおすすめします。
フェイスリフトフィルムのはがし方と注意点
フェイスリフトフィルムは、肌から剥がすときには水で濡らしてからだとスムーズです。
そのままフィルムを引っ張って剥がすと、肌に余計な刺激を与えてしまいますので皮膚トラブルを起こしかねません。
ゆっくり、慎重にフィルムを剥がして、剥がした後のアフターケアも忘れずおこなうようにしてください。