夜会巻きってどんな髪型?
キャビンアテンダントさんが、日常的にアレンジしている髪型、夜会巻き。
本来は、夜会、つまりパーティー用にアレンジした髪型ですが、最近では日中に楽しむ人が増えていて、そのアレンジ法や巻き方についてが話題になっています。
夜会巻きというと、ゴージャスなまとめ髪というイメージ。
とはいえ、基本的にはポニーテールから簡単にアレンジできるものも多いのです。
忙しいキャビンアテンダントさんでも、ササッとまとめられるくらいの髪型ですから、慣れれば一般の女性にも簡単に扱えるようになること間違いなしです。
夜会巻き作りに必要なアイテム
夜会巻きには、複雑なアイテムが必要かと思われがちですが、実は巻き方によってはゴムとコームさえあれば簡単にできるのです。
髪のボリュームや長さにもよりますが、コームは大き目のものを用意しておくのが無難です。
また、ゴムは、目立たないように黒などの地味なものにしておくことをおすすめします。
コームは、大きめのUピンが仕込まれたようなタイプのものが適しています。
ピンで細かく留めたりしないのがスマートですから、コーム一つで完結するようなタイプを選びましょう。
夜会巻きの作り方
夜会巻きを作るときには、まずポニーテールを作ってゴムで止めます。
ゴムでまとめておくことによって、夜会巻きがくずれにくくなるのを防げるのです。
また、ゴムでまとめておくと、この後の巻く段階で、髪をおさえておくのが大変ということもありません。
髪の長さは、肩ぐらいまであるのが、一番まとめやすいでしょう。
ポニーテールで髪をまとめた次は、ゴムの位置を心持ち下にずらしてから、毛先を上に向かってねじりあげてください。
髪が多い場合は、余った毛先を下に折り畳むようにして隠しましょう。
次はいよいよ、まとめた髪をコームで止めていきます。
コームで表面の髪を少しだけすくったら、くるっとコームを裏返して髪に差し込み、しっかりと固定しましょう。
ただし、あまり髪をすくい過ぎてしまうと、ひきつれて痛くなります。
少しだけすくうのがコツですから、このあたりは練習でちょうどいい加減をつかんでください。
できあがったら、髪を整えてからヘアスプレーをかけておくと、完璧です。
もしもおくれ毛が出ていたら、小さなUピンでとめておきましょう。
上級テク@夜会巻きアレンジ
基本的な夜会巻きは、まとめた髪をきっちりねじり上げる方法。
アレンジするときは、ポニーテールを作るときに上方にゆるみを持たせたり、ねじりあげるときにサイドに寄せてみたりするのがおすすめです。
いずれも、少し長めの髪のほうがうまくいきます。
空気感を出すには、ゆるめにまとめるとOK。
髪がくずれてきそうな心配がありますが、あらかじめヘアスプレーをかけておいたり、ある程度髪を濡らした状態でまとめていくと、うまくいきます。
コームを差し込む位置を上にしたり、下にしたりするのも、アレンジになります。
毛束の流れを変えてみたり、トップにボリュームをつけるなど、アレンジ方法は無限です。
ショートでも出来る夜会巻きとは
ボブヘアなどの短めの髪の長さでもできる、夜会巻きもあります。
肩につかない程度のボブでしたら、十分に夜会巻きは可能です。
まずは、髪を細めのゴムできつめに結びます。
結んだ髪を右に回して、毛先が上を向くようにねじりあげてください。
ねじりあげた髪を左手でおさえたら、右側の髪を左へ移動させると、結んだ部分が隠れます。
その状態で、U字型のコームを裏返しにし、髪に差し込んで表面をすくいましょう。
コームを差し込んだら、反対側に倒して頭皮に沿うように右側に差し込み、固定してください。
仕上げはヘアスプレーで固めるようにして、おくれ毛を小さなUピンでとめてください。