お笑いブームの中で、独特の芸風が人気となった狩野英孝さんですが、2016年に謹慎処分となりました。
狩野英孝さんは、一体何故謹慎処分となったのでしょうか。
その理由と、現在の狩野英孝さんの状況についてご紹介します。
狩野英孝さんのプロフィール
狩野英孝さんは1982年2月22日、宮城県で誕生しました。
父親が神職の資格を持っており、実家は櫻田山神社という一風変わった経歴を持っています。
当初は俳優を目指し、2000年に上京。日本映画学校の俳優科に入学します。
しかし俳優になるためのオーディションになかなか受からず困っていたところ、講師の紹介でマセキ芸能社に芸人として所属することになりました。
俳優を目指していた狩野英孝さんは、お笑いについて詳しくなかったようで、周囲のアドバイスを受けながら芸人としてのキャラクターを作り始めました。
そして出来上がったのが、勘違い系ナルシストキャラです。
芸風はコントで、シチュエーションの中で自称イケメンのナルシストキャラを演じます。
狩野英孝さんのフレーズはブレイクと同時に大人気となります。
何故謹慎処分になった?
その後も芸人として活躍したり、父親と一緒の神職を取得したりなど、幅広い活動をしていた狩野英孝さんですが、2017年1月20日に報じられたニュースで謹慎処分となります。
それが、女子高生アイドルとの交際疑惑です。
これを報じたのは写真週刊誌「フライデー」で、内容は当時17歳の相手と交際しているというものでした。
この一報を受け、狩野英孝さんは翌1月21日に謝罪会見を行います。
狩野英孝さんによると、相手の女性は22歳と自称していたとのことですが、実際は17歳で、青少年に対するわいせつ行為を禁止している「青少年保護育成条例」に抵触するとされ、問題となりました。
当時、狩野英孝さんは離婚後でしたが、相手の年齢を知って交際していたとなれば問題となります。
狩野英孝さん側は知らなかったと主張していますが、謝罪会見後は芸能活動を自粛することを発表しました。
その他にも疑惑があった?
未成年との淫行疑惑で謹慎処分となった狩野英孝さんですが、この他にも女性関係に付いて多くの噂が飛び交っていました。
それが、タレントの加藤沙里さんと、シンガーソングライターの川本真琴さんを含めた6股疑惑です。
この問題は各所で取り上げられ、その上に未成年との淫行疑惑ということもあり、狩野英孝さんに対して大きなバッシングが起こります。
また、狩野英孝さんはブレイク中の2011年10月5日に結婚報告をしていますが、わずか3年後の2014年10月1日に離婚していたことを発表しています。
これらの過去を含め、狩野英孝さんに対する女性関係のふしだらさが世間の目を厳しくさせたようです。
狩野英孝さんの現在
謹慎処分から約5ヶ月後の2017年6月1日、狩野英孝さんの所属事務所のマセキ芸能社から謹慎処分が発表されました。
事務所のホームページにて、代表取締役社長の柵木秀夫さんと、狩野英孝さんのコメントが掲載されました。
狩野英孝さんはホームページ上にて、「こんな自分を心配してくださったファンの皆様に、心から感謝申し上げます。
謹慎中に皆様からいただいた温かいお言葉も、厳しいお言葉も忘れず、新たに気持ちを引き締めて努力していきます」とコメント。
深く反省しながら、芸人として改めて歩きだす決意をしたようです。
2017年7月21日には、インターネットテレビ局「AbemaTV」にて約半年ぶりの生番組に出演し、同年9月7日には人気番組「アメトーーク!」で地上波テレビに復帰しました。
狩野英孝さんの再出発はまだ始まったばかりですが、長年の経験とファンの応援、同じ芸能仲間からの励ましにより、順調に復帰の道を歩んでいるようです。