芸能界のおしどり夫婦として知られていた南果歩さんと渡辺謙さんですが、2017年に離婚に向けた話し合いが始まったと報道されました。
突然の報道は、ファンだけでなく世間を多いに賑わせます。
二人の間に一体に何が起こったのでしょうか。
南果歩さんのプロフィール
南果歩さんは1964年1月20日、兵庫県で産まれました。
桐朋学園大学短期大学部に在学中、映画「伽?子のために」のヒロイン役のオーディションに応募し、見事主役を勝ち取り芸能界デビューを果たします。
翌年1985年にはドラマ進出、1986年には舞台進出を果たし、女優として幅広い活躍を見せます。
私生活では1995年に小説家の辻仁成さんと結婚しますが、2000年に離婚してしまいます。
二人の間にできた子供の親権は南果歩さんが持ち、母子二人の生活となります。
しかし、2003年、ドラマ「異端の夏」で渡辺謙さんと出会い、2005年に結婚します。
連れ子だった南果歩さんの子供は、渡辺謙さんが養子として迎え入れ、特に大きな問題もなく結婚となりました。
やがておしどり夫婦と呼ばれるほど、二人の仲は発展していきます。
渡辺謙さんのプロフィール
渡辺謙さんは1959年10月21日に新潟県で産まれました。
俳優としての活動は1979年からで、最初は演劇からの出発でした。その後、1982年にテレビデビューを果たしてから、様々な映画やドラマに出演し、多くのヒット作品を生み出します。
その活躍は日本だけに留まらず、ハリウッド映画「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」「インセプション」といった大ヒット作品に出演するまでとなります。
当初は通訳を要していた英会話ですが、猛勉強の末、現在ではほとんどの会話をこなせるようになりました。
特にアメリカにおける知名度が高く、日本を代表する俳優の一人となっています。
国内でも順調に俳優活動を行っており、近年ではNHK大河ドラマ「西郷どん」に出演しています。
離婚騒動の発端
二人の仲は極めて良好でした。渡辺謙さんは、南果歩さんの連れ子と養子縁組を組み、家族との時間を多く持てるように考慮して、拠点は日本に定めています。
入籍後、結婚式は挙げませんでしたが、2010年に結婚5年目の節目としてロサンゼルスで挙式を行いました。
渡辺謙さんは南果歩さんと同じく、2005年に離婚を経験しています。
お相手は一般女性で、1983年に結婚してから長い間を共に過ごしてきましたが、離婚協議には2年間かかるなど、スムーズな幕引きとはならなかったようです。
そして2017年3月、週刊文春が渡辺謙さんの不倫を報じます。
相手は元ホステスのジュエリーデザイナーで、7月に本人が会見を開き不倫を認めています。
大物俳優の不倫は世間を騒がせましたが、それに相乗する形になったのが、南果歩さんの病気です。
2016年3月11日、南果歩さんは乳がんのステージ1の診断を受け手術を行いました。
現在も闘病中で、妻が大変な時期に不倫という不実な行動をした渡辺謙さんは大きなバッシングを受けます。
これに対し南果歩さんは公では弾劾することはありませんでした。
しかし、2018年1月に「女性自身」が本人に直撃インタビューをしたところ、「今後、話し合いはしっかり行わなければならないと思っています」とコメントしました。
しかし、渡辺謙さんはドラマ撮影や舞台出演で忙しく、南果歩さんが求める「しっかりとした話し合い」の実現は中々果たされず、離婚騒動が長引く原因となっているようです。
現在の二人は?
2018年現在、渡辺謙さんはNHK大河ドラマの撮影が佳境に入っています。これが終わった後、舞台出演のため渡英する予定とのことです。
南果歩さんは闘病生活の中でも映画やドラマ出演を行っており、離婚に向けて話し合いのタイミングをうかがっているようです。
一部関係者によると、話し合いは渡辺謙さんの渡英前とされています。
しかし、離婚の手続きや南果歩さんが提示する条件によっては、離婚に向けての話し合いは長引く可能性があります。