2000年代、多くのテレビドラマや映画に出演し、俳優として活躍してきた小池徹平さんですが、現在はあまりその姿を見かけません。
一部では「芸能界を干されたのでは?」という噂もありますが、真相はどうなのでしょうか。
今回は、小池徹平さんの近況と併せてご紹介します。
小池徹平さんのプロフィール
小池徹平さんは1986年1月5日、大阪府で産まれました。
芸能界入りのきっかけは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞したことがきっかけです。
このコンテストは、人気雑誌JUNONが主催しているもので、芸能界への登竜門となっています。
15歳でグランプリを受賞した小池徹平さんは、その後雑誌でモデルなどを経験し、2002年に上京、関西テレビ制作のドラマ「天体観測」で俳優デビューを果たします。
その後、2005年にテレビドラマ「ごくせん」第2シリーズに出演。可愛らしく整ったルックスで一躍有名となります。
翌年2006年には映画「ラブ★コン」で初主演を果たし、その後も様々な映画やドラマ、CMに出演。2000年代の代表的な人気俳優となります。
マルチな活動で大人気
小池徹平さんは、俳優だけでなく音楽分野でも精力的な活動を行っていました。それがシンガーソングライター・デュオ「WaT」です。
WaTの活動開始は、小池徹平さんが俳優デビューをした2002年に遡ります。
ジュノンでグランプリを受賞し、俳優デビューもしていた小池徹平さんですが、WaTの活動はそれらの看板を出さず、路上ライブで経験を積んでいくというものでした。
いわゆる「アイドル歌手」ではなく、本格的なミュージシャンを目指し活動を行っていきます。
WaTの楽曲も、相方であるウエンツ瑛士さんと作ったもので、本人たちのこだわりがうかがえます。
小池徹平さんが目標としている人物に福山雅治さんがよく出てきます。
これは、福山雅治さんのように、音楽と俳優を両立できる人になりたいという想いからきているようです。
そして2005年、WaTはシングル「僕のキモチ」でメジャーデビューを果たし、第56回、57回のNHK紅白歌合戦に出場します。
初出場の際はマイクスタンドが倒れてしまうというアクシデントに見舞われますが、暫くマイクなしの生歌を披露して乗り切ります。
そして翌年はエレベーターが急停止してしまい本番に間に合わないという事故が起こりましたが、こちらも事なきを得ます。
どちらも当時、大きな話題を呼びました。
芸能界から干された?メディア露出が減った理由
順調に見えていた小池徹平さんの芸能活動ですが、徐々に露出が減っていきます。
WaTとしての活動も、2015年には解散となってしまい、ウエンツ瑛士さんと不仲説が囁かれる結果となります。
不仲説の真偽は定かではありませんが、解散以前からWaTとしての活動は減ってきており、活動の分野が狭まったのもメディア露出が減った理由の一つであると考えられます。
メディア露出が減った理由の一つに、ジャニーズ事務所との兼ね合いの悪さもあったと言われています。
小池徹平さんのルックスは美少年と評価されるほどのもので、この役割がジャニーズと被ってしまう事が多くあったそうです。
実際にジャニーズタレントと間違われることも珍しくありませんでした。
そして、テレビ局などが大手であるジャニーズ事務所を優先させた結果、メディア露出が減ってしまった、というものです。
しかしいずれも噂の域を出ておらず、芸能界を干された、という見方は正しいわけではないようです。
小池徹平さんの現在
小池徹平さんのメディア露出が減ったのは事実ですが、それは露出が多かった以前と比べて見た時のことで、芸能活動は継続して行っています。
現在も、様々な映画やドラマ、舞台に出演しています。2018年には帝国劇場で行われる舞台「1789 -バスティーユの恋人たち-」で主演のロナンを演じます。
30代に入り、今まで俳優や歌手として様々な活動を積んできた小池徹平さんの、今後の活動に注目が集まります。