妊娠・出産は、短期間で体型のみならず、肌の質をも大きく変化させてしまうものです。
肌内部のセルライトが浮き出てボコボコした表面になってしまったり、皮膚が急激な伸縮に耐えきれずに裂けたりすることで、後々にまでその痕を残してしまうこともあります。これが、所謂「妊娠線」です。「肉割れ」や「ストレッチマーク」とも呼ばれる妊娠線は、一旦できてしまうと、取り除くことはほぼ不可能なのです。高周波を利用したエステや、レーザー治療によって妊娠線を目立ちにくくすることはある程度は可能ですが、完全に元通りにすることは、現代医学をもってしても非常に困難を極めるのです。
つまり、妊娠・出産によって、体型は元に戻すことが可能であっても、お肌の質感や見た目の美しさは取り戻すことは容易ではありません。そのような事実があるにも関わらず、多くのトップモデルやグラビアの表紙を飾るようなアイドル・女優は、妊娠・出産を経験してもなお、従来と変わらぬ美しさを維持し続けている場合がほとんど。これには、絶対に何か特別なケアを行っているはずですよね…!
しかし、その答えは意外と簡単。彼女たちは、妊娠中や出産後も、妊娠線対策を行っていたからということに他なりません。その美しい肌を保つ秘訣は、妊娠線の予防に特化したオイルにありました。
今回は、産後も美しい肌を保ち続けるために、妊娠線予防に最適なオイルについて考えてみましょう♪
妊娠線予防オイルの選び方
妊娠線を残さないためにはオイルが最適!とは言うものの、サラダオイルやオリーブオイルを用いるわけにはいきませんよね(^^;
それ相応の、きちんとした製品を選ぶ際のポイントをいくつかお伝えします。
保湿効果
日照りの続く大地や、お正月の床の間に長時間飾られた鏡餅を思い起こしてみてください。それらは、長時間空気に晒され、乾燥が進むことによって、徐々にひび割れてくる姿が容易に想像できますよね。実は、お肌に対しても同じことが言えるのです。
妊娠によって大きく膨らみ、表面積が広くなったお腹は、どうしても長時間無防備になりがちです。それゆえ、乾燥が進み、知らず知らずのうちにお肌が限界を迎えて、妊娠線を生み出してしまうこととなってしまうのです。
乾燥を防ぐには、保湿あるのみです!
ナッツオイルや馬油など、即効性と持続性の両方を兼ね備えた保湿成分が含まれているものを選ぶと、より効果を実感しやすいでしょう。
オーガニック
同じように使うのならば、原材料にもこだわったものを選びたいところ。さらに言えば、その原材料が自然由来で、なおかつ栽培方法からこだわってつくられたオーガニックのものであれば安心感も違いますよね。
特に、妊娠・出産と心身ともに劇的な変化を迎える女性の身体は、何かとデリケートになりがちです。ほんの小さなことであっても、大きな肌トラブルを招いてしまうことが往々にして考えられます。
「肌は強い方だから大丈夫!」と、普段はあまり気に留めない方でも、妊娠・出産期においてもそれが当てはまるとは限りません。ここはひとつ、無添加で作られた、低刺激なものを選んでおくのが良いでしょう。
使い心地
オイルというだけで、その質感がベタベタとして使いにくいものを想像し、敬遠される方もいらっしゃるかも知れませんね。しかし、様々なオイルが絶妙なバランスで配合されているものは、水のようにサラサラとした使い心地で、嫌なべたつきを残しません。
肌なじみが良く、それでいてしっとりとうるおい肌が長続きするオイルもあるのです。
こればかりは、好みにより異なりますが、自身の使いやすい質感のものを選んでおくと、楽しんで使い続けることができますよ。
香り
使い心地同様、香りの好みも人によって様々です。特に、妊娠中はつわりなどの影響により、その好みが顕著に現れます。例えば、一般的には良い香りだとされるバラの香りすらも、人によっては吐き気をもよおしてしまうほど辛いものとなる場合もあります。こうなってしまっては、妊娠線のケアどころではなくなってしまいますよね。
無香性を選ぶのが無難ではありますが、何だか味気ない…という場合には、使い始めのみ香る微香性や、レモングラスやミントなど爽やかな香りのものを選ばれるのが良いでしょう。
コストパフォーマンス
何を購入するにも、結局行きつくところはコスパの良さではないでしょうか。いくら良い製品であっても、値段が相応でなければ、使い続けることはおろか、買ってみようという気持ちにすらなかなかなれないものです。
妊娠線予防のためにオイルを用いるなら、毎日の使用かつたっぷり塗ることが大前提となります。その、「たっぷり塗る」を実現するためにも、お手頃価格のものは選んでおきたいところですね。
妊娠線予防オイル人気ランキング!
選び方のポイントを踏まえて、妊娠線予防に最適なオイルを厳選してご紹介いたします。いずれ劣らぬ製品ばかりで、目移りしてしまうかも知れませんね( *´艸`)
女美健編集部オススメ順にランキング形式にしてお伝えします♪
AMOMA マタニティオイル
第1位は、AMOMA マタニティオイルです!
ライスオイルやマカデミアナッツオイルなど、5種類の成分を配合し、肌をやわらかくしてハリと潤いを与えてくれます。開発には、マタニティアロマのスペシャリストが携わっており、日本人の肌に合うようにこだわって作られているのです。独自の比率によって配合された成分同士が相乗効果を発揮することにより、しっとりつるつる肌が長続きします!
プロが開発に携わったというだけあって、使い方もバッチリ!手順のわかりやすい説明や動画など、アフターサービスも充実しています。使う人のことをとことん考えているオイルだと言えるでしょう。
160ml入り2129円より購入が可能ですが、たっぷり使える500ml入り3703円が断然お得!
お腹周りはもちろん、バスト、太ももなど気になる箇所にたくさん塗って、妊娠線予防に最適な製品です。
月桃馬油
第2位は、月桃馬油です!
抗酸化作用を持つ月桃と、肌を柔らかく滑らかにすることで知られる馬油が1つになった製品です。月桃は沖縄県今帰仁村の太陽の光をたっぷりと浴びたものを、馬油は熊本の大地で育まれた最高ランクの馬油のみを使用しています。厳選素材ならではの効果によって、女性らしさ溢れる若々しい素肌へと導いてくれることでしょう。
着色料・香料なども一切無添加!天然成分100%で作られているので、敏感肌・乾燥肌にお悩みでもたっぷり使えます。
通常購入1本3800円と十分お得なのですが、定期購入なら初回限定30%オフの2660円で購入が可能です。さらにお得なまとめ買いのコースも充実しているので、お得に続けることが出来そうですね。
ヴェレダ マザーズボディオイル
第3位は、ヴェレダ マザーズボディオイルです!
高品質のアーモンドオイルやホホバオイルなど、抗酸化作用と保湿に優れた成分がふんだんに配合されています。加えて、アルニカ花のエキスがお肌にハリをもたらし、弾むようなみずみずしい肌へと導いてくれますよ。
こちらは、助産師さんの協力をもとに開発された製品。妊娠・出産の最前線で活躍された経験が活かされているとあって、効果にも大きな期待が持てますね。
100ml入りが4104円。
オイルとは思えないほどサラサラとした使いやすさが人気の秘訣となっているようです。
エルバビーバ(erbaviva) ストレッチマークオイル
第4位は、エルバビーバ(erbaviva) ストレッチマークオイルです。
その名のとおり、妊娠線やダイエットなどによるストレッチマークを予防するためのオイル。肌のキメを整えるニンジン種子油やローズヒップ油を配合しているので、しっとりモチモチ肌がいつまでも続くのです。
オーガニック認証USDAを取得した成分で構成された、お肌に優しいオイルなので、生まれたての赤ちゃんの素肌ケアにも使用できます。家族で使えるのは嬉しいですよね。
1本500mlと大容量で、13176円となっています。
キャリネス ボディオイル
第5位は、キャリネス ボディオイルです。
高級化粧品にも多く含まれるスクワランやコラーゲンなどが配合され、美容的効果も高いオイルに仕上げました。さらに、オイルをジェル化させているので、手に取りやすく伸ばしやすい、使い五コリが良くなるように工夫がされた製品となっています。
なんと、売り上げの10%はタンザニアの妊産婦支援に寄付されるとのこと。製品を通じて、国際支援に携われるというのは、なかなかできることではありませんよね。
1本100mlで4104円で購入が可能。お得なギフトセットも充実しているので、贈り物にも最適です。
エルバオーガニックス STMオイル
第6位は、エルバオーガニックス STMオイルです。
ひまわりオイルやサフラワーオイルなど、生命力にあふれた6種類の精油をブレンドして作り上げられた製品。粒子が細かく上質なオイルで、つけるだけでみずみずしく潤った素肌が長続きします。
100%植物由来の天然オイルと合って、妊娠線ケアのみならず、ヘアケアやフェイスケアにも使えます。まさに万能オイルと言っても過言ではありませんね!
1本120mlで2741円から購入が可能です。お得なトライアルキットもおすすめです♪
ノコア ファースト ボディトリートメントオイル
第7位は、ノコア ファースト ボディトリートメントオイルです。
既に多くのメディアで取り上げられているので、ご存知の人も多いかも知れませんね。
合成界面活性剤やパラベンなど、化学物質は一切含まれていない代わりに、厳選された天然由来の保湿成分がたっぷりと含まれています。甘く優しいオレンジの香りで、リラックス効果もバッチリ。使う度に心地よさを感じられるオイルで、絶大な人気を誇るのにもうなずけます。
1本100mlが4490円で購入できますが、LINEのクーポンで更にお得に購入することも可能です!
Bioil バイオイル
第8位は、Bioil バイオイルです。
欧米で絶大な人気を誇っているBio-oilという南アフリカ発祥のオイルがありますが、こちらはまた別物。Bio-oilのノウハウをベースにしつつも、日本人の肌に合うようにと処方された国産の製品です。製造・販売を行っているのは小林製薬というのも、安心できるポイントですね。
保湿のみならず、キズあとやニキビあとにも高い効果を誇る製品です。
1本25mlから125mlまで、サイズのラインナップも充実しています。
ニールズヤード レメディーズ ストレッチマークオイル
第9位は、ニールズヤード レメディーズ ストレッチマークオイルです。
オーガニックブランドとして名高いニールズヤードの製品です。青いボトルが、既に高級感を漂わせていますね。大豆オイルとアーモンドオイルをベースに、華やかなオレンジの香りが広がります。極上のマッサージタイムに花を添えるオイルとなっています。
1本100mlが5000円となっています。
オーガニックマドンナ セラムオイル
第10位は、オーガニックマドンナ セラムオイルです。
オーガニックエクストラヴァージンオリーブオイルが使用され、とろけるような潤い肌へと導いてくれます。とろみのあるオイルで、肌なじみも使い心地も実に快適な製品となっています。たっぷりと配合された保湿成分が99%オーガニックだというのも嬉しいポイントですね。
お試しサイズ80mlが2000円から購入が可能です。
妊娠線オイルおすすめの塗り方!
では、実際に妊娠線オイルを用いるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
いつから?
妊娠線を絶対に作りたくない!との強い気持ちがあるのなら、妊娠を知ったその日から始めるのが最適です。
ただ、お腹が目立って大きくなるのには、まだ若干の猶予があります。おなかの赤ちゃんが急激に成長し、お腹が大きくなり始めるのが、概ね妊娠5か月目からになります。その辺りまでにはケアを始められるようにしておくのが良いでしょう。
塗る頻度は?
「気づいたときが、塗り時」だと言えるでしょう。
乾燥してきたかなと体感できるころには、実はもうかなりお肌が乾燥してカサカサになってしまっていることもあるのです。製品により、適切な頻度が異なる場合もありますが、少なくとも朝・晩の2回はたっぷりと塗ってケアするのが良いでしょう。
塗る場所は?
まずは、急激におおきくなり、皮膚の伸縮に耐え切れなくなることが想定されるお腹を重点的にケアするようにしましょう。
加えて、そのお腹周りを支える脚やお尻にも妊娠線が刻まれやすくなります。
また、授乳に備えて乳腺も発達するため、胸も急激に大きくなることとなります。身体の全てがサイズアップすると言っても過言ではないのですが、特にお腹・お尻・胸は重点的にケアしておきたいポイントです。
クリームとの併用もおすすめ
オイルと同じく妊娠線ケアに最適なのが、クリームです。
クリームに含まれる保湿成分や肌の質感をツヤツヤなめらかにする成分との相乗効果によって、妊娠線の予防により役立てることができるのです。製品によっては、オイルとクリームがセットで販売されていたり、お試しセットとして購入することも可能です。
ケアを始めるには最適な組み合わせだと言えるでしょう。
産後ママの口コミ!妊娠線オイルの効果はどうだった?
と、オイルの先入観から意外な魅力を発見したとの意見や、
と、その多機能さを称賛する声も多く聞かれました。
また、結果としても、
や、
など、きちんとケアを行えば、妊娠線を最小限に食い止めることができているようです。
また、妊娠線予防オイルを愛用しているのは、トップモデルや女優さんにも多い様子。
例えば、俳優である小栗旬さんの奥様で、自身もトップモデルとして活躍している山田優さんは、バイオイルを愛用し、妊娠線を残さなかったことを自身のブログで明かしています。
加えて、子役から女優へと華麗に転身し、第一線で活躍し続けている安達祐実さんは、キャリネス ボディオイルを愛用しているのだとか。
ママになっても美しさを保つ秘訣は、妊娠・出産においてもケアを怠らないことにあったようですね。