男の子と女の子の産み分けを希望する人が増えたことから、様々な産み分け対策法がうわさになっています。
中でも高確率だという評判になっているのが、中国式産み分けカレンダーです。法律で出産制限がされていた国の対策法だけに、気になる人が多いのも当然でしょう。
ここでは、中国式産み分けカレンダーについて、確率や計算方法などを紹介します。
中国式産み分けカレンダーとは?
中国式産み分けカレンダーは中国で出産制限がおこなわれるようになってから誕生した方式かと思われることもありますが、実は700年以上も前に誕生した方法です。
古代中国の科学者によって生み出された方法で、実際の出生記録の統計をとって表にしたものが中国式産み分けカレンダーなのです。
北京の科学研究所に原本が保存されているくらいですから、歴史的な資料であることには間違いありません。
産み分けカレンダーといっても、その目的は、授かった赤ちゃんが男の子か女の子かを予測するというもの。
今でも中国ではよく使用されていますが、現代では病院で妊娠中に男女の性別を知ることができますから、中国式産み分けカレンダーは占いのようなものともいえます。
中国式産み分けカレンダーの当たる確率は?
中国式産み分けカレンダーは古代の科学者によって作成されたといいますが、実は科学的根拠はないことがわかっています。
しかも、100%の的中率はなく、的中率は90%程度だといわれています。長年用いられてきたツールにしては、完璧な的中率ではないところが気になります。
またあくまでも統計データをとった資料ですから、今後の傾向に役立つとは限らないのも確実です。
中国式産み分けカレンダーの使い方・計算方法
中国式産み分けカレンダーでは、赤ちゃんを妊娠したときの女性の年齢と受胎月から赤ちゃんの性別を予測できます。
女性の年齢は数え年で計算する必要があるため、ゼロ歳のときが1歳となります。現在30歳の人であれば、数え年は31歳になるという具合です。
中国で長らく用いられてきた中国式産み分けカレンダーは、カレンダーというくらいですから表の形式になっています。
女性の年齢と受胎月をカレンダーにあてはめて計算をするので、これから子供の性別を中国式産み分けカレンダーで予測したいときにも全自動計算ツールを利用すると便利です。
他にもあった!ブラジル式カレンダーとは?
中国式産み分けカレンダーとよく似た子供の性別を予測するツールに、ブラジル式産み分けカレンダーがあります。
縦軸に女性の年齢を横軸に受胎月をあてはめて、交差したところに子供の性別が記載されています。中国式では女性の年齢を数え年で、受胎月を旧暦で計算しているのが特徴です。
中国式産み分けカレンダーのほうが日本人には向いていると人気で、当たる確率も高いといわれています。
中国式カレンダーに頼りすぎない!
中国式産み分けカレンダーは、700年も昔の時代に作成された一覧表のようなものですから、昔の統計データから割り出して占いゲームにしたようなものともいえます。
中国式産み分けカレンダーを活用して、これから妊娠する月を決めて男女の産み分けをすることも可能ですが、その確率は当然絶対とはいえません。
そもそも、産婦人科で産み分け治療を受けても成功する確率は高くて80%程度なのです。
中国式産み分けカレンダーで確実に男女の産み分けに成功できたら、世界中の人が飛びついていることでしょう。
とはいえ、面白みがあるのは事実です。子供は天からの授かりものといいますから、たとえ産み分けの努力をして失敗しても、大切に育てるのが親の責任です。
ただ、産み分けの対策の一つとして、また子供が生まれてから中国式産み分けカレンダーだったらどんな結果だったかを調べてみるのも楽しいでしょう。