男の子がほしい、女の子がほしいという希望があると、産み分けの努力に失敗したときにショックを受けたり後悔するようなことがあるかもしれません。
無事に赤ちゃんが生まれたのはおめでたいことなのに、希望の産み分けができなかったことを後悔してストレスになってしまうのはよくありません。
ここでは、産み分けになるべく失敗しないようにするための注意点について、失敗談も含めて紹介します。
産み分けを失敗する原因
世間では産み分けが話題になっていて実践する人が増えていますが、産み分けには成功例も失敗例もあります。実は、必ずしも産み分けに成功している人ばかりではありません。
むしろ失敗している人のほうが多いくらいで、それでも産み分けをしたいと試みる人が増え続けているのが不思議なほどです。
誰もが自分は成功する気がすると思って産み分けにトライするのですが、失敗してしまうのにはどのような原因があるのでしょうか。
排卵日の予測をしっかり出来ていない
産み分けが失敗してしまう原因の一つとしては、排卵日の予測がきちんとできていないということがあります。排卵日の予測は、プロの産婦人科医でも正確におこなうのが難しいといいます。
もちろん、治療における指導でも、排卵日は予測として提示されます。この日が絶対ということは言えないようです。そんな排卵日の予測を素人が確実におこなうのが難しいのは、当然です。
ところが、排卵日の予測がきっちりできていないと、産み分けの成功率は下がります。男の子では排卵日当日からずれていないほうがよく、女の子では排卵日当日はずらしたいという条件があります。
これが重要な産み分け条件となってくるため、排卵日の予測は数%でも高いほうがよいのです。
夫が協力しない
パートナーである男性が、産み分けに非協力的というケースもあります。産み分けどころか、妊活そのものに協力してくれないというケースもあるでしょう。
産み分けの方法にもいろいろな種類がありますが、食事ひとつでも酸性の食品を多くとったほうがよいとか、逆にアルカリ性の食品をとったほうがよいなどといわれていることがあります。
男性には質のよい精子を提供してもらう必要がありますから、栄養バランスのとれた食事を心掛けてほしいのに、好き嫌いが激しい、忙しくて偏食しがちなど産み分けを含めた妊活に非協力的だと成功率は低くなります。
性行為の内容が間違っている
産み分けの方法には、性行為の対策法もあります。挿入時に浅くする、深くするなどの違いで女の子ができやすいか男の子ができやすいかが違ってくるというのです。
一般に、男の子ができるときは女性が深いオーガズムを得てるといいます。理由は、女性がオーガズムを得ると膣内にアルカリ性の粘液が分泌されるためです。
男の子を産み分けるには膣内がアルカリ性に傾いていたほうが有利なので、このようなことが言われているようです。
逆に、女の子を産み分けたいときには、女性がオーガズムを得る前に射精したほうがよく、浅く挿入したほうがよいのはこのためです。
つまり、男の子がほしい場合も女の子がほしい場合も、女性の興奮をコントロールできるかどうかがカギとなります。これには、男性側の協力も不可欠です。
産み分けを失敗してしまう確率は?
男の子と女の子の産み分けに失敗してしまう確率は、どのくらいなのでしょうか。
産み分けの成功率は、産婦人科で診療を受けた場合でも男の子の産み分けが80%、女の子の産み分けが70%程度だといいます。
つまり、残りの30%ないし20%程度は失敗してしまっていることになります。
産婦人科で産み分け治療を受けても100%の確率での成功はないことがよくわかるとしても、70%以上の確率で産み分けが可能なのであれば高い確率といえるのではないでしょうか。
対策を試す前からあきらめてしまうよりは、試してみてから失敗した場合に再度対策を練ってみるのもいいのかもしれません。
産み分けに失敗した方々の失敗談
ここで、産み分けに失敗してしまった方々から寄せられた体験談について紹介します。
女の子の産み分けに失敗
男の子の産み分けに失敗
産み分け失敗で中絶する夫婦も…
産み分けの問題は、一部では否定的な意見も聞かれます。しかし、実際に妊活をしている人たちの中には、男の子がほしい、女の子がほしいという希望が高まっているようです。
無事に生まれてくれればそれだけでいいと昔からいわれてきましたが、昔から男の子がほしい女の子がほしいという希望はあったはず。
それでも産み分けという対策法は発達しておらず、広く一般にも知られていなかったために何とか産み分けしたいと思う人も少なかったのでしょう。
現在でも、男の子でも女の子でも生まれてくれればいいという人が多いのは事実です。しかし、本音をいえば、女の子がよかった、男の子がよかったと思う瞬間はあるもの。
そんな思いが、妊娠中に大きくなってしまえば、中絶を選ぶ人も増えてしまうかもしれません。
実際、人工授精でも産み分けが容認されていないにもかかわらず、希望の性別の子供ができなかったばかりに中絶を希望するご夫婦もいるということです。
産み分けに失敗したから中絶するというのでは、女性の体はいくらあっても足りません。
子供が性別によって命を選別されることにも問題がありますが、妊娠にも中絶にも女性の心身に大きな負担がかかることを忘れないようにしたいものです。
子供は天からの授かりもの、男の子でも女の子でも、感謝して大事に育てることが大切です。