皆さんはコーヒーや紅茶をティーパックで淹れて、そのあとどうしていますか?
消臭効果を求めて、使用しているという方は多いかもしれません。
しかし、実は使用済みのティーパックにはほかにも様々な活用方法があります。
使用済ティーパックの再利用って?
コーヒーを淹れた後、出がらしの粉末を乾燥させて再利用している人は少なくありません。
同じように、使用済ティーパックを再利用することが流行っています。
使用済ティーパックは、パックに包まれていることから、水気を絞ってポイッと捨ててしまう人が多いでしょう。
ところが、使用済ティーパックの場合は、乾燥させても乾燥させなくても、使い道があるのです。
パックのままで再利用ができるのは、とても便利。
脱臭剤や化粧水、肥料、染料、料理など、幅広い用途があるのに、そのままゴミ箱に捨ててしまうのはもったいないですね。
使用済ティーパックの使い道
使用済ティーパックは、使用済コーヒーと同じように、消臭効果を発揮してくれます。
コーヒーの場合は、乾燥させてから改めて袋に詰めたりする必要もありますが、使用済ティーパックの場合は既にパックに入っているのが扱いやすいのです。
乾燥させて、匂い袋に入れてみるのも、とてもおしゃれです。
美容目的で使用済ティーパックを使うときには、化粧水に浸してみると美白やアンチエイジングによいという説があります。
また、使用済ティーパックのままでまぶたに置いてあげると、まぶたのむくみがとれるともいわれています。
料理では、お肉を煮込むときやパン・お菓子などの風味付けに重宝します。
特に、紅茶のパンや茶葉入りのクッキー、シフォンケーキなどは、市販品のような仕上がりになるのが魅力。
香りも味もよくて、病みつきになります。
染めものは、渋くて淡い色をつけられるのが素敵です。
布だけでなく、紙を染めてみるのも楽しいですよ。
使用済ティーパックの再利用法の下準備
使用済ティーパックの再利用をするときには、使用済ティーパックのままで使う方法と、ティーパックから中身の茶葉を取り出して使う方法とがあります。
使い道によって、下準備は違ってきますので、まずはどんな風に使用するかを決めましょう。
それまで、使用済ティーパックは、乾燥させて、そのままで保存しておけば大丈夫です。
茶葉を出して使いたい場合は、ハサミでパックを切り開いて茶葉を取り出せばOKです。
美容に使う使用済ティーパックの使い方と効果
使用済ティーパックを美容目的で使う場合は、紅茶の種類を選んでみてほしいところ。
日焼けやニキビ、美白効果を紅茶がかなえてくれるなんて、初耳だと思った方も多いでしょう。
実は、紅茶に含まれている、ローズヒップなどが美容効果をもたらしてくれるのです。
つまり、ローズヒップなどがブレンドされている紅茶の使用済ティーパックを選ぶことが大切。
ハーブティーなら、ブレンドされている植物成分も多そうですね。
ローズヒップは、なかなか高価。
紅茶にブレンドされたローズヒップを飲んだ後の使用済ティーパックで再利用できるのは、とてもお得です。
使用済ティーパックお茶・コーヒーの効果や使い方
番外編で、コーヒーの出がらしの意外な使い方も紹介しておきます。
コーヒーの出がらしは、金属や靴を磨くときに便利なのです。
乾燥させたコーヒーの出がらしをガーゼなどで包んだら、そのまま革靴や金属を磨いてください。
一般的なワックスは、化学合成成分が含まれていることが多く、使うときに抵抗を感じていた方もいるでしょう。
スプレータイプのワックスなども、便利ですが、床などにワックスがついて足を滑らせてしまうリスクもあります。
コーヒーの出がらしを使えば、環境にやさしく、お財布にもやさしく効果的。
いつでも気軽に靴を磨けるので、前よりピカピカの靴を履けるようになったなんてことになりそうですね。
コンロやお鍋を磨くときにも、コーヒーの出がらしを試してみてください。