カプラブロックは、ブロック遊びの一種。
ブロックといえば北欧のレゴが有名ですが、カプラブロックはレゴとは違ってたった1つのサイズの木製のブロックを使って様々な造形を楽しむのが特徴です。
ブロックというよりは、板のような形をしているカプラブロック。
フランス生まれで、子供の知育にも役立つといわれています。
カプラブロックで出来ること、大人の楽しみ方なども紹介します。
カプラブロックとは
カプラブロックは、フランス生まれの板状のブロック玩具。
レゴのような華やかなカラーではなく、あくまでも木の素材そのままを活かしたブロックです。
しかも、大きさはワンサイズですから、最初はどのように造形したらよいかととまどってしまうかもしれません。
カプラブロックのよいところは、とことん自分の脳を使って想像して遊べるところなのです。
15年もの歳月をかけて考案されたカプラブロックは、本当に単なる板状。
長さ15cm、厚み1cm、幅3cmの板で出来ており、突起などはどこにもありません。
つまり、組み合わせて遊ぶレゴのようなブロックとは大きく異なり、積み重ねて遊ぶ積み木なのです。
カプラブロックの遊び方
カプラブロックは、積み重ねて遊ぶだけなので、バランス感覚が活かされます。
突起がないだけに積み重ね方は自由自在ながら、突起がないだけにすぐに崩れてしまう心配もあります。
そこをどう重ねていくかが、遊ぶ人のセンス。
見事な造形力でお城を造ったり、空想の世界を形にした造形物をつくるのが楽しいカプラブロック。
何でも作れるカプラブロックは、崩す楽しみも遊びのうちなのです。
知育になる!カプラブロックの子供の脳への影響
カプラブロックは、フランスでは文部省推薦の教材として用いられています。
日本でもすでに保育園や幼稚園、小学校で知育教材として取り入れている機関があり、世界中で教育的価値が認知され始めています。
想像力だけでなく、論理的思考力もきたえられるというカプラブロック。
集中力と忍耐力をきたえてくれることから、発達段階に応じて何歳の人でも楽しめます。
また、1人で楽しむことができる一方で、仲間と楽しんでチームワークや社会性を育てることも可能なのです。
作ってみようカプラブロックで作れる物・出来ること
カプラブロックを使えば、あらゆるものを作れるといっても過言ではありません。
突起を組み合わせて重ねるようなブロックと違い、板状にできているカプラブロックは単純に積み重ねていくのが特徴です。
そのため、想像力次第で何でも作れます。
無心に何でもない形を作ってもいいですし、こだわる人はアートブックを参考にまねして形を作ってみるのもよいでしょう。
他の人が作ったカプラブロックをまねしているうちに、こんなアイディアを取り入れてみようと自分なりの工夫した大物ができるかもしれません。
お試しセットから1000個ものカプラブロックが入っているセットまで、いろいろなタイプの商品が出ていますので、まずは小さなセットでトライしてみてはいかがでしょうか。
大人だって遊びたいカプラブロック大人はどう使う?!
基本的には、白木製の板で出来ているカプラブロック。
ですが、中にはカラーが付いたカプラブロックも出ています。
植物系の染料を染み込ませているカプラブロックは、とても色鮮やかで安心して遊べるのがおすすめポイント。
しかもおしゃれで、インテリアにもなるほどです。
カプラブロックを大人が使用する目的としては、集中力や忍耐力をきたえるのに有効。
仕事でやる気が出ないとき、集中力がとぎれそうなときなどにちょっと遊ぶだけで、集中力を取り戻せそうです。
もちろん、遊びに夢中になってみるのも大人のカプラブロックの楽しみ方としてありです。