髪を染めるときには、何で染めていますか?ホームケアでもサロンでのケアでも、多くの人は化学染料でカラーリングしていることでしょう。
あまりにも一般的になった化学染髪料は染まり具合もいいのですが、髪や頭皮、自然への影響を考えると抵抗を感じる人もいます。
そんな人の選択肢の一つが、ヘナです。
ヘナの効果やメリット&デメリット、おすすめのヘナについて紹介します。
ヘナとは
ヘナは、植物100%の天然染料です。
化学染料とは違ってもちがよくない反面、髪や頭皮にダメージを与えにくく、環境にもやさしいのが特徴です。
天然のトリートメント効果もあり、髪を染めるだけでつやが出てくるのもまた一つのメリット。
化学染料よりはもちがよくないものの、天然の染料としては染色力は強いほうです。
あまり間をあけなくても繰り返し使えるので、一ヶ月に2~3回染めている人もいます。
白髪染めには便利なもので、すぐに伸びてきてしまう白髪を隠すにも最適です。
ヘナの髪への効果
白髪染めに便利なヘナですが、髪を染めるだけの理由で使っているわけではないという人も少なくありません。
たとえば、髪の補修をしながらカラーリングをしたいという人にも好まれているのがヘナならではの特徴です。
化学染料で髪を染めたときには、髪が傷まないように別にトリートメントをするのが一般的。
その点、ヘナなら、ヘナ自体がトリートメント効果を持っているので、髪を染めるだけでトリートメントも合わせて行えるのです。
抗菌作用もあることから、ヘナで髪を染めると地肌を健康に保つことができます。
地肌を通してデトックス効果もあり、常に頭皮をサッパリとすることが可能。
さらには、ボリュームUP効果にも期待できて、最近髪が薄くなってきた気がするという方にもおすすめです。
白髪をヘナで染めるメリット
ヘナで白髪を染めるにあたって得られるメリットは、頭皮にやさしいこと。
加齢で弱ってきた髪には、やさしい素材を使うのが一番です。
天然の染料であるヘナにはトリートメント効果もありますから、刺激を減らして髪に力をつけてあげるという一石二鳥の効果を得られます。
繰り返しの使用でもダメージを受けにくいので、すぐに伸びてきてしまう白髪を染めるにはもってこいのヘナ。
他のものについてしまっても、すぐに落とせば化学染料よりきれいになるメリットもあります。
注意したいヘナのデメリット
ただし、ヘナにもデメリットがあります。
まず、アレルギー反応が出てしまう人もいるということ。
この点は、化学染料の染髪料でも同じかもしれません。
ヘナのにおいが苦手、という人もいます。
化学染料のにおいも独特ですが、最近はにおいを抑えた商品も多いのに対して、ヘナはにおいを抑えていても独特な香りがするため、気になる人には不評です。
ヘナの場合、化学染料のような思い通りのカラーにはなりにくいのが特徴です。
また、一度ヘナで髪を染めると、それ以上に明るくすることができないため、注意が必要です。
パーマがかかりにくくなるというのも、ヘナのデメリット。
セルフケアでヘナを使った後にサロンでパーマをかけたいときには、美容師さんに申告しておきましょう。
おすすめヘナ選ぶならこれ!
ヘナはそもそも天然の染髪料ですが、商品によっても100%天然かどうかなどの違いがあります。
髪へのダメージを抑えることを考えると、100%天然かつオーガニックなどにこだわるとよいでしょう。
マダムヘナ
例えば、マダムヘナなどは、100%天然のオーガニックヘナを使用した商品。
世界中で人気のヘナで、カラーも4色そろっています。
日本で出ている商品には、ノズルタイプとシェイカータイプの2種類があり、使い勝手がいいほうを選べます。
使い切るのも好きな分量を使うのも自由ですから、扱いやすいほうを選ぶとよいでしょう。