コンビニで発売されている、ブランパンのコスパが最強と話題になっています。
ブランパンって普通のパンと何が違うの?
そもそもブランパンとは、小麦の外皮で作ったパンのこと。
小麦の外皮をブランといい、食物繊維が豊富なのが特徴です。
一般的に、食物繊維が豊富な食品といっても、期待するほどでもないことが多いものですが、ブランパンの場合は少量で一日の推奨食物繊維摂取量の約1/3も摂取できます。
また、小麦粉と比べると糖質がはるかに少なく、糖質制限にも向いているパンなのです。
もちろん、そのぶんカロリーも抑えめになっており、健康的なダイエットにピッタリのパンといえます。
ローソンで発売されたブランパンが引き金となり、ブランパンブームが拡大中。
パン好きや炭水化物抜きのダイエットは無理という方は、お好みのブランパンを探してみませんか?
ブランパンの豊富な食物繊維!他にも高い栄養素
ブランパンに使われている小麦の外皮には、食物繊維がたっぷり含まれています。
ローソンのブランパンを例に紹介すると、ブランパン1個につき食物繊維が5.4gも含まれているのですから驚かされます。
最近は食物繊維入りのお茶や清涼飲料水が多数発売されていますが、ほとんどが500ml入りで5gという食物繊維の含有量です。
ブランパンは、あんなに小さなパン1個にペットボトル1本分以上の食物繊維を含んでいることになります。
嬉しいのは、タンパク質も豊富だということ。
人体の20%をも構成するというタンパク質は、臓器や髪、爪、肌、筋肉など、様々な部位に必要な成分です。
ブランパンには1個につき6.6gのタンパク質が含まれていて、一日の摂取量を助けてくれます。
ブランパンでダイエット!糖質制限向き?
ローソンのブランパンは、2個入りや4個入りで販売されています。
1個の糖質は、わずか2.2g。
プチサイズのパンとはいえ、一般的なパンと比べたら、どのくらい糖質が低いのかがわかるでしょう。
ブランパンと同じくらいのサイズのバターロールと比べてみると、カロリーが低めの商品を選んでも1個あたりの糖質が16gと驚くほどの高さです。
ブランパンは、その8分の1の糖質。
これなら、糖質制限をしている人にも安心してパンを食べられるでしょう。
脂質も、やや抑えめになっているブランパン。
食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑えてくれるといいますから、2個ぐらい食べても影響なさそうですね。
種類豊富なブランパン!成分表示はしっかり見よう
ローソンのブランパンシリーズには、どれにしようか迷ってしまうほどの種類が発売されています。
スーパーフルーツのアサイーと美容に良いと話題のクランベリーが練りこまれたブランパン、プチサイズのブランパンよりもう少し大きめのブランブレッド、ブランのセサミスティックなどが食事パンに向いているでしょう。
スイーツ系のブランパンもあり、ブランのチョコロールやブランの焼きドーナツ・塩キャラメルなどは、商品名を見ただけでよだれが出てきそうになります。
人気のパンケーキを我慢している方には、ブランのパンケーキもありますよ。
それぞれに、カロリーはもちろん、含まれている糖質や脂質、タンパク質、食物繊維量が異なるので、購入するときには成分表をしっかりチェックしてから選びましょう。
苦手な人も?ブランパンを美味しく食べるには
一般的な白パンは、精白した小麦粉を使っています。
これに対して、ブランパンは小麦の外皮という硬い皮の部分が多めに含まれています。
ローソンのブランパンは舌触りもなめらかに仕上げられていますが、通常ブラン入りの加工食品はザラザラしているような、穀物のカスのようなものが入っているように感じられるのが特徴です。
最近ではヨーグルトにブランやドライフルーツなどを加えて食べるのが流行っていますが、食感が好きになれないという人もいるでしょう。
それでもブランパンを食べたいという場合は、ブランパンをトーストしたり、チーズやハムを挟んでみると、ブランの食感を紛らすことができます。
ただし、一緒に食べるものによっては糖質がプラスされてしまいますから、気を付けてください。