ドライシャンプーは、水やお湯を十分に使えない場所でも髪を洗えるシャンプー製品です。
昔から髪洗い粉として存在していましたが、最近見直されるようになったのは、被災地や介護の現場などで使用シーンが増えたからのようです。
昔のような粉を振って使うタイプとは違い、液状のスプレー式ドライシャンプーが人気の主流で、男女問わず使用者が増えています。
髪や頭皮は、毎日シャンプーするとダメージがかかりやすいといいます。
髪は濡らすとキューティクルが開いてしまうため、濡れている時間を少なくできるドライシャンプーのほうが、通常のシャンプーで洗髪するよりも傷みにくいのです。
ドライシャンプーにデメリットないの?
ドライシャンプーのデメリットとして
- エタノールが主成分
- 洗浄力は高くない
ということが挙げられます。
エタノールはアルコールのため、殺菌作用に優れ頭皮の清潔度を保ちます。
しかしアルコールは頭皮の乾燥を招く原因にもなるため、毎日のシャンプーには向きません。
また洗い流すシャンプーと比べると洗浄力は落ちるため、頭皮の皮脂が多い人やフケが多い人なども使用は避けたほうがいいです。
おすすめのドライシャンプー
ここで、おすすめのドライシャンプーを紹介していきましょう。
もっと手軽にドライシャンプーしたいという方のために、シートタイプやパウダータイプのドライシャンプーも紹介しましょう。
ハンドメイド作家 favoriさん(@favori_accessory)がシェアした投稿 -
資生堂 フレッシィ ドライシャンプー
スプレータイプ
使った後のフレッシュ感は、格別との評価が多いこちら。
資生堂の商品だけに、信頼性も高いですね。
タイプ:スプレー
DHCの水のいらない リフレッシュシャンプー
アミノ酸系のうるおいキープ成分や保湿作用に期待できるオリーブリーフエキスが配合されているのが特徴で、皮脂汚れを86%以上カットしてくれるといいます。
タイプ:スプレー
LUSHのドライミー
実店舗の多い石鹸専門店のLUSHですが、ドライミーはオンライン限定の商品。
グレープフルーツやライムが使われていて、香りがとてもフレッシュです。
植物原料100%で作られているのも、安心ですね。
タイプ:ドライ
ノーリンスシャンプーフォーム
水がなくてもしっかり洗えるシャンプーです。
NASAが開発したドライシャンプーで、日本向けにアレンジされています。
こちらは、ドライシャンプーといっても、泡状になっていてかなり水気を帯びるのが特徴です。
洗い終わったら、ドライヤーで髪を乾かしたほうがよいでしょう。
タイプ:泡
KOSEのフレッシュケア ドライシャンプーシート
お出掛け先でもシャンプーできる優れもので、食事をして髪ににおいが付いたときなどに持っておくと便利ですよ。
タイプ:シート
ジョンソンベビーパウダー
その名の通り、ベビーパウダーなのですが、髪に振りかけてマッサージすれば、ドライシャンプー代わりとなるのが便利です。
タイプ:パウダー
シッカロール
こちらもベビーパウダーで、昔から赤ちゃんに使われている製品なので、安心感があります。
タイプ:パウダー
ハビナースのシャンプーナップ
こちらも、手軽に持ち歩けるのが魅力。拭くだけで簡単に汚れを落とせるので、どんなシーンでも活用しやすいでしょう。
タイプ:ナップ
ドライシャンプーの効果@人気の理由は?
お水やお湯を使わなくても、髪を洗えるドライシャンプー。
水が不足しているシーンで、介護や入院中などのシーンでも重宝されてきたドライシャンプーが、今若い女性の間でも注目されています。
理由は、髪や頭皮のダメージを防ぐことが可能なため。
水やお湯でシャンプーするときには、泡立ちが必要になるため、発泡剤や合成界面活性剤に頼りがちです。
それらの成分が頭皮や髪を傷める原因となるため、心配な成分が含まれていないドライシャンプーが注目されているわけです。
ドライシャンプーの使い方
ドライシャンプーにも様々なタイプがありますが、最近人気の製品はスプレータイプのドライシャンプーです。
つまり、ドライシャンプー自体に水分が含まれていて、使いやすいのです。
使い方は、頭皮と髪全体にシュシュっとスプレーしてから軽くマッサージし、タオルなどで拭き取るだけで完了。
ドライシャンプー前に、ブラッシングをして汚れを浮かしておくと、さらにきれいにシャンプーできます。
シャンプー後にドライヤーを使って髪を乾かす必要がないのも、頭皮や髪に熱風のダメージを与えることなく、手間いらずで便利です。