夏の暑いときなどをはじめ、外出時に冷たいものを冷たいままに持ち運べるのが便利なクーラーボックス。
ですが、クーラーボックスの素材によってはかさばるのがネックです。
そこで登場したのが、折りたためるクーラーボックス。
使わないときには折り畳んでコンパクトにできるうえ、使うときにはハードに冷蔵品や冷凍品を守ってくれます。
折りたためるクーラーボックスの仕組みや保冷力、おすすめの折りたためるクーラーボックスについて紹介します。
折りたためるクーラーボックスとは
折りたためるクーラーボックスは、冷蔵品や冷凍品をしまうときにはしっかり自立した形のボックスになり、使わないときにはコンパクトにできるのが便利です。
折りたためるというと、ソフトなバッグタイプのクーラーボックスを思い浮かべるかもしれませんが、実はハードな素材で出来た折りたためるクーラーボックスも登場しているのに注目。
いくつも重ねても安定して置いておけるようなクーラーボックスもあり、アウトドア用にも最適です。
折りたためるクーラーボックスの仕組み
折りたためるクーラーボックスの仕組みはメーカーの製品によっても異なりますが、たとえばドイツ製のフリップボックスなどは発砲スチロールに似た素材を使って軽量なクーラーボックスを実現しています。
宅配の段ボール箱をたたむように小さくできるクーラーボックスが、中に物を入れたいときには簡単にしっかりした箱に変身するのは、とても便利。
発砲スチロールよりも強度の高い素材で出来ていることから、折りたたんだり箱にしたりを自由自在に行っても強度に変化がありません。
折りたためるクーラーボックスの保冷力ってどう?
折りたためるクーラーボックスは、素材そのものが保冷力に優れているのが特徴です。
中には、保冷力だけでなく、保温力も備えているタイプもあり、季節を問わずに重宝します。
冷たいものは冷たいままに、温かいものは温かいままに運べるので、運びたいものをあきらめる必要もなし。
バランスよく安定した状態で冷蔵品や冷凍品を運べることから、一部だけ溶けてしまうようなこともなくなります。
こんなにコンパクトになる!折りたためるクーラーボックス
折りたためるクーラーボックスは、ボックスに組み立てたときにはそれなりに容量の大きなボックスになります。
ところが、折りたたむと片手で小脇に抱えられるほどのコンパクトなサイズになるのが魔法のようです。
薄型で、ボックスになるなど信じられないくらいにコンパクトになることから、いくつも持ち運んでお買い物に行き、大量に冷蔵品や冷凍品を買い込んで帰ることも可能。
逆に、たくさんの冷たいものを運んで、帰りには荷物をコンパクトにすることもできるのです。
折りたためるクーラーボックスどのタイプを選ぶ?
折りたためるクーラーボックスは、メーカーごとにアイディア満載の商品が出ています。
くるくる巻けるアイスミュール
たとえば、くるくる巻けるアイスミュールは、一見するとクーラーボックスには見えない形。
まるでサンドバックか寝袋のようにしか見えないバッグなのに、保温も保冷も可能なくる折りたためるクーラーボックスなのです。
自分で空気を吹き込むことによって、断熱層を作るのがポイント。
最長で24時間もの保冷力があり、空気を抜けば丸めてコンパクトにもできます。
肩掛けタイプとバックパックタイプがあり、おしゃれでもあります。
AOクーラーズ
AOクーラーズは、ボストンバッグのような形の折りたためるクーラーボックス。
それほどコンパクトになるように見えないのに、素材がソフトにできているので、意外なほどにコンパクトになります。
フリップボックスは、強度の高い発砲ポリプロピレンを用いたクーラーボックス。
パタンパタンと折りたためるようになっており、使わなければ薄型コンパクトにしておけます。
使うときには、ハードなボックスになるのが便利です。