揚げ物をするとき、フライパンで脂気の多い食材を調理するとき、周囲に高温の油が跳ねて汚れたり、火傷するのが困りものです。
こうした油跳ねの解消法として開発されたのが、オイルスクリーン。
頑丈な金魚すくいのポイのような形をしたキッチングッズで、鍋の大きさに合わせて選べるようになっています。
揚げ物などをしているとき、オイルスクリーンで鍋にフタをすれば、空気は通しながらも油は通さないのが特徴。
油の跳ねを軽減できるだけでなく、食材の裏ごしや水切りなどにも使えるという、便利この上ないキッチングッズとして注目されています。
オイルスクリーンの使い方@簡単に油はねを防止!拭き掃除も楽ちん
オイルスクリーンは、名称からいっても基本的に揚げ物などの油跳ね防止用に作られている道具。
昔からあったような気もしますが、日常的に活用する方は少なかったかもしれませんね。
これにフォーカスしたのは、人気の料理研究家だという説もあり。
確かに、1つあると油を使った調理が億劫でなくなり、料理のレパートリーが広がりそうです。
実際使ってみると、オイルスクリーンでフタをして調理したときと何もせずに油調理をしたときとでは周囲に跳ねる油の量が大違い。
油調理をした後には、コンロや周囲の壁などを念入りに拭く必要がありますが、オイルスクリーンを使っていると、断然油跳ねの量が少ないのです。
しかも、手に跳ねる油の量も減るため、油シミなどが肌に増えてしまう心配もなくなります。
オイルスクリーン買うならおすすめはこれ!
IKEA
直径32㎝まで対応可能なので、ほとんどのフライパンに使えます。
取っ手がたためるタイプのため、収納スペースをとらないのも◎。
錆びにくいステンレススチールで、食器洗い乾燥機対応。
直径33㎝、高さ1㎝、重さ200g
ミネックスメタル
ステンレス加工の産地、新潟県燕市で製造されたオイルスクリーンです。
作りはしっかり、シンプルなデザインで洗いやすいところも◎。
ステンレス製
直径29㎝(持ち手含め46㎝)、重さ180g
日本製 キッチンネット
網目の細かさが自慢のオイルスクリーンです。
しっかり丈夫なのも嬉しいところ。
直径29.4㎝(持ち手含め46.5㎝)、重さ180g
ほかに直径19㎝、23㎝の2種があります。
SCANPAN 油はねガード
揚げ物などで起こってしまう面倒なお掃除を省いてくれる、SCANPANの油はねガード。
簡単にお使いいただけ、食器洗浄機も対応なので本体のお掃除主楽々です!
ニトリ
直径30㎝程度のフライパンに対応できます。
揚げ物だけでなく、お肉の油はね・ソースはね防止にも便利!
取っ手があるので湯切りにも使いやすく、まさにお値段以上。
ステンレス製
直径30㎝(持ち手含め45㎝)、高さ0.8㎝、重さ170g
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オイルスクリーンの使いやすいサイズやちょっとした機能がいい!
オイルスクリーンには、サイズがいろいろ揃っています。
例えば、あるメーカーのオイルスクリーンなら、19cm・24cm・29cmの3種類があるという具合。
鍋の大きさより少し大きいくらいのサイズにすればよいので、3サイズも揃っていれば好都合ですね。
揚げ物が終わったら、油を処理する必要がありますが、オイルスクリーンは油きりや油こしにも使えるのが便利。
単にフタをすればよいのでは?と思うかもしれませんが、完全に密閉されてしまうフタでは熱がこもるため、開けたときに火傷してしまいそうです。
また、揚げ物の仕上がりも、ふにゃっとしてしまう可能性があります。
その点、オイルスクリーンは網目になっているので空気を適度に逃がしてくれるのがメリット。
カラッと揚がった揚げ物ができるので、揚げ物上手といわれるようになるかもしれません。
多目的な使用も出来るオイルスクリーンは水切りや裏ごしにも?!
油きりや油こしにも使えるオイルスクリーンは、当然水切りにも使えます。
洗うとポロポロ分解されてしまうような野菜など、オイルスクリーンで水切りすれば食材を無駄にせずに済むでしょう。
食材を細かく裏ごししたい場合にも、オイルスクリーンが大活躍。
片手で持って手軽に裏ごしできるので、裏ごし自体が面倒でなくなるのではないでしょうか。
食洗機にもOK!オイルスクリーンのお手入れ方法
オイルスクリーンは、細かな網目状になっているのが特徴。
洗うのが面倒そうでは?と思う方もいるかもしれません。
油を吸っていそうな点も、汚れを落とすのに苦労しそうな印象がありますよね。
素材や構造によっても異なりますが、オイルスクリーンは油汚れを落とす洗剤に浸け置き洗いをしてもOKです。
また、食洗器にかけられるタイプも出ていますが、食洗器の場合はオイルスクリーンのサイズに注意が必要です。
というのも、取っ手が引っかかって食洗器に収納できない場合もあるからです。
洗った後には、よく乾かして保管しておきましょう。
風通しのよい場所に置いておいたほうが、カビなどが付きにくいかもしれません。