全国菓子大博覧会ってどんな博覧会?
全国菓子大博覧会は、日本の地方博覧会の一つで、お菓子をテーマにしています。
和菓子を中心に、洋菓子やスナック菓子なども含めたお菓子が紹介される、歴史のある博覧会なのです。
全国菓子大博覧会のスタートは、何と明治時代。
戦争で中断していた時期もありますが、現在も続いているのは、お菓子の存在が人の生活にいかに密着しているかにも関係するかもしれません。
品評会も行われる全国菓子大博覧会は、和菓子のオリンピックと呼ばれることもあり。
全国菓子大博覧会で賞を獲得すると、地方の銘菓として話題になりやすいというメリットもあります。
今年は三重!全国菓子大博覧会へのアクセス
毎年、各地方が持ち回りで開催している全国菓子大博覧会。
2017年の第27回は、三重県の伊勢市。
集まったお菓子は、およそ1,800種類。
とても1人で食べ切れる数ではありませんが、会場を巡ってみると試食品などを積極的に配布しているブースもあります。
会場へのアクセスは、いくつかの駅からバスで往復可能。
近鉄五十鈴川駅やJR二見浦駅、鳥羽駅など、便利な駅を選択できます。
乗用車でのアクセスも可能ですが、駐車場には限りがあるため、混雑を予想して公共交通機関を利用するのが無難です。
全国菓子大博覧会の入り方@一般人も可能?いくら?
全国菓子大博覧会は、お菓子業界の人も訪れる展示会です。
プロが集う博覧会でありながら、一般にも門を広げているのがお楽しみ。
茶席やカフェがあったり、即売ブースもあることから、その場でお菓子を味わったり、お土産を購入する楽しみもあるのです。
入場券は、毎年恒例の前売り券と当日券があり。
中には、予約販売にある店舗もあります。
1日分の当日入場券は、2,000円。
2日間入場できる割引券は、2,500円です。
前売り券は、時期によって1,500円と1,800円が用意されています。
2,000近くものお菓子が集まる大博覧会ですから、全てを1日で見てまわるのは大変。
2日入場券は、割引料金で効率よく会場を巡るのに便利な入場券です。
全国菓子大博覧会の楽しみ方
全国菓子大博覧会は、全体がお菓子のイベントなのですが、イベント舞台で行われるパフォーマンスがあったり、高校生による工芸菓子の展示があったり、様々な趣向が凝らされています。
お菓子の文化を知るコーナー、実際に各地のお菓子を試食したり購入できるコーナー、巧みの技が披露されているコーナーなど、いくら時間があっても見切れないほどの展示が用意されています。
全てを見てまわるのは至難の業ですから、1日で楽しむにはポイントを絞っておくのがおすすめ。
あらかじめ、公式サイトでどのゾーンを中心に見てまわるかをスケジューリングしておくとよいでしょう。
また、年に一回の品評会でもあることから、全国の菓子職人が伝統の技を披露する、お菓子の匠工芸館は見逃したくないところ。
二度と見られない工芸品のため、是非見ておくことをおすすめします。
行く前に確認!全国菓子大博覧会イベントポイント
全国菓子大博覧会は、3週間ほどにわたって開催されるイベントです。
毎日、異なるイベントが行われるため、見たいイベントはしっかりスケジュールを立てて訪れるのがポイント。
特に、舞台で行われるパフォーマンスなどは、希少なイベントです。
いつでも見られる展示とは異なりますから、興味のあるイベントは見ておきましょう。
お菓子の匠工芸館も、その年にしか見られないお菓子の工芸品が勢揃い。
100点以上の匠の技は、どれも見応えたっぷりです。
品評会が行われ、その中から賞を受賞するお菓子もあるため、覚えておくと、おいしいお菓子を探しているときに役立ちます。
旅行をしたときのお土産などにも、全国菓子大博覧会で賞を受賞したお菓子なら間違いなしですね。