年末になると、手帳のシーズンが到来して文具コーナーはにぎやかになります。
個性のある手帳やノートが並ぶ中、シンプルで大人びた印象をアピールしているのがイタリア製のモレスキンです。
ゴッホやピカソなども愛用していたというモレスキンは、現在復刻版が大人気。
ちょっとお高いけれど、高品質で頑丈、自由自在に使えるというのが人気の秘密です。
モレスキンの特徴や値段、バリエーション、使い方などについて紹介します。
モレスキンとは
モレスキンは、イタリアのモレスキン社が発売しているノートです。
一般的なノートスタイルから手帳など種類豊富で、シンプルなのにおしゃれなのが特徴です。
表紙が頑丈にできており、中の紙も品質がよいため、アウトドアなどで使用するにも重宝します。
表紙はどれもシンプルなワンカラーなのに、罫線のありなし、罫線のサイズや方眼、ページ数、サイズで種類を豊富に出しているモレスキンは、万国共通の人気。
ノートを楽しく使おうというブームのきっかけになったのも、モレスキンです。
文字をぎっしり書いたり、柄を描いたり、丈夫な紙質のため色をつけても長持ちしてくれるのがいいですね。
モレスキンのノートの人気な訳はその特徴
モレスキンのノートは、見た目が非常に素朴です。
赤や白、黒とワンカラーで地味なのにもかかわらず、人気がやまないのは、表紙や中身の紙の質が高いから。
表紙も厚紙タイプでガッシリしていて、粗雑に扱っても破れにくいのが特徴です。
表紙の手触りが好きというファンも、後を絶ちません。
紙製なのに、まるで皮革製品のようななめらかな手触りは、モレスキンならではです。
みっちり書き込んで、元の厚みの何倍もになるという人もいます。
書いたり、描いたり、貼り付けたりと、持つ人の個性が発揮されるノートです。
モレスキンのノートの値段やバリエーション
モレスキンは、比較的高価なノートです。
手帳なら納得のお値段でも、通常のノートとして見ると高すぎるかなと思えるほど。
ただし、一生もののノートと考えるとリーズナブルともいえます。
最初に、このノートはこんな風に使おうという意志を持って使い始める人も多いモレスキンですが、途中で挫折してしまっても問題ありません。
また数年後や数十年後に開いて使っても、十分に使い出があるのです。
紙質もそのくらいもってくれるほど高品質ですから、心配しなくて大丈夫。
むしろ、長く使うことを考えて買いたいノートなのです。
通常使われている100円程度のノートの10倍以上の価値があることを理解すれば、1,500円から2,000円、3,000円程度出しても文句の出ないのがモレスキンです。
ならもっと楽しいノートの使い方
モレスキンを使用し始めると、ノートを書くのが楽しくなってきます。
ノートにしようと何気なく買った人でも、モレスキンからノートの使い方を教わる人が多いのです。
どんなノートにするかは、使う人次第。
旅行の記録ノートにしたり、お料理のレシピノート、おいしいものレポート、日記、スケジュール帳として使用するのももちろんあり。
絵を描くノートとして、つまりスケッチブック代わりに使ってもよいのです。
ビジネス用に使うにも役立ちますし、アイディア帳としてバンバンメモしていくのにも便利です。
とにかく、自分の好きに使えるのが、モレスキンのいいところ。
そのために、罫線や方眼などを選べるようになっています。
罫線や方眼などがいらないという場合は、白紙タイプのモレスキンもそろっています。
ノートを書くことによって、発想が豊かになり、生活が楽しくなったという人も増えています。
世界中で長年受け継がれているモレスキンは、だからこそ人気が途切れないのでしょう。