日本はもともと湿度の高い国ですが、夏場などには特に湿気がこもる季節になります。
季節を問わず、家の中に湿気がこもりやすいのもカビなどの原因になりがちです。
除湿機が人気なのも、納得できます。
除湿機がないお宅でも、気軽に除湿や消臭ができるのが、シリカゲルシート。
ここでは、シリカゲルシートの効果や使い方、交換時期、おすすめのシリカゲルシートなどについて紹介します。
シリカゲルシートとは
お菓子や乾物などの食品の容器に、入っていることが多いシリカゲル。
乾燥剤のことですが、そんなシリカゲルがシートになったのがシリカゲルシートです。
吸湿と放湿の両方の性能を備えたシリカゲルシートは、単なるシートに見えて自動的に機能を切り替える仕組みが備わっている優れもの。
湿気をこもらせたくない場所やモノに使うことで、いつでもカラッと衛生的な環境を保持することができます。
シート状になっていることから、マットレスの下などに敷いて使う方法が話題になっているシリカゲルシート。
押し入れなどに布団をしまっておくときにも、重宝します。
シリカゲルシートの効果@除湿・消臭
シリカゲルシートは、除湿効果があるたけでなく湿気によって発するにおいを消す効果もあります。
また、シリカゲルシートによっては、吸湿に加えて放湿効果を備えているタイプもあり。
適度な湿度環境を保つことができる割に、電気を使わないのもメリットです。
シリカゲルシートの使い方
シリカゲルシートは、布団・ベットマット下・押入れに敷いて使うのが主流です。
湿気がこもりやすい場所に敷くだけで、湿度の多さを取り去ってくれるのが特徴。
いつも使っているマットレスとベッドの間に挟んでおくことでも、いつの間にかマットレスにカビが生えてしまったという事態を防げます。
カビは、いつの間にか発生してしまうもの。
常に除湿機をかけるのは電気代がバカになりませんから、シリカゲルシートを敷いておくだけで快適な湿度環境を保てるのは便利です。
マットレスなどを長持ちさせることにもつながり、経済効果バツグンですね。
シリカゲルシートはいつ変える?再利用できる?
シリカゲルシートは、何と半永久的に使用できるのも人気の秘密。
湿気がこもってきたかなと感じたら、天日干しをすることで再び除湿効果を発揮してくれます。
もともと、吸湿効果と放湿効果をしっかり備えているシリカゲルシートであれば、自動的にシートの状態が保たれるため、性能が落ちる心配があまりありません。
定期的に天日干しも行うよにすれば、さらに長持ちさせることができるでしょう。
半永久的に再利用ができるシリカゲルシートであれば、交換の必要はほとんどなくお得。
予備に1枚余分に用意しておけば、万が一のときに交換も可能です。
メーカーによって様々なシリカゲルシートが出ていますから、サイズや性能などが合うものを選ぶようにしましょう。
おすすめシリカゲルシートはこちら
ここで、おすすめのシリカゲルシートを紹介します。
西川のリビング 調湿シートは、シングル・セミダブル・ダブルと3種類のマットレスサイズに合わせて選べるシリカゲルシートです。
ブルーがピンク色になったところが、天日干しをするタイミング。
吸湿センサーによって色が変わるので、わかりやすくて便利です。
ニトリの除湿マットは、コップ2杯分もの水分を吸ってくれる優れもの。
洗濯機で洗えるのも便利で、ニトリ人気もあってヒットしています。
サイズはシングルとダブルのみで、色は西川製品より淡いブルー。
調湿センサーが中央部についていて、ピンク色になったら天日干しのタイミングです。
いずれも、天日に干すタイミングがわかりやすく、半永久的に繰り返し使えるのがいいですね。