鱈といえば、冬場に鍋に入れる魚として定番ですよね。
白身魚の中でもトップクラスの低カロリーで、なおかつ低脂肪高タンパク!ダイエット中のおかずにも、最適な食材です。味が淡泊なぶん、様々な調理法に活かせるのも便利です。和洋中どんな料理にも合うので、日本の食卓には欠かせませんね。
淡泊な味とはいっても、ダシのおいしさは抜群です。鱈チリなど、鱈と野菜などを鍋に投入して、後は塩で味をつけるだけでも極上のダシを味わえます。
消化が良い魚ですから、病院食にも利用されているほど胃腸にやさしいのも特徴の一つ。風邪を引いて具合が悪いときなどにも、重宝します。
冬場本場の鱈ですが、今では一年中手に入れることも可能です。
様々なレシピを覚えて、食卓に日常的に乗せたいですね。
鱈の栄養成分は?
鱈の栄養成分は、タンパク質だけに限りません。
実は、ビタミンやミネラルも驚くほど豊富な魚なのです。特に、ビタミンB12やビタミンDなどは貴重な栄養源。
- ビタミンB12は、代謝に関係するビタミンで、欠乏すると酵素の働きが悪くなるなどの影響が出てきます。
- ビタミンDは、カルシウムを吸収するときにも欠かせない成分です。
ミネラル類では、カリウム、カルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウム、リン、マンガン、セレンなど、幅広い種類を備えています。
淡泊そうに見えて、これほどの栄養を蓄えている魚は、貴重です。
鱈を食べると期待できる効果
鱈には、意外にも嬉しい美容・健康効果があるのです。
タンパク質が豊富なことから、美肌のためにも良いのは案外知られていません。免疫力を高めたり、眼精疲労の予防や骨粗鬆症の予防にも役立つというのも意外ではないでしょうか。
これらは全て、鱈に含まれる栄養成分の種類が豊富だから。そのうえ、脂肪分が少ないので、遠慮なく食べられます。かまぼこなどの加工製品にもよく利用されていますから、調理して食べられないときには加工品を利用するのもおすすめです。
鱈のおすすめダイエットレシピ
ここで、鱈のおすすめダイエットレシピを3選、紹介しましょう。
鱈のムニエル
1つめは、鱈のムニエルです。
鱈は淡泊な魚ですが、ムニエルにすると味や食感に変化がつきます。
小麦粉を米粉や他の雑穀の粉にしてみるのも、面白いでしょう。
ダイエット用には、薄く粉をまぶして、油を敷かずにテフロン加工のフライパンなどで焼くと、調理の際のカロリーも減らせます。
味付けは、塩コショウだけでも、醤油をひとたらしするだけでも最高のおいしさになります。
バルサミコ酢やトマトなどでソースを作ってみるのも、おしゃれです。
鱈の中華スープ
2つめは、鱈の中華スープです。
鱈チリでおなじみの鱈ですが、和風のだし味に飽きたら、中華味にしてみるとよいでしょう。
鶏ガラスープの素など、中華の風味をすぐに出せる市販品で味をつけると、あっという間に鱈の中華スープができますよ。
野菜類は、お好みで冷蔵庫にあるものを投入すればOKです。
鱈のキムチ鍋
3つめは、キムチ鍋です。
淡泊な味になりがちな鱈に、キムチをプラスすると刺激的な味に変身します。
具材には豆腐も入れて、熱い!辛い!旨い!の三拍子そろったキムチ鍋に挑戦してみてください。
キムチは発汗作用をもたらしてくれますし、体の内側から腸内環境にも良い影響を与えてくれます。
鱈のまとめ
様々な料理に利用しやすい鱈は、ダイエットにも重宝する食材です。
毎日食べても飽きないくらい、アレンジのバリエーションもしやすいのが鱈の良いところ。
食べないダイエットは卒業して、おいしく食べて成功するダイエットにチャレンジしましょう。
そのほうが、ダイエットの成功だけでなく、お肌の美しさなどにもつながり、自分に自信を持てるでしょう。