トマトに含まれる成分、リコピンの効果が注目され、トマト以上にリコピンが豊富だというトマトジュースに人気が集まっています。
特に効果的なのがダイエットということで、コンビニやスーパーには数多くの種類のトマトジュースが並ぶようになりましたよね。
ここでは、ホットトマトジュースの効果や飲むタイミング、簡単な作り方などをわかりやすく解説していきます!
ホットトマトジュースはどんな効果があるの?ダイエットに良い?
なぜトマトジュースのリコピンがダイエットに効果的かというと、リコピンには悪玉コレステロールを減少させたり、血糖値を下げる作用があるといわれているからです。
どちらも、脂肪を蓄積しにくくなる結果につながりそうです。
冷たいトマトジュースを飲んでもリコピン効果に期待できるのに、温めるともっとよいといわれているのは、温かくなるとリコピンの吸収率が4倍にも高まるからなのだとか。
今までトマトジュースをそのまま飲んでいた方は、温かいトマトジュースも試してみてはいかがでしょうか。
ホットトマトジュースっていつ飲むといいの?
美容や健康によい食べ物や飲み物は、いつ摂るかによって効果に差が出てくるといいます。
ホットトマトジュースの場合はといえば、夜説と朝説があります。
両極端でかえって迷うという人もいるかもしれませんが、どちらにもそれなりに良い効果が期待できるので、都合のよい時間帯を選ぶとよいでしょう。
夜ホットトマトジュースを飲むと?
成長ホルモンとリコピンとの組み合わせに期待できるといいます。
睡眠中には最も多くの成長ホルモンが分泌されるといわれるため、ホットトマトジュースでリコピンをたっぷり吸収しておけば、全身にエネルギーが行き渡りそうです。
朝ホットトマトジュースを飲むと?
排泄の時間帯にトマトに含まれる食物繊維を多く摂れることから、お通じがよくなるそうです。
どちらも気になるという方は、両方試してみるのもよいかもしれません。
どう違う?ホットトマトジュース@ホットとコールドの違い
ホットトマトジュースとコールドトマトジュースの違いは、吸収率の高さが圧倒的です。
栄養はただ食べたり飲んだりすれば吸収されるとは限らず、より吸収されやすい方法で飲食するのが効率的です。
トマトジュースの場合は、冷たいままよりも温かいほうが吸収率が高まるというのですから、目的が栄養摂取なら温かいほうを選びたいところです。
ただ、冷たいトマトジュースはのど越しがよく、飲みやすいと感じる人もいるでしょう。
栄養の吸収率は少し下がるとはいえ、冷たいほうがよいという人はそのまま飲んでもそれなりにリコピンなどの栄養素を摂取できます。
ホットトマトジュースの作り方
ホットトマトジュースの作り方は、とても簡単です。
作り方というほどのことでもなく、電子レンジでチンすればよいだけです。
電子レンジが使えない環境にいるときは、鍋でトマトジュースを温めたり、それも無理な場合はなるべくトマトジュースを常温に戻してから飲むようにするとよいでしょう。
トマトジュースを温めるなんて、飲むのに抵抗がありそうと思う方は、スープだと思えば意外といけます。
そのためには、塩やこしょうなどで適度に味を付けると、よりおいしくなりますよ。
ホットトマトジュースにオリーブオイルを加えてみよう
ホットトマトジュースに加えるとよい調味料として、オリーブオイルもおすすめです。
まるでイタリアンのような組み合わせですが、トマトとオリーブオイルの組み合わせは相性がよいのです。
トマトに含まれるリコピンは、油に溶けだしやすい性質があり、オリーブオイルと一緒に摂るとさらに吸収率がよくなるようです。
そもそも、オリーブオイルにはαリノール酸が多く含まれており、血液サラサラ作用があるといわれていますから、トマトと一緒に飲むことでさらに嬉しい効果に期待できそうですね。