かつては、コンロの下などにセッティングされていることも多かった魚焼きグリル。
ただ、便利そうに見えて、案外使わないという人も多いのが実情のようです。
もったいないのでたまにパンを焼いたりしているという人もいるようですが、火力の調節が難しいのもネックです。
そこで人気が出始めているのが、魚焼きグリルパン。
備え付けの魚焼きグリルのように、底が波状になっていて余分な油が落ちてくれるのが特徴。
それでいて、フライパンのような形状なので、どんな調理にも重宝します。
コンロにかけて使えるので、通常の調理と同じようにフライパン代わりにするとよいでしょう。
ガスもIHも両方使えるタイプが出ているので、家庭によって使い分けしやすいですね。
魚焼きグリルパンはガスもIHも使用可能？
魚焼きグリルパンは、メーカーにもよりますが、最近の住まい事情にも合わせてガスとIH両用タイプが多くなっています。
もちろん、ガスしか使わないというご家庭の場合は、ガス専用の魚焼きグリルパンを選んでもよいでしょう。
ただし、ガスかIHかどちらか用としか注意書きがない魚焼きグリルパンは、使えるほうの調理方法でのみ使うのが無難です。
フライパンがダメになるだけでなく、万が一事故が起きたら取り返しがつかないためです。
魚焼きグリルパンで臭いや煙が出ずに魚がこんがり焼ける！
魚焼きグリルパンのメリットといえば、臭いや煙をあまり気にせずに魚を上手に焼けること。
また、掃除が楽なのも、コンロに備え付けの魚焼きグリルとは勝手が違いますね。
フライパンの形態ですから、調理が終わったら他の鍋類と同様に洗えば後始末完了です。
その点、コンロタイプの魚焼きグリルは、グリル部分を取り外すのに手間がかかることもあるでしょう。
臭いや煙は、コンロタイプでも十分に注意して設計されていますが、魚焼きグリルパンがフライパン状であることを思えば、何の心配もなく魚を通常のパンで焼けるのは便利です。
しっかりフタができるようになっているため、フタを外さなければ調理中に臭いや煙が立ち込めるなんてことにもなりません。
フタは透明になっていることが多いため、焼き加減を目視しやすいのもいいですね。
魚焼きグリルパンの活用術！こんな料理もつくっちゃお!知っ得料理
魚を焼かないから、魚焼きグリルパンは不要という方もいるでしょう。
でも、魚焼きグリルパンがあると、通常のフライパンでお肉を焼くよりこんがりジューシーに仕上がるのをご存じでしょうか？
また、余分な脂が自然に落ちるので、ヘルシーに調理できます。
意外に多いのが、パンを焼いているという人。
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また、野菜をグリルして、即席マリネを作るという人も少なくありません。
ちょうどよい焼き目がついて、しかもこんがり香ばしく仕上がるのがポイント。
目玉焼きや納豆など、トッピングして焼くトーストにも便利です。
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お肉部門では、ローストチキンなどがおすすめ。
外側がカリカリに仕上がるので、香ばしくて病みつきになります。
魚焼きグリルパンのおすすめ5選
ニトリ 魚焼きグリルパン
ガス火/IH両用で、お手入れ簡単内面フッ素加工。強化ガラスの蓋付きで中身が見えるので魚の焼き加減が一目でわかります。
アイリスオーヤマ 赤外線ロースター
使いやすさを第一に考え、デザインと機能を兼ね備えられたアイリスオーヤマのグリルパン。直火、IH対応。余分な脂を落とすことができ、ヘルシー調理が可能です。
オークス UCHICOOK グリルインロースター
高さ5cmのスリムな形で、家庭で簡単にダッチオーブン調理ができます。メディアで紹介され、芸能人も御用達のグリルインロースターです。
STAUB ピュア グリル
山形に刻まれた溝が食材に美しい焼き目を付け、余分な油分を落とし、おいしく仕上がります。黒マットエマイユ加工で焦げ付きにくくし、熱伝導・保湿性が高いフランス製のグリルパンです。
アサヒ軽金属 スペースパン
魚焼きだけでなく、揚げ物やグラタンなど100以上のレシピが作れます。スペースパンなら網に直接触れず、こびりつきも脂垂れの心配もいりません。
種類豊富な魚焼きグリルパンの失敗しない選び方
いくつものメーカーから売りに出されている、魚焼きグリルパン。通販で購入できるものも多く、1つは欲しくなる人が増えています。
選び方のポイントは、まずどんな形がよいかということ。
魚焼きグリルパンには、横長タイプや丸型、四角型など様々な形があります。魚を焼くなら横長タイプが重宝しそうですが、他の調理のことも考えて選ぶとよいでしょう。
また、フタが透明かどうかも重要です。
大抵の魚焼きグリルパンは透明なフタが付いていますが、中にはそうでないものもあります。
透明でないと中の調理加減がわからないため、どうしても何度かフタを開けなければならなくなります。
すると臭いや煙が噴出して、コンロの魚焼きグリルのほうがよかったということになりかねません。
最後の1点は、どの調理方法に使えるかということ。ガス用なのかIH用なのかは、重要です。
できれば、両用にして、将来的に台所の機能を変更したときでも対応できるようにしておきたいものです。
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