おいしいスイーツは一年中食べたいものですよね。
和菓子もおいしくて止まらなくなりますが、更に海外のお菓子はまた違った幸せを味わえます。
最近注目を浴びているお菓子が、「ガトーインビジブル」なんです。
名前からはどんなものか想像がつきませんが、いったいどのようなものなんでしょうか。
ここでは、ガトーインビジブルのレシピもお教えしちゃいます!
ガトーインビジブルとは
この春、フランスから上陸したスイーツ界の新星が、ガトーインビジブルです。
ガトーはフランス語で焼き菓子のこと、インビジブルは英語で目に見えないという意味。
つまり、ガトーインビジブルは、目に見えないお菓子ということになります。
どういうこと?と思うかもしれませんが、その秘密は、中に入っているものが見えないというというところにあるのです。
ガトーインビジブルを切ってみると、生ミルクレープのような見た目。
普通においしそうと思える断面ですが、実は何も入っていなさそうで、その層はたっぷりのフルーツや野菜で出来ているのです。
生地はほんの少ししか使っていないお菓子ですから、フルーツなどがどれほど使われていることか、想像するととても不思議。
見た目は生地しかないようなのに、食べてみるとフルーティーでたまらないお菓子なのです。
ガトーインビジブルの重ねて入っている果物
ガトーインビジブルに入っているフルーツは、りんごなどの生地と同化する色の種類が多いようです。
桃などを使ってみても、いいかもしれませんね。
見た目、ハッキリわかってしまいますが、色のついたチェリーなどをアクセントに入れるガトーインビジブルもあり。
洋ナシやバナナなども、生地に上手く隠れてくれる、ガトーインビジブルにピッタリのフルーツです。
失敗しないガトーインビジブルのポイント
ガトーインビジブルを上手に仕上げるコツは、断面をいかにきれいにするか。
ということで、フルーツを薄くスライスするのが基本だと心得ておきましょう。
包丁でスライスするのに自信がない場合は、スライサーでスライスすればOK。
また、生地は少な目にして、色の薄いフルーツをたっぷり使うのもポイント。
生地が多いと、食べたときにもったりした感じになってしまいます。
食感も、しっとり、軽い感じに仕上がると、大成功です。
生地が少ないので、オーブンで焼く時間も少なくて済みます。
中はしっとりと仕上げたいので、半生な感じになるようにチャレンジしてみてください。
簡単ガトーインビジブルの作り方
ガトーインビジブルの作り方は、ビックリするほど簡単です。
ご飯を作る片手間にもできてしまうくらいなので、毎日作りたくなってしまうかも。
まずは、土台となる生地を用意しておきます。
卵、砂糖、小麦粉、牛乳、バターを順番にボウルに入れて、泡立て器で混ぜていきます。
いってみれば、クレープやパンケーキの生地と同様です。
ガトーインビジブルの場合、生地はほんの少しでよいので、たくさん作り過ぎないようにしましょう。
次に、フルーツをスライスしていきます。
りんごでも洋ナシでもバナナでも、極薄にスライスするのがポイント。
包丁でも、スライサーを使ってもOKです。
皮はむいておいたほうが、生地に隠れてくれて、きれいに仕上がります。
パウンド型に、生地をからめたフルーツスライスを流し込んだら、あとはオーブンで焼けば出来上がりです。
ガトーインビジブルに入れて美味しい果物や野菜
ガトーインビジブルの定番中の定番レシピといえば、リンゴを使ったガトーインビジブルです。
シナモンを加えて風味にアクセントをつけたり、トップにナッツを乗せたりと、いろいろ工夫されています。
季節には、洋ナシや桃をスライスして使ってみるのもいいですね。
バナナなら、最もリーズナブルに、一年中いつでも作れます。
生地をキャラメル風味にしてみるのも、アイディアです。
少し色がついてしまいますが、キウイフルーツやマンゴーなどを使っても、トロピカルな風味になっておすすめです。
野菜の場合は、どうしても色がついてしまいがち。
ホワイトアスパラなどなら、上手い具合に、生地に隠れてくれそうです。