コンブチャは、体の中にたまった不要な老廃物を効率よく排出するのに便利と人気が出ています。
栄養成分が豊富に含まれている商品もあり、健康にも美容にもよいと話題です。ただ、市販のコンブチャは値段が高いから迷っているという方もいるでしょう。
そこでここでは、手作りのコンブチャについて、作り方やおすすめの飲み方、注意点、簡単レシピなどを紹介します。
自宅で簡単にコンブチャを作れる方法!
コンブチャは、材料キットを利用して簡単に作ることができます。もちろん、自分で材料を一から用意して作ることも可能です。
種菌と好みのお茶、糖類と水さえあれば、あとは保存容器の中で発酵させればコンブチャが完成します。人気のあるコンブチャレシピの中から、おすすめの作り方を紹介しましょう。
材料
種菌1個、紅茶など好みのお茶適量(好みの濃度によって、量を加減。ティーバッグなら、1~2個)、砂糖40g、水500cc
作り方
鍋に水と茶葉(ティーバッグでもOK)、砂糖を入れて2分ほど沸騰させたら火を止めます。
お茶を常温になるまで冷ましたら、茶葉かティーバッグを取り除いて消毒しておいた保存容器に移してください。
コンブチャの種菌を保存容器に入れたら、ペーパーナプキンかふきんでフタをして冷暗所においておきます。
1週間くらいは静かにそのまま置いておき、容器を揺らさないように気を付けましょう。
一度味見をするために、5日目くらいに容器を開けてストローで少し液体を抽出します。液体が甘いだけなら、まだ発酵しきっていない証拠です。
フルーティーな酸味が出てくれば、出来上がりです。夏場は1週間くらいで出来上がりますが、冬場はもう少し時間がかかるときもあります。
茶こしでコンブチャをこしたら、冷蔵庫で保存してください。次の培養のために、100ccほどとっておくのもOKです。
手作りコンブチャおすすめの飲み方!
手作りのコンブチャは、飲み方にも気をつけておいしく利用しましょう。夏場は、作ってから5日ほどしたら飲んでもいいくらいに仕上がります。
環境などにもよりますから、味見はしてみることをおすすめします。冬場は室温も低いため、もう少し発酵に時間がかかることが多いでしょう。
出来上がってからは、夏でも冬でも必ず冷蔵保存するようにしてください。
コンブチャは、ストレートで飲んでもおいしいドリンクです。ストレートだと濃いと感じたら、水や炭酸水で割ってもおいしくいただけます。
特に夏場は、ソーダで割るとスカッとしたさわやかさを堪能できます。少し味を変えたいと思ったら、果汁を加えてみるのもよいでしょう。
ヨーグルトドリンクや豆乳と割るのも、ヘルシーです。お酒が好きな方なら、アルコールと割ってみるとフルーツカクテルのように楽しめます。
ただし、一度にたくさん飲みすぎないように気を付けてください。飲むだけでなく、ヨーグルトやアイスにかけて味わうのもよいでしょう。
コンブチャを自宅で作る場合の注意点!
コンブチャを手作りするときは、失敗しないように注意する必要があります。ここでは、コンブチャを手作りするときの注意点についてチェックしておきましょう。
ガラス瓶は必ず消毒!
コンブチャを作り始める前には、保存容器となるガラス瓶を熱湯消毒しておきましょう。
熱湯にかけても、割れないような耐熱ガラスの容器を選ぶことも大切です。こうすることによって、コンブチャを作るときに余計な雑菌が入るのを防ぐこともできます。
湿気・日光のあたる場所には置かない!
コンブチャを容器に移し替えてから保存するときは、直射日光のあたらない場所を選んでください。
また、湿気の多い場所もよくありません。カビが発生してしまう恐れがありますから、特に夏場は危険です。
夏場以外でも、油断するとカビや腐敗が起きてしまうリスクがあります。年間を通して、コンブチャを保存するときには冷蔵庫に入れておくようにしましょう。
コンブチャの簡単レシピをご紹介!
コンブチャを手作りしたら、そのまま飲むのもよいのですが、アレンジレシピを楽しんでみるのもよいでしょう。
コンブチャは発酵ドリンクですから、熱を加えたり冷凍してしまうとせっかくの菌が働いてくれないかもしれません。
なるべく液体のままでアレンジするとなると、コンブチャをフルーツパンチのようにしてみるのがおすすめです。早速、レシピを紹介しましょう。
コンブチャ・フルーツパンチ
材料
コンブチャ250cc、水250cc、お好みのフルーツ適量
作り方
1. お好みのフルーツを食べやすい大きさにカットしておきます。コンブチャの中に沈めてしまうフルーツと飾りとして上のほうに浮かべるフルーツとで、カットの仕方を変えてみるのもよいでしょう。
2. 手作りのコンブチャに水を加えて、カットしたフルーツを加えたら、冷やして出来上がりです。コンブチャについている甘みとフルーツの甘みとで十分に糖分が含まれていますが、甘みが足りないと感じたらハチミツやシロップでさらに甘みをつけてもOKです。ただし、糖分のとりすぎには注意してください。