あらかじめ用意された地図をもとに、チェックポイントを時間内にまわって、いかに高得点を取れるかを競い合うのが、フォトロゲイニングです。
複数名と組んで競うチーム戦であり、チェックポイントでは見本にならった写真を撮ります。
チェックポイントごとに設定された得点が異なり、どのチェックポイントをまわるかでも、結果が違ってくるのです。
たくさんチェックポイントをまわって得点を集めるか、得点の高いチェックポイントを効率よくまわるか、チームが知恵を出し合いながら進めるのも、楽しいゲームです。
フォトロゲイニングの面白さ@運動しながらの楽しみ
フォトロゲイニングの面白さは、人によって感じ方が異なります。
体を動かしながら、脳も使って、全身フル回転のいい運動になるというのも一つの楽しみです。
チーム戦となることから、チームワークが生まれることも、普段なかなか得られない機会だと感じる人がいるでしょう。
フォトロゲイニングでは、地域のお店などがチェックポイントとなることもあります。
そのため、お店の人とコミュニケーションを取れるといったメリットもあるのです。
自然や歴史、食体験などに触れることができるのも、楽しみの一つ。
歩いて移動することが多いため、交通費がかからないという点に魅力を感じる人もいるでしょう。
作戦を練り、ゴールで大きな達成感を得る人が多いのも事実です。
フォトロゲイニングのルール
フォトロゲイニングは、1回が2時間以上のイベントです。
大会当日になるまで地図が配布されないため、事前にチェックポイントの撮影をすることはできず、また事前に撮影することは禁止です。
撮影に使用するカメラは、1チームにつき1台で、得点の集計も1台のカメラにて行われます。
チーム人数は、2~5名。
チーム編成は、男性、女性、家族、ベテラン、初心者など、可能な限りミックスされます。
参加者の移動は、基本的に徒歩かランニングです。
イベントのゴールに30分以上遅刻した場合は失格など、かなり厳しいルールもあります。
フォトロゲイニング中に、ごみを残さない、私有地や立ち入り禁止区域に入ってはいけないなどのルールも守らなければなりません。
その他にも、かなり細かいルールが、フォトロゲイニングには設定されています。
フォトロゲイニングやってみたい!参加の仕方
フォトロゲイニングは、一般社団法人の日本フォトロゲイニング協会でもイベントを推進しています。
全国的な大会情報も、逐一アナウンスされていますから、公式サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。
他にも、地域ごとにフォトロゲイニングイベントが開催されていることもあります。
地元のイベント情報に、敏感になってみるのもよいかもしれません。
フォトロゲイニングの大会は、それぞれに参加申し込みの方法が異なります。
なかには、初心者に向けて、講習会を兼ねた大会が行われることもありますから、参加を検討してみてください。
一回でも参加してみると、向き不向きがわかり、参加すればするほどフォトロゲイニングに慣れてきます。
フォトロゲイニングに必要な持ち物や格好
フォトロゲイニングは、徒歩やランニングでチェックポイントを移動するイベントです。
イベントごとにチェックポイントをまわる範囲は異なるものの、2時間以上の屋外イベントに参加するわけですから、活動しやすい服装で出掛けるのが基本です。
天候が良いときばかりとは限りませんから、寒さや暑さに負けないこと、そして脱水症状を防ぐために、飲料水を持っていくことは忘れないようにしまし
ょう。
多くの参加者は、リュックなどの両手を空かせることができるバッグを用意していきます。
地図は1人1枚持ち歩くことになり、コンパスを使ったりすることもあるため、手をふさいでしまうようなバッグは控えたほうがよいでしょう。