本場アメリカでは、500種類近くにもおよぶバリエーションがあるという、リラクゼーションドリンク。
一見、エナジードリンクのようでいて、飲んでみると全く異なる中身なのが、リラクゼーションドリンクの持ち味です。
リラクゼーションドリンクというと、一休みしたいときのための癒しドリンクのように思う人が多いかもしれません。
しかし、実はリラクゼーションドリンクは、休憩するためではなく、ひらめき力や集中力を得るために飲まれています。
というのも、心身がリラックスしているときこそ、ひらめく力がわいてくると考えられているからです。
リラクゼーションドリンクの成分は?
グラスに注いでみると、プチプチはじける炭酸がかわいいサイダーのようにも見えるリラクゼーションドリンク。
ほんのり甘みがついているので、とても飲みやすく、一気にリラックスしてくるような感じもします。
気になる成分には、グリシンやテアニンの他、カモミールなどのハーブの一種が含まれていることもあります。
リラクゼーションドリンクの種類によっても異なりますが、ノンカフェインであるのも特徴的です。
グリシンはアミノ酸の一種で、睡眠の質を高めるといわれています。
一方、テアニンもアミノ酸の一種で、お茶などに含まれている成分です。
やはり睡眠改善やリラックスなどによく、グリシンと組み合わさることでダブルの効果に期待できます。
リラクゼーションドリンクの効果はリラックスなのですが、リラックスによって集中力が引き出されることもあるのをご存じでしょうか?
集中力には、緊張から生み出されるタイプとリラクゼーションから生み出されるタイプがあります。
後者は、α波を出すことによってもたらされる集中などとも表現されます。
β波を出す緊張した集中よりも集中力が長続きするといい、体力が続く限り、集中できるともいわれているのです。
このアルファ波を出す集中をもたらしてくれる期待があるのが、リラクゼーションドリンクなのです。
リラクゼーションドリンクのおすすめ!
ここで、リラクゼーションドリンクのおすすめを3選、紹介しましょう。
アメリカ製のCHILL OUT
ノンカフェインでグルテンもフリーなのは、昨今の風潮に合っていますね。
おまけに、着色料不使用、保存料不使用、人工甘味料まで不使用、香料不使用と、何拍子も揃った健康はドリンクです。
含まれている成分は、ビタミン類と葉酸、ヘンプシード(麻の実)、ペパーミント、GABA(ギャバ)、カムカム、アスパラガス抽出物、キウイフルーツ
果汁、ライム果汁などなど。
果汁感を感じられる仕上がりなのが、ヘルシーです。
スウェーデン製のNOA
ボトルがおしゃれで可愛いこちらは、ローソンのこだわり店舗であるナチュラルローソンで購入できるリラクゼーションドリンクです。
RE:LAX
ノンカフェインで、リラックス作用のあるハーブの一種、カミツレ(カモミール)エキスが配合されているのが特長です。
フルーティーな味わいで、女性好みなのも嬉しいですね。
リラクゼーションドリンクとエナジードリンクの違い
リラクゼーションドリンクとエナジードリンクは、明らかに異なります。
いってみれば、エナジードリンクは緊張型の集中力をもたらしてくれるドリンク。
リラクゼーションドリンクは、リラックス型の集中力をもたらしてくれるドリンクです。
カフェインが入っているか、いないかでも大きな違いがあります。
カフェインが入っているエナジードリンクは、興奮をもたらす力もあります。
そのため、寝る前に飲むには不向きで、日中にやる気を出すために飲みたいドリンクです。
逆にリラクゼーションドリンクは、ノンカフェインで寝る前にも飲めるタイプ。
むしろ、寝る前に飲むことで、眠りの質を高めてくれるような成分が含まれているのが特長です。
リラクゼーションドリンクはおいしい?
リラクゼーションドリンクはメーカーの製品によっても異なりますが、エナジードリンクの刺激をもう少しやわらげたような風味をしています。
炭酸もエナジードリンクほどには強烈でなく、微炭酸でほんのり甘みがついているものが多いのです。
おいしく飲めるサイダーといった風味ですが、寝る前に飲む場合は飲んだ後に歯磨きをするのを忘れないようにしましょう。