最近、スーパーなどでも市販されるようになった大豆ミートをご存じでしょうか?
大豆を使ったお肉の代用品で、食感はまるでお肉なことから、自然食派以外の人にも注目され始めています。
もともとは、マクロビオティックやベジタリアン用に活用されていた大豆ミート。
プロが特別な加工法で作らないとお目にかかれない味と思われてきましたが、いまや家庭でも簡単に調理できる食材として進化しました。
大豆ミートは原料が大豆ですから、良質な植物性たんぱく質がとれます。
カロリーもお肉よりは低いことから、ダイエットにも最適。
それでいて、しっかり食べ応えもあり、満腹感も十分に得られます。低脂質で、生活習慣病の予防や改善にもおすすめです。
市販で買える!大豆ミートのおすすめ3選
市販の大豆ミートで、おすすめを3選紹介します。
マイセンのまるっきりお肉
1つめは、マイセンのまるっきりお肉です。ミンチタイプとフィレタイプがあり、大豆の他に残留農薬ゼロの玄米が使われています。
とてもヘルシーで、ご飯なしでも玄米の栄養で腹持ちバッチリです。
マルコメの大豆のお肉
2つめは、マルコメの大豆のお肉です。タイプは、ミンチ、フィレ、ブロックの3種類。
こちらの特徴は、乾燥タイプではなく、生タイプでレトルト食品となっているところ。
しかも下味がついているので、面倒な下処理は一切なしで調理に使えます。
かるなぁの大豆まるごとミート
3つめは、かるなぁの大豆まるごとミートです。
大豆100%の食品で、ミンチ、フィレ、ブロック、スライス、手羽先、小エビなど種類が豊富です。
ベジタリアン向けの食品ですから、形を手羽先やエビなどに似せることで、動物性食品を食べない人にも食の楽しみを広げようと工夫しています。
女性に嬉しい!大豆ミートの栄養や効果
大豆ミートは、健康にも美容にも向いている食材です。
低脂質で高たんぱくなことの他に、食物繊維やビタミンB群が豊富というメリットもあります。
栄養成分としては、他にもミネラルや大豆イソフラボン、サポニン、レシチンといった美容にも嬉しい成分が豊富。
特に、女性には、女性ホルモンによく似た働きをしてくれる大豆イソフラボンに期待できます。
また、サポニンが豊富に含まれることから、抗酸化作用による疲労回復にも役立ちます。
最近、集中力が低下ぎみという方にも、大豆ミートはおすすめです。
血行をよくしてくれるので、貧血や冷えの防止にも効果的。
食物繊維が多いことから便秘対策に、ミネラル効果でむくみの解消にもよいでしょう。
更年期の諸症状やホルモンバランスの乱れに悩んでいる方も、大豆ミートを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
大豆ミートの調理方法
大豆ミートは、乾燥した状態で市販されています。
一見、ビーフジャーキーのような見た目ですが、お湯で茹でてから水洗いして、炒めたり揚げたりすると、まるでお肉の食感です。
クセのある風味もなく、とてもおいしく味わえますよ。
大豆ミートの良いところは、保存も長くきくというところ。
生の食品ではないため、長期間保存しつつ、もどしては使うことができます。
大豆ミートのおすすめレシピ
ここで、大豆ミートのおすすめレシピを紹介しましょう。
1つめは、ミンチを使ったレシピです。大豆ミートをもどしてから、包丁で細かくたたくかミキサーですりつぶし、ハンバーグやかぼちゃのそぼろ煮などに活用してみてください。ハンバーグにするほどの量がないというときは、豆腐などを混ぜてみるとさらにヘルシーになります。
もとからミンチタイプで販売されている大豆ミートを使うのも、便利です。
フィレタイプは、薄切り肉のようなスタイルで乾燥された大豆ミートです。こちらも、もどしてから生姜焼きや酢豚、唐揚げなどにするとおいしいです。
特に唐揚げは、お肉じゃないとは思えないほどの絶品ですから、お試しあれ。
ブロックタイプも、唐揚げに適しています。また、カレーなどの煮込み料理に使うのもおすすめです。