学生時代の体力テストを思い出す、踏み台昇降運動。
誰にでも簡単にできる踏み台昇降運動が、今ダイエットによいとして話題になっています。
特に下半身の筋肉を鍛える部分やせに効果的とされ、いつでも気軽に始められるのも踏み台昇降運動のメリットです。
踏み台昇降運動の効果ややり方、組み合わせたいストレッチ、効果的な時間や回数などについて紹介します。
踏み台昇降運動とは
踏み台昇降運動は、ちょうど踏み台くらいの高さの台に足を乗せたり下ろしたりする運動です。
学生時代の体力テストなどで、誰でも一度は体験したことがあるでしょう。
階段を一段上っては降りるような繰り返しの動きですから、誰にでも簡単に行えるのも特徴です。
そんな踏み台昇降運動が、日常的に行える運動として注目されています。
特に、下半身を鍛えるのによいとされ、ダイエットの部分やせにも効果的だといわれています。
ジョギングやウォーキングなど、外に出てする運動は続かないという人にも、家の中でいつでもできる踏み台昇降運動なら続けていけるのではないでしょうか。
踏み台昇降運動の運動効果@下半身の筋トレ・ダイエット
踏み台昇降運動は、下半身を鍛えるのによいとされています。
全身運動でもあることから、健康全体のためにも役立ちます。
下半身やせにも効果的といわれ、脚全体の筋肉を引き締めて美脚を作れると話題になっています。
方法を覚えなければならない体操などは、習慣づけるまでに時間がかかったりするもの。
その点、階段を上り下りするような動きをするだけの踏み台昇降運動は、頭を使わずに無心に行えるのが取り組みやすいです。
ながらでも行いやすい運動ですから、踏み台さえあればテレビを見ながらでも毎日続けることができます。
踏み台昇降運動の高さややり方
踏み台昇降運動で気を付けたいのが、踏み台の高さです。
あまり高すぎても脚を上げるのが大変ですし、低くても効果が出にくいもの。
理想的な高さは、10~20cmが目安だと思っておくとよいでしょう。
その間で、自分なりにちょうどよい高さを調節してみてください。
踏み台は、雑誌を重ねるなどでもよいのですが、安定性が悪いと気になって連続しての運動がしにくくなります。
できれば、きちんとした踏み台を用意することをおすすめします。
踏み台昇降運動の前後にするべきストレッチ
踏み台昇降運動の前後には、体を柔軟にするためのストレッチをすることをおすすめします。
踏み台昇降をする時間自体を短縮するためにも、ストレッチは有効。
事前のストレッチでは体を柔らかくして怪我を防ぐと同時に、脂肪燃焼効果を高めてくれます。
事後のストレッチでは、筋肉疲労を軽減させるためのマッサージ的に行うことが大切。
いきなり踏み台昇降運動をスタートして終了するよりも、前後のストレッチを行ったほうが効果的です。
軽く屈伸をしたり、足首を回したりするだけでもよいので、ストレッチを取り入れることをおすすめします。
効果を上げたい人に!踏み台昇降運動をする時間や回数
踏み台昇降運動の効果をよりアップするためには、目安としておきたい時間があります。
効果的といわれているのは、朝と夜に30分間ずつ行うこと。
これはかなりの運動量に思えますが、脂肪燃焼がスタートするのが運動を始めて20分後くらいからだということを考えると、妥当だといえるのです。
ただし、踏み台昇降運動だけで30分はキツイという場合は、ストレッチを組み合わせて合計30分の運動にするのもよいでしょう。
回数は、心拍数が上がり過ぎない程度にするのがおすすめ。
1秒に1つの動き、つまり1段上り、1秒に1段降りるといった具合に、無理のないように進めるようにしてください。