ひとくちにボイストレーニングといっても、発声方法や基礎的なことから応用的なことまで幅広くあります。
そんなボイストレーニングは、ある年代の方に人気を集めているようなんです!
いったいそれはなぜなのでしょうか?
ボイストレーニングとは?
ボイストレーニングというと、歌を歌う人や司会をする人が受けるトレーニングのようなイメージが持たれてきました。
ところが最近では、一般の人でも、歌や司会などを目的としないボイストレーニングに注目しています。
理由は、更年期ごろから声が出にくくなり、声がかすれるといった症状が出ることがあるのに関係しています。
これは、声帯の老化からきていること。
声のかすれは、老けたイメージを持たれます。
若々しい声を出すトレーニングをすることで、人に与えるイメージがよくなり、自分でもイキイキしてくるのがわかります。
ボイストレーニングをする効果
老化による声がれを防ぐには、加湿が効果的。
それと同時に、ボイストレーニングすることで、声帯を閉じる力を鍛えることができます。
使っていない声帯は、どんどん閉じてくるもの。
若いときには問題なく高い声を出せたのに、年をとってカラオケに行ったら全然声が出なかったというのも、老化現象のせいかもしれません。
若々しい声を取り戻すには、ボイストレーニングをするのがおすすめです。
聞き取りやすい声は、何かと得します。
若々しいイメージを出すだけでなく、気持ちのよいコミュニケーションをとれるのもメリットです。
ボイストレーニングで声帯を鍛えるコツと方法
ボイストレーニングで声帯をきたえるには、コツがあります。
まず、発声練習方法は、プロから教わるのも一つの方法です。
自分の発声のどこに問題があるのか、どのように訓練すればよいのかをわかりやすく教えてもらえるうえに、上達しているかどうかもわかるのがポイント。
プロの発声方法を学べば、怖いものはなくなります。
発声方法以外では、加湿をするのが声帯をきたえることにつながります。
加湿器でのどをうるおしたり、マスクで保護したり、水分補給をこまめに行うことが良い方法です。
ボイストレーニング@自宅編
加湿
自宅でボイストレーニングをするときにも、加湿は効果的です。
加湿器を使ったり、空気が悪そうなところ、乾燥しているところではマスクで保護するのがおすすめです。
水分補給もこまめに行っておくと、いつでものどが快適な調子を保てます。
カラオケ
発声練習では、カラオケが手軽です。
最近では、高齢者でも1人でカラオケに行く人が増えていますから、どんな年代の人でも遠慮なく行きたいときに1人でも練習に行くとよいでしょう。
詩吟
公園などで、朝、詩吟を詠んでいる人もいます。
あまり若い人では見られませんが、朗々と詩吟を詠むのは、カラオケで歌うのとはまた違った効果を得られます。
音痴解消プログラム
音痴解消プログラムに通うのも、効果的。
音痴ではない人には無駄なトレーニングになるかもしれませんが、音痴を解消しながら発声のトレーニングも兼ねられるのは一石二鳥です。
スマホアプリ
スマホのアプリでも、ボイストレーニングができる種類があります。
自宅でもどこでも、気軽に1人で独学できるのがメリットです。
ボイストレーニング@ボーカルスクール編
ボーカルスクールでボイストレーニングを学ぶのは、先生がついているという安心感があります。
ポイントを絞って教えてもらえることから、上達が飛躍的に伸びる人も少なくありません。
先生の発声を常に聴くことができるので、モチベーションが途切れにくいのもポイントです。
ボーカルスクールの平均予算
ボイストレーニングをボーカルスクールで受ける場合、平均予算はどのくらいの相場なのでしょうか。
相場は、地域によっても、異なります。
都心部では月謝が高くなるのも当然で、月に2~3回のレッスンで15,000円くらいが相場。
1回あたりのレッスン料は、5,000~6,000円といったところでしょうか。
都会でも、大阪になるともう少し平均相場が安くなってきます。
マンツーマンでは料金が高くなるものの、グループレッスンがあるボーカルスクールもあります。
こちらは、料金が抑えめになるため、予算重視でいく場合は検討してみるとよいでしょう。