どんな女性にとっても、美脚は永遠の憧れですよね。
ですが、美脚ダイエットほど難しいことはありません。
エステに行ってすら、思ったほど効果が出ないことがわかり、愕然としたりします。
こうなったら脂肪吸引しかないと思っても、費用が高額過ぎたり、手術や後遺症が怖いという人もいます。
また、美脚というのは、足のぜい肉やむくみが取れればOKというものでもありません。脚がすらりとまっすぐであることも、美脚の条件です。
そのためには、骨盤から整ったボディが必要なのです。
そこで注目されているのが、脚縛り。
文字にするとちょっと怖いようなイメージですが、文字通り脚を縛ることで整体効果を狙う方法です。
実は脚縛りとは70年以上の歴史を持つ整体法だそうで、にわかに出てきたブームの美脚法とは一線を画しています。
脚縛りの効果は?ダイエットや骨盤のゆがみ直しに最適
脚縛りの効果は、簡単にいえば骨盤の歪みを正して下半身をスラリとさせることです。
しかも、血行がよくなって温まるということで、冷えを改善するのも効果的です。
O脚などに悩んでいる人の中には、昔やったことがある!と思い出す方もいるかもしれません。
膝上と膝下、足首の3ヶ所を縛るのが本格的な脚縛りの方法です。
膝上といっても、太ももの上のほうを縛ることになるので、一番上は骨盤に近い位置になるでしょうか。
こうして3点を縛り、就寝するわけなのですが、人によっては脚を縛っていることでよく眠れない、途中で苦しくなって起きてしまうということもあるでしょう。
そんな方は、自宅でくつろいでいるときなどに、脚縛りをしてみるのがよいかもしれません。
1時間も脚縛りをしていると、全身の血行がよくなってきて、足の先にまで血液が行き届きやすくなるといいます。
脚や骨盤が曲がっている人の場合、最初は辛いかもしれませんが、無理せず少しの時間から始めてみてください。
脚縛りのやり方@どのくらい縛る?縛り方は?
脚縛りは、割ときつめに脚を縛ることになります。
骨が歪んでいればいるほど、脚を縛るとキツイと感じるでしょう。
だからといってゆる過ぎず、またキツく縛り過ぎるのもよくありません。
血行を止めてしまうほどキツく縛れば、本末転倒です。
縛る紐は、タオルでもよいですし、マジックテープが付いた市販のテーピンググッズ、ネクタイなどでもOKです。
もちろんちょうどよい長さと硬さの紐があればよいのですが、なかなか見つからないかもしれません。
細すぎる紐ですと、血行を止めてしまう可能性がありますから、注意しておきましょう。
脚縛りの心配を解決!痛さや血行への影響
脚縛りなんてしたら、血行が悪くなるんじゃないの?と心配する方もいるかもしれません。
実際、間違った方法で脚縛りをすると、脚に痛みが走ったり、血行を止めてしまいかねません。
キツすぎず緩すぎずの加減は、何度もやりながら自分なりの加減をつかむようにしてください。
脚縛りをしてから脚や足先が冷たくなってきたということになったら、すぐに紐をゆるめましょう。
血が止まってしまっている可能性があります。
また、もともとO脚やX脚の人は、脚縛りをすると脚の骨や膝が当たって痛みを感じるかもしれません。
そんなときは、脚の間にタオルなどを挟んでから脚縛りをすると、痛みを解消できます。
いずれにしても、脚縛りをしていて我慢できないほどに痛みや違和感を感じるようであれば、すぐに中止したり紐をゆるめたりしましょう。
紐の加減は難しいのですが、脚の形によっても違ってくるので、自分で加減を調節しながら覚えるのが一番です。
因みに、脚縛りは座って行うのもよいといいます。
ただし、座っているときに脚縛りをしているのを忘れて、急に立ち上がろうとして転倒しないように気を付けてくださいね。