ギーと聞いてすぐにあれかと思い浮かべられる人は、インド料理通かもしれません。
ギーって何?食べ物?ケア用オイル?
ギーとは、アーユルヴェーダに使われる美容オイルでもあり、バターから作られるため食用にもされています。
日本では、タレントのローラさんがニキビ改善に使ったと絶賛していたことから、ブームに火がつきました。
バターから作るというと、美容に使って大丈夫?と心配する方もいるかもしれません。
ギーの作り方は、無塩バターからタンパク質、糖質、水分を除去すればOK。
精製バターとも呼ばれ、インドではカレーをはじめとした料理に広く使われています。
ギーの成分が効果あり!消化を助け便秘解消
ギーには炎症を抑える効果があるとされ、また便秘解消にもよいとされています。
オリーブオイルなどにも便秘解消の効果があるといわれていますから、ギーに同じ効果があっても不思議ではありませんね。
アーユルヴェーダでは、精神が落ち着く作用を利用することもあります。
視力にも効果があり、アーユルヴェーダのトリートメントを受けると、目にとろとろとギーを流される施術もあるくらいです。
ビタミンAやビタミンEが豊富なギーですから、肌に良いのは想像がつきますね。
スタミナ回復や免疫力を高めるためにも活用され、万能に近いようなイメージもあります。
ギーの使い方@食べるはもちろんスキンケアにも
ギーは、食用としては普通にオイルとして何にでも利用可能です。
インドではカレーを調理するとき、ナンを焼くときなど、幅広く用いられています。
ただ、臭いにクセがあると感じる人もいて、食用にするには味見をしたほうがよいかもしれませんね。
スキンケアに用いるときは、セルフケアでなら使う量に注意したほうがよいでしょう。
過剰に用いると体内に脂肪がたまってしまうとされるオイルですから、ニキビを改善しようと使ったら逆効果になってしまったという可能性もあります。
個人差もありますから、まずは少しずつ使ってみるのがよいでしょう。
炎症を鎮める作用があり、インドでは傷口の治療などにも用いられているといいます。
しわ対策に塗ってみるのも、保湿効果がでてよいでしょう。
ギーを買うならおすすめはこれ!
ギーイージー(GHEE EASY)
ギ―イージーは、オランダのオーガニック農場で放牧されている、牧草牛から摂取した高級バターを使用しています。
炒め物やロースト、バターやオイルに使うと、健康を促進して、免疫システムを強化するなどの効果が得られます。
国内産 阿蘇の手作りギー
在庫が追いついていないほどの大人気商品。イギリスの皇室御用達の希少で貴重な、ジャージー牛乳を贅沢に使って、若返りの
バターとされるギーを作ったのが、この「手作りギー」です。
味は比較的バターの味に近いので、はじめて召し上がる方にも食べやすくなっています。
Purity Farms オーガニックギー
伝統的なインドの手法を使って、牧草栽培の牛から生まれたオーガニックのバターを使い、美味しいギーが出来ました。
さらに、非遺伝子組み換え、無塩、USDA認定オーガニック使用、このように様々なこだわりを持って作られています。
料理、ベーキングやソテーなどに合わせていただくことをおススメします。
アハラ ラーサ オーガニック ギー Ghee
楽天ランキングで1位を獲得した今話題の商品です。
アメリカ・ポーランドで職人が丁寧に作りあげる、5千年のアーユルヴェーダが生んだスーパーオイルです。
グラスフェッド&オーガニックの「ギー」で、美と健康をサポートしてくれるオイルとしても、注目を集めています。
ギー ピュア アムール
インドを中心とした、南アジアで古くから作られていて、食用に用いるバターオイルの一種を使って作られました使用品です。
濃厚目なギーなんですが、そのまま食べても全くクドくなく、独特のギーの香りで食欲をそそいます。
ちょっと心配ギーは高カロリー@注意したいのは摂り方
ギーは、もともとはバターですから、カロリーが高いのが気になります。
アーユルヴェーダでも摂り過ぎは肥満につながるとされ、インドの裕福な人には肥満している人が多いことからも食べ過ぎなように注意したほうがよいでしょう。
といっても、日本の食生活に取り入れるのであれば、それほど摂り過ぎに心配することはないでしょうか。
パンに塗ったり、カレーを作るときの材料炒めに使ってみるのが、まずは挑戦しやすいでしょう。
サラダのドレッシングに使ってみても、いつものとは風味が異なってよいかもしれません。
ギーは作れる!買わずにすむその方法
ギーは市販のものも手に入りますが、それよりも簡単なのは手作りすることです。
市販のギーが手に入るといっても、地域によっては全く見たことがないということもあるでしょう。
わざわざ海外製の高級食料品を扱う店に行ってギーを求めるのも大変ですから、手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
材料は、無塩バターを用意するだけ。
ですが、道具類はいろいろ使いますので、あらかじめ用意して取り掛かるとよいでしょう。
鍋、木べら、ボール、ざる、キッチンペーパー、保存容器があると便利です。
- 無塩バター300gを鍋に入れて弱火で溶かし、泡が出てきて水分が蒸発してきたら、アクを取り除きながらそのまま火にかけてください。
- しばらくするとなべ底にオイルが金色になって沈殿してきます。
- 焦がさないうちに火を止めて、ボールにざるとキッチンペーパーを置いたら、油を漉してください。
- 金色のギーが出来上がったら、保存容器に移して完成です。
保存容器は、よく消毒しておくようにしましょう。