快適な眠りをもたらしてくれる寝具の中でも、枕は意外に見落とされがちな重要ポイントです。
枕の素材や硬さ、高さなどを選ぶと、快適に眠れるだけでなく、姿勢や肩こりの改善などにもつながるといいます。
頭の下に置く枕に限らず、腰枕や足枕などもあります。
背中枕とはどんな枕?
最近、話題になっているのが、背中枕。
背中にあてることで、首や背中、肩、腰のコリなどが改善されるという枕です。
猫背やいびきの対策にもなるということから、幅広い人に注目されています。
背中枕の使い方
背中枕の使い方は、商品にもよりますが、基本は背中をもたせかけて使います。
寝ながら使ってもよいですし、椅子などに座った状態で背中の後ろに置いてみるのもよいでしょう。
ただし、背中枕の硬さや高さによっては、背中や腰が痛くなってしまう可能性があります。
そんなときは、背中枕の高さを調節したり、ぐっすり寝込まないで20分くらい横になるときに使用してみるとよいでしょう。
ときには、数分でも刺激が強いこともあります。
その場合は、ひざを曲げて横になってみると、楽になります。
ドライブしているときに、背中枕をしてみても快適ですよ。
背中枕の効果で猫背やいびきが改善
いびきを改善するためには、横向きで寝るのがよいという対策法をご存じでしょうか。
同様に、背中枕を使って寝ると、いびきが改善されるという説があります。
理由は、いびきの原因となる舌の落ち込みを仰向けにならないことによって防げるから。
いびきをかいていると、周囲の人が迷惑なだけでなく、本人の目覚めも悪くなります。
せっかく睡眠をとったはずが、かえって疲れてしまうのでは意味がありませんよね。
横向きになって、背中を支えてくれる枕は、いびき防止に頼りになります。
猫背の改善にも、背中枕はおすすめです。
ダイエットにも?背中枕のストレッチが効く
背中枕でストレッチをすると、ダイエットにも効果的です。
背中には脂肪燃焼を促進するポイントがあり、積極的に動かすことによって基礎代謝が上昇してきます。
つまり、無理なダイエットをしなくても、体が自然に痩せ体質になってくるというわけです。
背中枕を使用してのストレッチは、背中枕を背中の後ろに置いて肩甲骨あたりを刺激すればOKです。
肩甲骨まわりが温まっていると、代謝がよくなってきます。
腕を動かせるようであれば、上に上げたり横に水平に伸ばしたりするストレッチを軽く行うと、さらに脂肪燃焼に効果的です。
また、背中枕を骨盤のあたりに置いて寝ると、ウエストが驚くほど細くなるというダイエット方法も話題になっています。
骨盤の歪みを寝ている間に改善できたら、これほど楽なことはありません。
背中枕と兼用にできるタイプであれば、一石二鳥ですね。
背中枕を買うならコレ!代用ならこの方法
背中枕や代用品になるものを紹介します。
お医者さんの背中ストレッチクッション
背中枕というと、どうしても寝るための枕というイメージがつきまといます。
そのため、眠るとき用の枕は頭にあてたいという概念から出ることができずに、敬遠してしまう人もいるかもしれません。
その点、背中ストレッチクッションは、クッションとしていつでも気軽に使用できるのがメリットです。
医学博士が監修したこちらは、眠るときに使っても、リラックスしたいときに使ってもOKです。
三河木綿 背中枕
三河木綿 背中枕は、逆Yの字になった、不思議な形の枕です。
背骨と骨盤を支えるような形ですが、柔らかすぎず硬すぎずの木綿の素材が心地よく、毎日使いたくなります。
眠べえ
眠べえは、いびき対策用まくらとして開発された背中枕です。
いびきの治療をしている耳鼻咽喉科でも、背中枕を推奨しているところが多いもの。
ぐっすり眠れたという口コミも多い背中枕は、背中枕の中でもパイオニア的な存在です。
タオルを丸めて背中にあてる
タオルを丸めて背中にあてるのも、代用としておすすめの方法です。
こちらは、高さに気を付けて使用してみてください。